免疫力UPのために今日から始めたい! ドリンクタイプ ヨーグルト プレーン味8選
カプセル入りで腸までGO!
『恵 megumi ビフィズス菌SP株カプセルヨーグルト ドリンクタイプ』
雪印メグミルク『恵 megumi ビフィズス菌SP株カプセルヨーグルト ドリンクタイプ』(100g・希望小売価格 税抜110円・2020年3月24日リニューアル発売)は、スーパー店頭でおなじみの赤系デザインの「恵 megumi」シリーズのヨーグルトドリンク。もともとは「ナチュレ」の名で親しまれていた製品だ。
腸には乳酸菌と言われることが多いが、実際の人間の腸内に存在するのはビフィズス菌が大半。その腸内細菌叢(腸内フローラ)に好影響を与えるなら、数の多いビフィズス菌が有利ではという発想だ。
含まれているのはビフィズス菌SP株。胃酸に弱いビフィズス菌を無事に腸内に送り込むために、森下仁丹(株)との共同開発し、胃酸に溶けないカプセルに入れ込んだ。ビフィズス菌の栄養となるガラクトオリゴ糖入り。
飲んでみると、つぶつぶが入っていて楽しい。ついつい噛んでしまいたくなるが、噛むと腸まで届かないので注意。さらっとしたテクスチャで飲みやすい。
ほんのりアップルフレーバー!
『BifiX 高濃度ビフィズス菌ドリンク』
江崎グリコの『BifiX 高濃度ビフィズス菌ドリンク』(100g・実売価格 税抜99円・発売中)は高濃度のビフィズス菌(1本800億個)に、食物繊維(イヌリン)を加えた合わせ技製品だ。
同じ飲むなら成分がたくさん入っているものを、という機能性重視の人に選ばれるタイプのドリンクヨーグルトである。お腹の調子を整えるために必要な食物繊維を含んでいるところからも、免疫に影響を与える腸内環境を整えるのに頼り甲斐がある。
含まれているグリコ独自のビフィズス菌・BifiX(ビフィックス)は生きて届いてお腹の中で増えるという特徴がある。
味は爽やかなリンゴ風味。テクスチャはとろっとしており、良い香りと感じる人もいるだろうが、クセのある香りと感じる人も多そうだ。
乳酸菌なのに胃にいいって!?
『明治プロビオヨーグルト LG21 ドリンクタイプ』
老舗ブランド「明治ブルガリアヨーグルト」とは別に「明治プロビオヨーグルト」シリーズに属する明治『明治プロビオヨーグルトLG21ドリンクタイプ』(112g・実売価格 税抜132円・発売中)。
使用されているのはLG21乳酸菌で、正式名称はLactobacillus gasseri(ラクトバチルスガッセリー)OLL2716株という。乳酸菌といえばもっぱら腸のイメージがあるが、これは胃の中で、胃液の酸性の嵐の中でも増殖し、胃粘膜に付着して健康的な胃環境に好影響を与える異色の乳酸菌だ。
免疫を考えるためには、普段の健康的な食事が大切だ。しかし胃が弱っていてはどんな健康的な食べ物も吸収できないということを考えると、これも大切である。普段から胃の調子がすっきりしない人が選ぶべきヨーグルトドリンクだ。
味はさらっとしていて乳酸菌飲料のような爽やかさ。まろやかさと抑えられた酸味を感じる。
国民的人気のシロタ株だけじゃない!
『シンバイオティクス ヤクルト W』
乳酸菌飲料のデファクトスタンダード、ヤクルトによるヤクルト『シンバイオティクス ヤクルト W』(100g・希望小売価格 税抜120円・発売中)。これは細かくいえばヨーグルトドリンクというよりも乳酸菌飲料だ。
国民的乳酸菌として親しまれる「乳酸菌 シロタ株」1本あたり300億個に「ガラクトオリゴ糖」2.5gをダブルで加えることで、シンバイオティクスとなる。でも、シンバイオティクスって何?
解説するとプロバイオティクスとプレバイオティクスを一緒に摂取することなどを言う。これでもまだわからない。さらに翻訳すると、プロバイオティクスは「腸内フローラのバランスを改善することにより人に有益な作用をもたらす生きた微生物」のことで、つまり「乳酸菌 シロタ株」のこと。
もう一つのプレバイオティクスは胃などで分解・吸収されない、腸内の有益な細菌の栄養源、腸内フローラを改善・維持することで人の健康の増進・維持に役立つ食品成分のことだ。つまりここでは「ガラクトオリゴ糖」のことである。
それらプロとプレを同時に摂取すれば最高じゃないかと言うのが、シンバイオティクスである。
ドリンクヨーグルト的な見た目だが、中身は色からしてもうヤクルト。飲んでもヤクルトっぽいおいしさがある。甘さひかえめ、すっきりとした風味の「脂肪ゼロ」のヤクルトである。
入手は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。
photo by 尹 哲郎