【キャロブ 特集】チョコのようでチョコじゃない!今流行りのキャロブでヘルシーに【ダイエット】

 

チョコレートに代わる健康食品キャロブ。豊富な食物繊維、ノンカフェイン、低カロリー、低GIなどの特徴から、ヘルシーな生活を過ごしたい女性たちの間で話題となっている食品だ。今回は『キャロブ特集』と称して、キャロブを使ったチョコレート風お菓子アリサン『ビーガンキャロブバンジョーベア』マツモトキヨシ『チョコみたいなキャロブキューブ』を紹介する。

 

 

ツイッターの投稿数も右肩上がり!キャロブっていったい何?

キャロブ(carob)という植物をご存じだろうか。日本では「いなご豆」と呼ばれる地中海地方原産のマメ科の植物のことで、ビタミンやミネラル、食物繊維などを豊富に含んだ健康食品として知られている。そのポテンシャルの高さから、サステイナブル(持続可能)次世代フードとして注目されている食品だ。

キャロブ。こんなのなのに味はチョコ!

果肉自体に甘味があり、カカオに似た風味を出せるのもキャロブの特徴で、これを生かしたキャロブチョコレートなどが作られている。むろん、カカオではないので多少の違いはあるようだが、かなり好評な味わいのようだ。

 

また、ノンカフェイン、低カロリー、低GIであることからチョコレートの代わりに食べる人も多く、ここ数年で日本でブームの兆しを見せておりツイッターなどで投稿数が右肩上がりで上昇している。

 

今回はキャロブチョコレートの中から、アリサン『ビーガンキャロブバンジョーベア』マツモトキヨシ『チョコみたいなキャロブキューブ』を入手したので、それぞれの味わいについて食レポをしてみよう。

 

アリサン『ビーガンキャロブバンジョーベア』

オーガニック・ベジタリアン・サステナブルな食品を輸入・販売するアリサン有限会社(埼玉県日高市)の『ビーガンキャロブバンジョーベア』(15g・希望小売価格 税抜270円・2020年1月6日発売)は、南オーストラリア発のチョコレートブランド「The Carob Kitchen(キャロブキッチン)」の新作。

左『ビーガンキャロブバンジョーベア』、右『同 ココナッツ』

人工合成添加物はもちろん、乳を使用していないビーガン対応製品(動物性原料不使用)である。さらに砂糖・グルテン・パームオイル・大豆・カフェインを使わない健康を意識したい人にぴったりの商品だ。

フレーバー違いで2種類発売されているので、まずは青い服を着た『ビーガンキャロブバンジョーベア』から実食。袋を開けるとキャロブベアがひょこっと顔を出す。

1個あたりのエネルギーは87kcal、糖質は約5.2g

香りは柑橘系のピールを配合したような少し酸味がかった印象。

立体造形に可愛らしい笑顔。ごめんねと言いながらパキっと一口。キャロブチョコレートは初めて食べるが、かなりチョコレートに近い風味で驚かされる。砂糖が使われていない分確かに甘さは控えめだが、ビター系のチョコレートと比べると甘め。香りで感じたように、柑橘系のフレーバーが少し入っているようなそんな印象だ。

紫の服を着たベアは『ビーガンキャロブバンジョーベア ココナッツ』。こちらも柑橘系のような香りがする大人向けの仕立て。

1個あたりのエネルギーは89kcal、糖質は約5.1g

基本的な味わいは先ほどと同じだが、中に白い繊維のココナッツが入っているので食感に少しアクセントが加わっている。そのためか、比較的あっさりとした感覚なので量を食べたいときや飲み物がないときでも食べやすい印象だ。

どちらもココアバター、キャロブパウダー、アーモンドなどを練り上げて作られているためか、若干粉っぽさを感じるが、十分に美味しく食べられる味わい。1個で税抜270円と少しお高めだが、食べ応えは抜群。

 

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マツモトキヨシ『チョコみたいなキャロブキューブ』

続いては、株式会社マツモトキヨシホールディングス(千葉県松戸市)の『チョコみたいなキャロブキューブ』(40g・希望小売価格 税込298円・発売中)を実食。同社のプライベートブランドとして開発されたこの商品は、妊婦の方でも食べられるノンカフェインお菓子として作られた。

チョコレートはカカオやココアバターなどカフェインを豊富に含んでおり、カフェインNGの妊婦が食べるには難しい。そこでチョコレートに似たキャロブに注目し、新たな手法を用いてチョコレートに近い風味や味わいを再現したのが本商品というわけ。

パッケージは非常にシンプルながら丁寧なデザイン。薬剤師・管理栄養士などの専門家が推奨する「matsukiyo LAB」ブランドのロゴマークも箔印刷で高級感が出ている。

1袋あたりのエネルギーは239.6kcal、糖質は約18.7g

先ほどとは全く違う黒糖のような香り。

口に入れて仰天。非常に滑らかな口当たりに驚かされた。口を動かすとスッと噛める柔らかさは生チョコのようなクオリティだ。粉っぽさもなくストレスなく食べられる。

砂糖を使っているが、ハチミツのような濃厚な甘さが主体の味。一般的なチョコレートで想像する味よりもかなり甘いのでここは好みが分かれそうだが、甘いもの好きには刺さりそう。

 

全国のマツモトキヨシグループ店舗(一部店舗を除く)にて発売中。

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このおいしさでダイエットに向いた健康食品というなら文句なしでしょ!

チョコレートと全く同じ! と言い切るにはまだまだ隔たりはあるが、口に入れたときの風味や食感はチョコレートに迫るクオリティだった。甘さや味わいの工夫次第ではさらにチョコレートに近づけそうだ。

 

ノンカフェイン、低カロリー、低GIでこのおいしさなら文句なし。チョコレートを食べたいけど我慢をしているのなら、今すぐキャロブに助けを求めてみてほしい。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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