金と銀の輝きをもつ美しいインク! ジャック・エルバン『アニバーサリーインク350 アトランティスグリーン 』

インク沼さん必見! 美しい輝きをプラスした特別なインク!

 

パリ生まれのシーリングワックスとインクの老舗ブランド「メゾン・エルバン」。創業350周年を記念して作られた『ジャック・エルバン アニバーサリーインク350』は、金と銀の微粒子が含まれるとても美しいインク。その魅力についてご紹介しよう。

 

創業350年を祝う特別なインク

クオバディス・ジャパン株式会社(東京都世田谷区)が取り扱うジャック・エルバンから、創立350周年を記念した『アニバーサリーインク350 アトランティスグリーン 』(50ml・希望小売価格 税抜3,400円・発売中)が発売された。

 

「アニバーサリーインク350」はシリーズ初となる金・銀の微粒子入り!

すでに発売されている「アニバーサリーインク1670」に含む金の微粒子と、「アニバーサリーインク1798」に含む銀の微粒子の両方の微粒子を含む特別なコレクションなのだ。

カラーはアトランティスグリーン。

この色はエルバンのインクを愛するファンにより、インターネット投票で決定されたもの。

投票で選ばれただけあり、引き込まれそうな魅力のあるオシャレな色合い。

深緑の闇の中、混ざり合う金と銀の微粒子が激しく輝き、特別な風景をつくりだす。その色はかつて存在されたとされる伝説の島、アトランティスの豊かな緑を想起させているのだ。

 

光が差し込むとキラリと上品にインクが輝く美しさ

クリスマスが近いので「メリークリスマス」のメッセージ。

さっそく、ガラスペンやつけペン、万年筆などで筆記してみよう。

金・銀の微粒子はボトルの底に沈殿するので、使う前にインク瓶をよく振るのがポイント。

落ち着き感のある深緑色は、年代や性別問わず使いやすいカラー。

一見すると単色のように感じられるのだが、光の加減によりキラリと金や銀が繊細に輝く。とても美しいインクだ。

インクで書いた文字をアップ。

インクのたまり方や乾き方により、輝く微粒子の色が代わり絶妙なきらめき感が得られる。太く書くと微粒子の質感がよりわかりやすいから、イラストにもおすすめ。

ホリデーシーズンのギフトカードなどの筆記に使うことで、とてもエレガントな印象に。

大切な人へのバースデーカードなんかにも最適!

カードを送った相手も、きらめく微粒子の魅力に引き込まれるに違いない。

 

シマーリングインクブームの火付け役「アニバーサリーインク」

「アニバーサリーインク」シリーズは、メゾン・エルバン創業の年、1670年を記念して作られた「アニバーサリーインク1670」と4代目ジャック・エルバンがパリの中心地で本格的なインクの量産を開始した年、1798年を記念してつくられた「アニバーサリーインク1798」があり、金・銀の微粒子でそれぞれ色が違うのだ。

金の微粒子を含む「アニバーサリーインク1670」は、全部で5色。

左から

  • ストーム グレー
  • オーシャン ブルー
  • ヘマタイト レッド
  • エメラルド チボー
  • キャロブ キプロス

 

こちらは、光の加減によりゴールドに輝く。重厚感がありゴージャスな印象を与えてくれるインク。

銀の微粒子を含む「アニバーサリーインク1798」は全部で3色。

左から

  • カイヤナイト ネパール
  • カーネリアン エジプト
  • アメジスト ウラル

 

こちらは、光の加減でシルバーに輝く。エレガントさがあり、澄んだ美しさのあるインク。インクの色と微粒子の色の組み合わせで見え方が変わるので、全色そろえたくなってしまう。

カリグラファー、イラストレーター、芸術家を虜にするジャック・エルバンの『アニバーサリーインク350』。近年、日本でも「インク沼」という言葉が誕生するほどのインクブーム。確かにこれは、一度使ったらハマって、抜け出せなくなりそうだ…!

万年筆やガラスペンなどで、自分の手で書くことを楽しむ時に必要となるインクは、自分らしさを表現できる色だけでなく、インク瓶の美しさなどもこだわりたいもの。

 

そんな特別なインクを求めている人にぜひ手に取ってもらいたいのが、このジャック・エルバン『アニバーサリーインク350』だ。

キラキラと輝くシマーリングインクは、絵を描く画材としても注目を浴びているそう。

この美しいインクで、もっとインク沼を深めてみては?

 

ジャック・エルバン『アニバーサリーインク350』は、公式サイトをはじめ、全国の文具雑貨店、書店などで発売中。

 

 

公式サイトはこちら

記者

蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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