【定番】小麦胚芽入りウェハースとして子どもの体づくりに貢献してきた『麦ふぁ~』が50周年で変わった!?

硬いウェハースといえば、これ!

 

ウェハース、ウエハース、不二家に至ってはウェファースとさまざまな表記があるウエハース。赤ちゃんや子どものお菓子としてど定番のおやつだが、この『麦ふぁ~』は栄養面に配慮した小麦胚芽入りが特徴で、50年人気の商品だ。それが今回リニューアルしたというが…。

 

安心してください。パッケージが変わっただけですよ!

製造者の竹田本社株式会社(愛知県名古屋市)は、創業1924年、会社設立1952年の老舗メーカー。他には「タケダ タマゴボーロ」なども生み出している、子ども系のお口を幸せにし続けている会社だ。

そのもう一つの柱となるのが、『麦ふぁ~』(8枚×2パック・実勢価格 税抜178円・2019年10月後半より順次入れ替え)である。竹田本社は1965年頃から、ウェハース製造を開始、1970年に『麦ふぁ~』を誕生させたという。

 

 

当時のこだわりは、電気で焼く製法によるソフトな食感のもの増える中で、発売当時から続くガスの直火で焼く製法にを採用し続けたこと。そのために「サクサクッ!」と香ばしい食感を守り続けているというわけだ。

 

 

そんな香ばしさ抜群のウェハースに、くどさの残らないあっさりとしたバニラクリームをサンドして、ヘルシー成分であるビタミンEが豊富に含まれた“小麦胚芽”と、体内に吸収しやすい“ミルクカルシウム”を配合し、かる~いお菓子に仕上げているのが特徴だ。ちなみに香ばしさが「ふぁ~」と口の中に広がることから『麦ふぁ~』である。

リニューアル前のパッケージ。中身はおなじ

では50周年を迎え、『麦ふぁ~』の何が変わったのだろうか。それは50周年特別仕様にパッケージが変更になったのである。えっ、それだけ? と思うかもしれないが、長い歴史を耐えてきた商品だけに、中身は変える必要がないとの判断なのだろう。

商品の由来である小麦の鮮やかな緑色を基調としているのは変わらないまま、口の中で広がる風味を表現したパッケージにリニューアルした。また、50周年企画としてオリジナルの社長の手作業で作られた純金メダルが当たるキャンペーンも実施中というのが面白い(2020年12月31日応募締め切り)。

 

変わらない素朴で懐かしい味わい、安心して食べられる、食べさせられる定番中の定番ウェハース『麦ふぁ~』!

パッケージを開封すると、素朴なミルククリームサンドウェハースの香ばしい香りが広がる。ウェハースおなじみのワッフル状の模様。取り出してみると、改めてウェハースが固めなのを実感する。

よくある白くて崩れやすいタイプとは違うので、よくよく考えれば大人向きでもあるのかもしれない。食べるとザクッとした軽快な音がして、くずがこぼれる。そうだ、吸いながら食べるのだった。

正式な発音が知りたいのは自分だけ?

かつての記憶を思い出しながら、中の断層を見ると、何層にも重なっており、そのうちの二層にクリームが挟まっていた。たっぷりではないものの、ミルククリームの甘い香りと、香ばしいウエハースの香りのハーモニーに加え、硬めの食感があってこその懐かしい『麦ふぁ~』の魅力なのだなと再認識。

歯応えがしっかりあるということは、噛むという点では食育的に非常に好ましいとも思う。そして大人の口にもこの素朴感は非常に幸せに感じた。

16枚あたり(1袋)にするとエネルギー718kcal、糖質(炭水化物)97.8g、ビタミンE39mg

 

 

入手は全国のスーパーなどで可能だ。

 

 

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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