【ハンドメイド】針と糸は使わない!『裁ほう上手® スティック』で手作りマスクを作ろう

針と糸を使わずにマスクが作れる!

 

マスクを手作りしたい気持ちはあっても、お裁縫が苦手で針と糸を使う時点でもう無理…そんな人もたくさんいるはず。でも、『裁ほう上手® スティック』を使えば裁縫をしなくても手作りマスクが作れてしまう! 布用の接着剤なので、のりで貼り合わせていくような感覚で布マスクが作れるという。これならお裁縫が苦手な人でも作れるはず。早速、針と糸を使わないマスク作りをやってみよう!

 

布同士を強力にくっつける布専用の接着剤

コニシ株式会社(大阪市中央区) 『裁ほう上手® スティック』(6ml・参考小売価格 税抜330円・発売中)は、布をくっつけることが出来る布用接着剤。ズボンやスカートのスソ上げやお直しなどに使え、外出先でほつれを発見した時にもすぐに修繕できてかなり便利!

 

布用の接着剤ということだけあり、ポーチなどの小物も針と糸なしで作れてしまう。

強力接着だから、一度くっついてしまえば簡単には剥がれないのもいいところ。

洗濯やドライクリーニングをしても接着力が保たれるのには驚きだ。布同士を接着する時にアイロンをかける必要がないので、スティックのりのようにスイスイと簡単に塗れる。

 

針と糸は必要なし! 縫わずにマスクをハンドメイド!

『裁ほう上手® スティック』を使えば、手作り布マスクも簡単。

針と糸を一切使わずに作れてしまうのは、裁縫が苦手な人にはうれしいところ。今回はプリーツマスクを作ってみよう。

用意するものは以下の通り。

材料

  • 裁ほう上手® スティック 1本
  • 布(約48㎝×約17㎝) 1枚
  • マスク用ゴム紐 約30㎝×2本

 

その他、あると便利な道具

  • 裁ち鋏
  • 印をつけるためのチャコペン
  • 定規
  • 洗濯ばさみ
  • 布に折り目をつけるためのアイロン

 

『裁ほう上手® スティック』を塗って貼り合わせるだけだから簡単

プリーツマスクに必要なのは、長方形の布1枚だけ。

布は約48×17㎝に裁断

まずは裏面を上にして置き、上下1㎝を折り込んで跡をしっかりとつける。この時にアイロンを使って折り目をつけると仕上がりが綺麗。

折った部分(ピンクで印をつけた部分)に接着剤を塗って貼り合わせる。生地の両面に接着剤を満遍なく、はみ出さないように塗るのがポイントだ。

『裁ほう上手® スティック』は、スティックタイプだから手が汚れないのが嬉しい。

手でしっかりと押さえつけるようにして布を貼り合わせていく。ちなみに、完全に接着するには24時間必要。

続いて、右端から5㎝のところで折り返す。

折り目を付けたら一度開き、折り返した部分に接着剤を塗って、もう一度布を折り返して貼り合わせる。

左側の布が右側の布の上に1㎝重なるようにして、上下を接着剤で貼りつけよう。

貼り合わせていない方の面を表にする。

上から5㎝、下から3㎝のところに印をつけ、1㎝幅で折りこんでプリーツを作っていく。折り目を綺麗につけたい時はアイロンを使ってみるといいかも。

両端のプリーツの間を1つずつ接着剤でとめる。表側ができたら、裏側からも同様にとめよう。

生地にやや厚みが出るので、プリーツの部分を洗濯ばさみでとめておくと作りやすい!

次は、マスク紐を通す部分を作っていこう。

両サイドを1㎝折って、さらに1㎝折りこむ。きっちり作りたい方は、ここもアイロンで折り目をつけることで綺麗に仕上がる。

折った布の間にゴムを通した状態で、1㎝の折り込み部分と貼り合わせる面の両側に接着剤を塗って貼る。

接着剤で貼り合わせた部分は、洗濯ばさみやクリップなどでしっかりと固定しよう。

ここまで出来たら、固定したまま24時間乾燥させる。制作にかかった作業時間は約30分くらいだったが、慣れてくればもっと早く作れそうだ。

丸1日経った次の日、ゴムを結ぶ。結び目はゴムを回して布の中に入れたら完成。

出来上がりの寸法目安:タテ10㎝×横17㎝

針と糸を一切使わずに、布のプリーツマスクが作れた!

 

綺麗に仕上げるには塗る量と貼り付け方がポイント

プリーツの細かな部分もこの通り。綺麗に貼り付いており、見た目は縫った時と変わらない仕上がりだ。

『裁ほう上手® スティック』を塗る時のコツがある。

まずは、キレイに貼り合わせることがポイント。接着のためにアイロンする必要はないが、綺麗な折り目をつけたい時はやはりアイロンを使った方が良い。

接着する生地の両方に塗るのがポイントだが、接着剤がはみ出したりしてしまうと仕上がりが汚くなってしまうので注意して。

貼り合わせた部分は、ちょっとやそっとでは剥がれない。

生地の厚みや種類によって塗布量は変わってくるので、その辺りは自分なりに工夫をした方が良いかも。接着剤がはみ出した部分は白くなってしまうことがあるので、黒などの濃い色の生地で作るときは細部に注意しよう。

お裁縫が苦手な人も、折り紙を折るような感覚で気軽に作ってみて。

 

『裁ほう上手® スティック』は、水には強いが漂白剤(塩素系・酸素系)へ長時間漬け込むことによりはがれる場合もあるので、洗濯する場合は手洗いでやさしく洗うことをおすすめする。

ちなみに貼り合わせた時のまま固まるので、綺麗に仕上げたければ、とにかくズレたりしないようにぴったりと貼り合わせていくと良い。縫えばすぐに使えるお裁縫とは違って、接着剤を乾燥させる時間があるのを忘れずに。

今回作ったサイズは、女性や子供にはやや大きめの仕上がり。

いろいろ作って、自分の顔にフィットするようにゴム紐を調節して使ってみよう。

 

お気に入りの布で、自分にぴったりの1枚を作ってみよう

布マスクも、使い捨てマスクも、これからは臨機応変に使い分けていきたい時代。

好きな柄や布を使って作れば、お気に入りの1枚が自分で作れるはず。お裁縫は苦手だけど、手作りマスクを作ってみたいと思っている人はぜひ試してみて。

今回作ったプリーツマスクの、詳しい作り方と注意事項は公式サイトにも掲載中。

 

その他にも、プリーツマスクガーゼ付、立体マスク、マスクケースの作り方などいろいろなマスクのレシピを掲載中。どれも針と糸は使わず『裁ほう上手® スティック』で作れるものとなっているので、挑戦してみよう。

 

公式サイトはこちら

記者

蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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