【セブン限定】麺にニンニク/ショウガを練り込んだ『日清 濃くてうまいTANMEN/同 MISO』がヤバうまだった!!

にんにく・しょうが練り込み麺という衝撃!

 

カップ麺は濃厚であればあるほどいい。そんなジャンキー好きの言葉をそのまま映したようなカップ麺がセブン&アイ・ホールディングスより新発売! 『日清 濃くてうまいTANMEN/同 MISO』は、濃厚スープかつ麺にも旨味を練り込んだヤミツキ必至の一杯だ。そのヤバすぎる味をいざ実食!

 

製造元は日清食品。安定の美味しさが期待できそう

この度セブン&アイ・ホールディングス限定で発売される『日清 濃くてうまいTANMEN/同 MISO』(各77gうち麺60g・希望小売価格 税抜148円・2020年6月22日発売)は、練り込み麺とスープの濃厚さにこだわったカップ麺。ありそうでなかった新たな価値を目指した新商品だ。

開発元の日清食品は皆様ご存じのカップヌードルを製造・販売する業界の先導者。無論、練り込み麺などは過去に幾度も製品化しており、折り紙付きの技術力を持っている。記者も何度か同社の練り込み麺の商品を食べたことがあるが、風味がプラスされてとても美味しかった記憶がある。

 

しかも今回は薬味の中でもとりわけ人気の高いにんにくと生姜を麺に練り込んだ期待大の新作。その味、さっそく確かめてみよう。

 

ガーリック練り込み麺使用『日清 濃くてうまいTANMEN』

まずは『日清 濃くてうまいTANMEN』を実食。野菜とチキンの旨味を抽出した塩系のスープが楽しめるタンメンとなっており、麺にガーリックを練り込んでやみつき度をアップしているようだ。

パッケージは野菜をイメージさせる緑色。背景には“ガーリック砲”や“お前に食わせるタンメンがここにある”など、個性的な言葉が並んでいる。中二病のようなセリフが多いところを見ると、考えるのはさぞ楽しかっただろう。

お湯を入れて3分。最近のカップ麺では珍しく別添の小袋などはないので待つだけでOK。

1食あたりのエネルギーは324kcal、糖質は約51.6g

ふたを開けると、出汁の優しい香りがお出迎え。ニンニク臭さはないので職場でも食べられそうだ。

塩タンメンというとあっさりとした印象なのだが、野菜やチキンの旨みがこれでもかと言わんばかりに出ている。さらにガーリックの粒が入ったことで風味に厚みが加わり、まさに“濃くてうまいタンメン”といえる味わいに仕上がっているのだ。

注目の麺だが、確かにガーリックぽさがあるような感じは受けるがスープが濃すぎてしっかりとは分からないのが正直なところ。スープを極力減らして麺だけで食べるとかすかに風味や旨味を感じる気がするが……ごくわずか。実質的な違いはあまり分からなかった。

ガーリックの粒が底に沈みがちなのでしっかりと混ぜよう

とはいえ、スープとの相性は抜群で油揚げめんがしっかりと絡まって存分に旨味を味わうことができる。塩味をベースにガーリックで底上げされたような濃厚さを堪能できるのは間違いない。

見た目はいたって普通の細麺

また、かやくは表面を覆いつくすほどの大ボリューム。キャベツ、味付豚肉、にんじん、きくらげなど食感も楽しめる要素がてんこ盛りでカップ麺としての完成度も高い。

透き通るようなスープ。出汁がたっぷりと出ていて旨い

 

ジンジャー練り込み麺使用『日清 濃くてうまいMISO』

続いては『日清 濃くてうまいMISO』を実食。赤味噌と白味噌をブレンドした濃厚味噌スープをベースに、麺にはジンジャーを練り込むことで風味をしっかりと感じられるようになっている。

パッケージは赤味噌らしいオレンジ色。こちらも背景に様々なキャッチフレーズ(?)が書かれており、見ているだけで結構楽しい。ちなみに記者のお気に入りは“シンプル、それ故に難しい”という開発者の苦労を感じる一言。

味噌の深みとジンジャーならではのスーッと爽やかさがブレンドされた独特の香り。

1食あたりのエネルギーは337kcal、糖質は約50.1g

初めにスープを飲んでみると、期待通りの味わい。赤と白のシンプルに仕上げられた濃厚味噌スープにジンジャーの刺激が加わったことで、食べ終わった後には口の中をリセットするような爽快感を与えてくれる。

味付豚肉多め

さらに『日清 濃くてうまいMISO』ならではのジンジャーチップが入っているのも嬉しいポイント。味噌ラーメンは食べているとその塩辛さからくどくなりがちだが、噛むたびにピリッと刺激を与えてくれるから気にせず最後まで一気に食べられる。

麺はカップヌードルと同じちぢれた平麺(油揚げ麺)。期待を胸に食べてみたのだが、やはりこちらもスープが濃厚すぎるためか普通の麺との大きな違いはあまり感じられなかった。集中すれば存在感を感じる気がするが、自信はない。

具材はキャベツ、味付豚肉、人参、コーン、ねぎ、しょうがと豊富なラインナップ。こちらもたくさん入っているから箸休めも兼ねて美味しく食べることができた。ジンジャーチップが底にたまりがちなので定期的に混ぜるのをおすすめする。

こちらも見た目には普通の平麺

ちなみに、以前「カップヌードル 味噌」(希望小売価格 税抜180円)を食べたことがあるが、味わいとしてはかなり似た印象。あちらもジンジャーが使った刺激のあるスープだが、ジンジャーチップや具材の豊富さ、値段などを考えるとこちらの方がお得かもしれない。

 

濃くて旨いから問題なし!

『日清 濃くてうまいTANMEN/同 MISO』は共にスープが濃すぎるためか、練り込み麺の風味や味わいを感じ取ることはできなかった。しかし、その旨味たっぷりのスープは満足の一言に尽きる。この濃厚さは他ではなかなか味わえないクオリティだ。

 

全国のセブン&アイグループ各店(セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークベニマル等) で発売中。

 

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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