発売25周年の2019年に「Best of Shochu」となった本格麦焼酎『隠し蔵』。樽の甘い香りの魅力と歌手・故河島英五氏との物語

 

ウイスキーよりも少し淡いマイルドな琥珀色に輝く液体。それが“貯蔵麦焼酎”と呼ばれるカテゴリーのお酒の1つの特徴である。本格麦焼酎を、ウイスキーと同様の樽で貯蔵熟成するため、このお酒は独特の芳醇な甘い香りと美しい琥珀色の輝きを手にしたのである。本格麦焼酎『隠し蔵』は、『本格焼酎を真の國酒へ、更には世界に冠たる酒へ』という夢の実現に向けて焼酎造りに取り組む濵田酒造が製造販売する本格麦焼酎。昨年2019年に発売25周年を迎えたのだった。

 

25周年を迎えた2019年に国際品評会でShochuの頂点に

株式会社濵田酒造(鹿児島県いちき串木野市)が発売する本格麦焼酎『隠し蔵』(720ml瓶・アルコール分 25%・希望小売価格 税抜1,102円・発売中)が誕生したのは1994年。当時は1.8lの一升瓶での発売だったが、翌年1995年には720ml瓶も発売され、他にも『長期貯蔵 特撰 隠し蔵』なども発売されている。鹿児島のシラス大地が磨いた天然の地下水は、厳選された大麦と白麹で仕込まれ、減圧蒸留され、麦焼酎の原酒となる。

『隠し蔵』は、濵田酒造の傳蔵院蔵に1~3年貯蔵熟成され輝きを増す。

その原酒を、濵田酒造の傳蔵院蔵(でんぞういんぐら)に貯蔵熟成することで、芳醇な甘い香りと琥珀色の輝きを身にまとい本格麦焼酎『隠し蔵』は誕生したのだ。

通常、樽には長期に寝かせれば寝かせるほど、樽の香りは増すが、色、コク、香りなどすべてのベストバランスを考え、『隠し蔵』シリーズは1~3年ほど貯蔵される。これにより、麦焼酎ならではのマイルド感と、食中酒としての万能な味わいを手にしたのである。

昨年2019年、『隠し蔵』は発売25周年を迎え、歴史ある国際コンペティションで受賞を果たす。80年の歴史を誇るスピリッツの国際品評会「ロサンゼルス・インターナショナル・スピリッツコンペティション2019」(LAISC)のスピリッツ部門で【Best of Shochu】を受賞したのである。

これはその部門で金賞を受賞した29銘柄の焼酎のなかで第1位に選ばれたというもの。日本の麦焼酎が、海外でも高い評価を勝ち取ったのである。

 

魅力はやはり、独特のバニラのような香り。 『隠し蔵』のおすすめの飲み方はハイボール?!

さて、記者は先日、とあるパーティーに『隠し蔵』を持ち込んで、さっそく仲間と乾杯した。

封を切って、まずは香りを楽しむ。うーん、樽のいい香り。バーボンウイスキーのような甘いバニラの香りだ。

ベースは麦焼酎でも、樽で熟成することで、何とも華やかな魅力を身につけている。

ロックでいただいてみると、ほどよい口当たり、香りが口の中に広がる。個人的にはロックが気に入っているが、これは酒好きの飲み方かもしれない。

まずは氷を入れたグラスに『隠し蔵』を注ぐ

2杯目はハイボール。メーカーの公式動画CMにも「星空ハイボール」と銘打って、ハイボールでの楽しみ方をおすすめしている。再生回数は、100万回を超えていた。

強めの炭酸を『隠し蔵』に注ぐと、ロックとは一転して、グッと軽やかな口当たりで飲みやすくなる。それでも甘いバニラの香りは失わず、むしろ炭酸に中和されて、どんな食事に合わせることができるお酒となる。

パーティーでは、ある者はケーキを食べ、ある者は刺身に舌鼓を打っていたが、この『隠し蔵』ハイボールは誰にとっても、スイスイと飲めるお酒に。

「これは、クセが無くて、いつまでも普通に飲んでられるね」という声も聞かれた。さすがに麦焼酎の素性の良さなのだろうか。

 

二十歳を迎えたばかりの若者たちにも、このマイルドで口当たりのいいハイボールは人気となっていた。

 

歌手・河島英五が「惚れこんだ」酒

『隠し蔵』の製造元である濵田酒造の公式サイトを見ると、『隠し蔵25年の歴史』として、1999年に歌手・河島英五との出会いがあったことが記されている。

「酒と泪と男と女」「時代おくれ」など、今も歌い継がれる名曲の数々を遺した歌手・河島英五は、この『隠し蔵』に惚れ込み、その噂から濵田酒造との付き合いが始まったという、いわばレジェンドである。

 

河島英五は1999年、『隠し蔵』のイメージキャラクターとなり、イメージソングとして「旅的途上」を提供する。その河島英五の息子でシンガーソングライターの「河島翔馬のスペシャルインタビュー」が同社サイトにアップされているので合わせてチェックするのも面白いだろう。

打ち上げでも晩酌でも、傍らにはいつも「隠し蔵」があった、という河島英五。その息子が語る父への想いがグラスの氷とともに溶け出していく。

ご興味ある方は、ぜひグラス片手にどうぞ。

 

本格麦焼酎『隠し蔵』はAmazonのほか、全国で購入可能。

公式サイトはこちら

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記者

渡辺 穣

50代男性。月刊誌のデスク・編集長等を経て著作家。主に経済系の著書多数。ファイナンシャルプランナー。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年。趣味で家庭教師も行う。山と海と焚き火を愛する。

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