【最先端海苔事情】酢めしいらずで手巻き寿司!?『酢付のり』、 脱プラ宣言可能な!?『海苔のうつわ』など!

昔のままだと思うなよって感じのノリ製品大特集!

 

もうすぐひな祭り。手巻き寿司を楽しむ人も多いはず。あれこれ準備するのは大変…でも『酢付のり』を使えば、具材と白いごはんを用意するだけ。また、お弁当に使える『海苔のうつわ』など、今回は様々な海苔を使った商品をご紹介しよう。

 

手巻き寿司をするのに酢飯がいらないってどういうこと!?

ニコニコのり株式会社(大阪府大阪市)は大正時代に創業。海苔専業メーカーとして安心で高品質なのり製品と、のり加工食品を販売している。2020年春の新商品として4つの商品が登場。

まずご紹介したいおすすめ商品がこちら。『手巻酢付のり2切8枚』(2切8枚・参考価格 税抜200円・2020年3月1日発売)。酢飯を使わず冷めた白ごはんで手軽に手巻き寿司が楽しめる酢付のり。

全国有名産地から手巻き寿司に最適な歯切れのよい海苔を選別。国内産海苔だけで作られている。

酢飯いらず!と言われても、本当に白ごはんでお寿司の味わいがするのだろうか?さっそく手巻き寿司を楽しんでみよう!

2切サイズが8枚入り。板のりにすると4枚分相当。早速、白ごはんと具を巻いてみることにしよう。

白ごはんを左側に逆三角形にしておくのがポイント。その上にお好みの具材をのせていこう。

くるっと巻いたら出来上がり!

のりにしっかり味がついているので、酢飯いらずでもちゃんと手巻き寿司の味! 途中で、白米の味になってしまうのではと思っていたけれど。口の中で混ざり合い、味わいがちゃんと感じられて美味しい。味付けのりと同じようなイメージだ。酢付きと言っても、酸味が強調していることはなく、ダシも効かせてあるからマイルドな甘さも感じられて美味しい。子供にも食べやすい味だ。

難点をあげるとすれば、『酢付のり』に触れただけでべたついてしまい破れやすいこと。巻くときはお皿の上で作るなど少し工夫が必要かもしれない。大人でも巻きづらさがあったので、子供だと上手に巻くのは難しいかも。なるべく手に持っている時間は少なくするか、お手拭きを手元に置いておくことをオススメ。

 

カップを海苔にしてしまえば全部食べられるじゃないかというコロンブス的発想

続いては『海苔のうつわ』(18枚・参考価格 税抜300円・2020年3月1日発売)。焼きのりをそのままカップ型にしたもの。

お花型のカップは、もちろんそのまま食べられる。

一口サイズの小さめのカップ。

こちらは味付けなどではなく、シンプルな焼きのり。国産海苔を使用し、パリッとした端切れと口の中でじわっと広がる旨みが特長。

 

「盛る」という海苔の新たな活用法ができる商品。オードブルなどの盛り付けや、お弁当の使い捨てプラカップの代わりにいかがだろうか。

小さなおにぎりなどを『海苔のうつわ』に盛り付けてお弁当を作ってみよう。

海苔なので水分の多いおかずなどは盛り付けることが出来ないが、食べられるカップとして大活躍。今回は小さな丸おにぎりとはんぺん焼きを『海苔のうつわ』に盛り付けてみた。

プラカップを使わずにお弁当の完成。すべて食べることができるから、持ち帰るときにゴミも出ない。

詰めてから3時間後のお弁当をチェックしてみよう。手まりおにぎりは海苔が馴染んで、美味しい海苔おにぎりに。

はんぺん焼きも、のりは柔らかくなっていたが、べちゃっとした感じではなくしっとりとしているだけで美味しくいただけた。

パクッと一口!海苔だからできた低糖質でおいしいスナック

『海藻スナックのりわかめ』(15g・参考価格 税抜200円・2020年3月1日発売)は、海苔とわかめを一口サイズに丸めて、あられやごまを散らした新食感のスナック。

原料には、国産のバラ干しのりを使用。海藻の旨みとサクサクとした食感が楽しめる。低糖質おやつなのもうれしい。

サクサクっとした食感が楽しい!

個包装になっているのが便利。とても軽い食感で、口の中に海苔やわかめの香りがしっかりと広がる。お味噌汁にポンと1個入れてもいいかもしれない。さらに磯の香りが楽しめるお味噌汁になりそう。

ホームパーティにおすすめ!大容量の手巻きのり

『業務用手巻きのり2切50枚』(参考価格 税抜880円・2020年3月1日発売)のみ試せていないが、韓国産原料を使用。製造は日本国内。手巻き寿司だけでなく細巻きなどにも使える。お得な価格で大容量なので、ホームパーティーなど大人数でのすしメニューに良さそうだ。

海苔は「海の野菜」とも言われる食材。良質のたんぱく質、カルシウムなど、健康に欠かせない成分をたくさん含んでいる。これからのシーズン、お花見弁当などの行楽にも欠かせない。おにぎりやお寿司で巻くだけでなく、味のついたものやカップと様々なタイプの海苔があるので、ぜひ色々と楽しんでみて。

公式サイトはこちら

記者

蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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