キャラバン『C1_02S LIMITED COLOR 2020』登山靴購入で、最大100万円の傷害保険に無償で加入できる! 外出自粛の今、登山の安全対策もしっかり考えて準備しよう!

 

日本の老舗登山靴メーカー キャラバンは、業界で初めて登山靴に傷害保険を付帯して発売したことでも話題となった。今回は、そんな同社の代表的登山靴の2020年限定カラー『C1_02S LIMITED COLOR 2020』に、その傷害保険が付けられ発売されるというので、さっそくサービス内容と商品をチェックしてみよう。

 

捜索救援費用にも最大100万円が支払われる!

年明けから世界を混乱に落とし入れているコロナ禍。2020年は人類にとって予測不能の年になっている。こうした不測の事態に備えるのが「保険」だとすれば、登山行為も常に不測の事態に備えることが必須であり、この保険付きの登山靴が発売されることに、記者は偶然ではない必然性を感じる。

この2足が「C1_02S」の2020年限定カラーバージョンだ。

今回、傷害保険付帯の対象となる商品は、株式会社キャラバン(東京都豊島区)の登山靴『C1_02S LIMITED COLOR 2020』(22.5~30㎝・希望小売価格 税抜 15,500円・発売中)。どちらも2020年の限定カラーで、左がオリーブ、右がサンドである。従来の色に比べアースカラーを用いたナチュラルに履けるイメージを特徴にしており、登山だけでなく、キャンプ等のアウトドアや、野外イベントなどにも違和感なく使える色彩となっている。

 

この登山靴を購入し、同梱されている申し込み案内に従ってWEBから購入者登録をすれば、登録完了の翌日午後4時から1年間が、無償で加入できる傷害保険の補償期間となる。注意が必要なのは、登山靴の使用前に登録をしなければ補償されないこと。購入後はすぐに登録を忘れずに済ませよう。

 

支払われる保険金の種類は、死亡後遺症障害保険金と救援者費用等保険金の2種類。

パッケージにも保険についての説明が同梱されている

補償期間中に保険対象者がケガで亡くなったときやケガで後遺障害が生じたときには100万円の死亡後遺症障害保険金が支払われるほか、登山・山行中に行方不明になったり、生死が確認出来ない場合、さらにその捜索救援にかかった費用も、救援者費用等保険金として支払われるのが、この保険の特徴である。

 

今回の『C1_02S LIMITED COLOR 2020』付帯の傷害保険の申し込み期間は2020年の10月31日までの期間限定。ちなみに、登山靴付帯の傷害保険の引受会社は、損害保険大手の三井住友海上火災保険株式会社となっている。

 

今年、登山シューズの購入を検討している方、今年から登山を始めようと考えている方は、今後の準備として、このキャラバンシューズを検討してみてはいかがだろうか。また、今はまだ購入の予定を考えていない方も、この機会に登山・山岳保険を検討して、登山リスクに備える準備を今からしておきたいところ。

 

『C1_02S』はキャラバンシューズの代表モデル

キャラバンの歴史は、1956年の日本山岳会隊のヒマラヤ・マナスル初登頂から始まる。まさにキャラバンの歴史は、日本の登山の歴史でもあるのだ。この日本山岳会の遠征隊員のための軽登山靴として日本で初めて本格的な登山靴を開発したのがキャラバンシューズの原点なのである。

上の写真は、その遠征隊のために作られたキャラバンシューズのプロトタイプ。以来、キャラバンは、66年の登山靴の開発の歴史を持つ。

履きやすく、歩きやすく、そして軽いことで定評がある『C1_02S』。

今回ご紹介する『C1_02S』は、そのキャラバンシューズの代表的なモデル。

登山愛好者たちからも認められた機能性の高い登山靴でありながら、入門者・初心者のファースト・トレッキングシューズにも相応しい履き心地を実現している軽登山靴である。

硬すぎず柔らかすぎない、丈夫で履きやすい仕様

キャラバンシューズの最大の特長は、登山靴に必要とされる剛性と、履きやすさ歩きやすさに求められる柔らかさのバランスが絶妙であること。だからこそ、誰からも愛される登山靴たりうる。

履き口には柔らかな生地に厚めのクッション材を使用し、さらにアキレス腱部分は、足首が動きやすいように浅めにカットするなど、入門者にも優しい設計が施されている。

つま先部分は、指先ゆったり設計により、厚手の登山用ソックスを履いても圧迫感がなく血流を妨げない構造になっている。

さらにつま先を硬質のTPU樹脂カップでガードし、岩や木の根などにつま先をぶつけても、指を痛めないように配慮されている。これは登山靴として、非常に重要なポイントでもある。

つま先部分のシビアな調整のためのハーフインソール(左)も付属される。

また、指先周りにゆとりがあり過ぎると感じる際には、付属のハーフインソールを使用することで、フィッティングの調整も可能である。

ソール部分には、ミッドソール部分にEVA樹脂を使用し、着地時の衝撃を緩和し、凹凸路面での突き上げも軽減される。ソールは、悪路でもグリップ力を発揮するキャラバンオリジナルのラグソールを使用している。

しっかりと水を弾いてくれる

アッパー部分は、合成皮革と通気性の良いメッシュポリエステルの組み合わせで、歩きやすい絶妙な硬さを実現。またゴアテックス・メンブレンを採用し、防水性と透湿性を兼ね備えている。

ワイズは「3E」なので、幅広な日本人の足にフィットし、重量は片足約590g(サイズ26cm)と、この機能にもかかわらず軽量に仕上がっている。

このバランスのとれたキャラバンシューズ『C1_02S LIMITED COLOR 2020』は、10月までの期間限定で、無償での傷害保険加入が付帯している。

 

キャラバン公式Facebookでは、外出自粛に協力するファンへ向けられたメッセージが、美しい山々の景色の動画とともに公開されているのでこちらもチェックしてほしい。

 

キャラバンのある風景

Stay homeー家にいようーキャラバンFacebookをいつもご覧いただき、ありがとうございます。外出自粛を続けてくださっている皆さまに、カタログ掲載候補画像として過去に撮影した登山風景をお届けしたくて、フォトムービーを自作しました。この景色は消えて無くなることはありません。でも悲しいけれど、感染拡大により命を亡くしてしまわれることはあるのです。どうか引き続き外出自粛にご協力ください。この先もしばらく自宅に踏みとどまり、代わりに想像力で山々の景色を見つめてほしい。そんな想いで作成しました。登山が好きな皆さまに、この想いが届きますように。1人でも多くの方に外出自粛を続けながら、山の景色を見つめる。この想いが拡散され、伝え届けることができたら嬉しいです。#stayhome#家にいよう#家で過ごそう#映像で登山風景を楽しむ#山の景色を家で眺める#キャラバンのある風景

株式会社キャラバンさんの投稿 2020年4月24日金曜日

 

今、世の中はコロナ感染防止のため、不要不急の外出は自粛要請が出されている。なかなか外に出られず悶々とする日々が続いているが、本来アウトドアフィールドは開放空間であり三密を回避できる場でもある。

 

今は、これからやってくるであろう夏の登山シーズンの準備をしっかりとする時期なのかもしれない。じっくりと準備ができる今のうちから、室内よりも屋外で身体を動かす楽しみを見つけてみてはいかがだろうか。

 

公式サイトはこちら

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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