コンパクトなのに機能もりだくさん、魔法の抱っこひも『サンクマニエル キューブ』のすごさと使い勝手を写真と一緒に詳しく解説

 

赤ちゃんと出かけるときに大変なのは、オムツ、ミルク、着替え、おもちゃととにかく荷物が多いこと。ベビーカーで出かけたときも、入眠時やぐずりに対応するときに抱っこひもは必須。荷物の多さや持ち運びの大変さに悩むママに朗報! コンパクトなのに多機能、キッズデザインアワード2019にも選ばれたおしゃれな抱っこひも『サンクマニエル キューブ』をおためしして、先輩ママの視点で、あらゆる角度からその使いやすさを検証してみた。

 

セカンドキャリーにおすすめな理由とは

『サンクマニエル キューブ』(収納時25cm×21cm・本体価格 税抜8,500円・発売中)は、赤ちゃんとママに寄り添ったアイデアあふれる赤ちゃん用品を企画・製造している日本エイテックス株式会社(東京都千代田区)が作る抱っこひも。新生児から3歳までと長い期間で使うことができることから1本目におすすめなのはもちろんだが、1万円を切るコスパの良さと、ポケッタブル仕様である点から、2本目の抱っこひも(セカンドキャリー)としておすすめだ。

抱き方は5通り。

外出中ずっと抱っこひもが必要だったころは、肩パットが肉厚で身体への負担が少ない抱っこひもが必要だったかもしれないが、「自分で歩きたがりもするけど、途中疲れて抱っこをせがむ…」など、子どもの成長とともに抱っこひもの活躍シーンは変わるもの。

 

出先で疲れてしまった時だけ…眠くてぐずってしまった時だけ…さっとバッグから取り出し抱っこやおんぶができるのが『サンクマニエル キューブ』の魅力なのだ。さらに『サンクマニエル キューブ』は腰ベルトがないのも2本目としておすすめの理由。「肩が疲れそう…」そんなデメリットしかなさそうな“腰ベルトがない”とはどういうことか?徹底的に検証してみた。

 

それではまず基本的な機能についてご紹介していこう。

 

使い勝手、安全性、素材までこだわったパーフェクトな設計とは

役立つ機能いろいろ

まずは抱き方。前述した通り新生児期から使え、新生児期専用の特別なオプショングッズは必要ない。

これ一つで抱っこからおんぶまで5通りに対応している。首が座っていない時期の「寝かせ抱き」、首が安定しない時期の「しっかり抱き」、首がすわってからの「対面抱き」「前向き抱き」、体がしっかりしてくる時期の「おんぶ」と多様な抱き方が楽しめる。そして軽量・ポケッタブルといったママの持ち運びに嬉しい機能や、こだわりの生地など赤ちゃんにもママにも嬉しい機能が備わっている。

安心のSGマーク商品

国内の自社工場で製造されている安心・安全の日本製で、赤ちゃんを守るもっとも大切な安全性も二重マル。『サンクマニエル キューブ』は厳しい安全基準に基づき、一般財団法人製品安全協会により安全性が高いと認証されたSG(製品安全協会)認定商品。では、ひとつずつ詳しく見ていこう。

 

こだわりの生地について

今回は1番人気のネイビーでお試ししてみた。まず持って驚くのはその軽さ。コンパクトで軽いといっても、肩ベルトは太くクッション性もあることから肩に食い込んでしまう心配はなさそうだ。それでは生地についてご紹介していく。

外側のネイビー部分は、撥水性のある生地で、雨や汚れをはじいてくれる。

一方、内側のメッシュ生地は吸水速乾性にすぐれており、汗をかいても乾きやすい。夏場は密着することでどうしても汗が多くなるからこれは嬉しい!さらに、洗濯した後も乾きやすいんだとか。洗った翌日にはまた使う必要がある抱っこひもでは重要なポイントだ。ちなみに洗濯は、ネットに入れて手洗いコースOK。

 

赤ちゃんの頭部分のマントカバーには、体感温度を−3度下げて熱や紫外線をカットするという特殊素材生地「SHADAN(シャダン)」が使用されている。

赤ちゃんの首にあたる部分を見てほしい。しっかりしているけどクッション性がありやわらかい、取り外し可能なピローが入っている。ピローは首が座っていない時期の「寝かせ抱き」や「しっかり抱き」の時に赤ちゃんの首を優しく支えてくれるもの。首が座ったら取り外せるのも便利だ。

 

ウエストベルトがない!? 実際に使用してみた!

さっそく赤ちゃんを抱っこしてみよう。今回は首がしっかり座ってからの「対面抱き」「前向き抱き」「おんぶ」をやってみる。まずは「対面抱き」だ。

ベルトをとめて

まずは、お腹の部分でセーフティーベルトを止めて、おしりの部分を包み込む。

おむつを付けるようにおしり部分をしっかりカバー。

上のラベルをきちんとママの方に向けるのがポイントだ。記載されているのでわかりやすい。

先に首の後ろに来るベルトを止め、頭をくぐるようにしてゆっくりと抱きかかえ、

背中のベルトの長さを調節する。

カバーマントを使いたいときは、ワンタッチでパチンと片手ではめ込むだけなので非常に使いやすい。

ウエストベルトがない!

抱っこしたあとの腰回りを見てほしい。『サンクマニエル キューブ』は一般的な抱っこひもにある太いウエストベルトがない。ウエストベルトがないと肩への負担などのデメリットを考えるかもしれないが、ウエストベルトがないことによるメリットも多いことをぜひ知ってほしい。

 

ウエストベルトがないことで腹部に負担がかからないため、妊娠中の上の子の抱っこやおんぶ、帝王切開後でも安全に抱っこひもを使える。

そして、子どもを抱っこしたままトイレに行けるという。抱っこしたままトイレに行くシーンは実は多いもの。ただ腰ベルトを外した時に、だらりと落ちたベルトが汚れないか…記者自身も外出時のトイレでいつも不安がつきまとっていたから、これはかなり嬉しいポイントだと思う。

 

次は「前向き抱き」にチャレンジしてみよう。

「前向き抱き」

まずは頭あて部分を中へ入れ込む。

入れ込む部分は大きく開いているので、すぐ入るのは嬉しいところ。

抱っこひもを装着して、背中のベルトをあらかじめとめておく。

赤ちゃんを、上からゆっくり抱っこひもの中に座らせて完成。さっと装着できるので、赤ちゃんもぐずることなくよりスムーズに装着できると思った。

 

次は「おんぶ」をしてみよう。

「おんぶ」

背負いやすいように椅子に座らせるのがおすすめ。「対面抱き」と同じ要領で赤ちゃんのお腹にセーフティベルトをとめたら、赤ちゃんに背を向け肩ベルトを持ってゆっくり背負う。

最後に胸にくるバックルをとめたらおんぶができる。

とても簡単におんぶができた。おんぶは調理や家事などの時に最も便利だから、簡単にできるのがありがたい!

 

コンパクトに収納して持ち運びやすいサイズに

最後に、『サンクマニエル キューブ』のしまい方をやってみる。外側に縦に伸びているチャックこそ、『サンクマニエル キューブ』がコンパクトになる秘訣だ。

小さくなる仕組みは、この真ん中のポケット部分に抱っこひもを収納すること。

収納部分のファスナーは、丈夫で使いやすく、両面から開閉しやすいようにダブル仕様になっている。

折りたたみスタート

小さくたたむには、まず中央部分に部品を集めて、肩ベルト部分を折り返してさらに小さくする。

さらに小さくする

中心に集める感じに、小さくまとめるとより入りやすい。

小ささをキープしながら裏部分に折り返して入れ込む。

チャックを閉めて完成。こんなに小さくなったから、ママバッグにも簡単に入りそう!

 

おでかけのお供として大活躍!

おすすめポイントをおさらい

カラーバリエーションは今回おためしした一番人気の「ネイビー」のほか、「ブラック」「グレー」「カーキ」「レッド」の5種類。

 

ママと赤ちゃんのために作られた『サンクマニエル キューブ』で、荷物が多いママや、下の子を妊娠したママなど、子育てで多忙なママたちの苦労が少しでも楽になるだろう。『サンクマニエル キューブ』はエイテックス公式オンラインショップをはじめ、赤ちゃん用品店やAmazonなどのネットショップで購入できる。

 

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記者

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森脇 陽子

子どもの頃からずっと新しいものが大好き。いろいろ趣味を楽しみながら、仕事、子育て、家事に奔走するワーキングマザー。埼玉県在住。

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photo by 尹 哲郎

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