滑りにくい!正しい持ち方が身に付く!『しっかりもてるかきかたえんぴつ』を小学生が使った感想とは?

 

子どもが使いやすい文具「ippo!」シリーズから、手汗をかいても滑りにくい『しっかりもてるかきかたえんぴつ』が新発売。一見ナチュラルな木軸のえんぴつだが、通常のえんぴつとの違いとは!? 実際に使った小学生に感想を聞いてみた!

 

サラサラなのに滑りにくい!通常のえんぴつと比較すると…

トンボ鉛筆「ippo!」は、子どもの使いやすさにこだわった文具シリーズ。新たに生まれた『しっかりもてるかきかたえんぴつ』(12本入・税込792円・2019年10月25日発売)は、正しく持てるガイドが付いた滑りにくいえんぴつだ。

木軸塗装の仕上げ塗料にマイクロ粒子を練り込み、表面に微細な凹凸をつけているのが特徴。サラリとした触り心地だが、文字を書くときには凹凸に指がかかり、通常塗装のえんぴつより、ふつうの手で約2倍、汗をかいた手では約3倍も滑りにくくなったという。

※トンボ鉛筆実験結果

ポップなデザインがかわいらしい

品種は<六角軸><三角軸>、硬度は<2B><4B>ザインは2種あり、それぞれ3柄の鉛筆が入っている。カラフルながらも木を基調としているため、男女や学年を問わず使うことができるのが嬉しい。

しっかりもてるかきかたえんぴつ・六角軸のラインナップ。同じカラー・硬度で三角軸もラインナップしている。

以前、他の“滑りにくさ”をうたったえんぴつを使ったことがあるのだが、なんとなくベタつくような触り心地が気になっていた。ところが、『しっかりもてるかきかたえんぴつ』の表面をスッと触ってみると、サラサラと木軸らしい触り心地。

左:しっかりもてるかきかたえんぴつ、右:通常塗装のえんぴつ

これで本当に滑りにくくなっているのかと疑問に思ったが、えんぴつを握り、グッと下に向かって力を入れてみると、違いは歴然。通常塗装のえんぴつは徐々に下へと降りてしまうのに対して、『しっかりもてるかきかたえんぴつ』は、びくともしない。

 

何度「もっと上を持ちなさい」と注意しても、えんぴつの芯ギリギリを持ってしまう息子。今まで気づかなかったが、もしかすると使っているうちに指が下がってきてしまっているのかもしれない。

 

『しっかりもてるかきかたえんぴつ』を使った、小学生の素直な感想は?

早速、小学4年生と1年生の息子たちに持ち方ガイドについて説明。削ったところから1cm上の水玉模様に人差し指を置き、親指は隣の面の同じ色の水玉に。中指を添え、60度の角度で書くことがポイントだ。

いつもと力の入り方が違うようで、「変な感じがする」と息子たち。でも、それは普段えんぴつを正しく持てていない証拠。これを機に、頑張って直していきましょう。

翌日、あえて“滑りにくさ”については伝えずに、学校に持たせてみることにした。帰宅後、感想を訊ねると、長男は開口一番「滑らない!」。「実は、滑らないように加工されているんだって」とネタばらしすると、「やっぱり!」と見事なドヤ顔をしていたので、間違いないのだと思う。

さらに「丸(水玉)の柄が付いているから、持つ位置が気になっちゃう」と次男。つまりはガイドがあることで、指を置く場所を意識して持つようになったということ。子どもの適応力はすごいので、きっとすぐに慣れ、当たり前のようにガイドに沿ってえんぴつを持つことになるはずだ。

また、『しっかりもてるかきかたえんぴつ』は名前を書くスペース付き。ちなみにガイドは右利き、左利き、どちらにも対応できる仕様となっている。

 

持ちやすくて疲れにくい、一石二鳥のえんぴつ

初めは正しくえんぴつを持っていても、手汗などで滑ってしまい、持ち方が乱れてしまっては残念極まりない。だが、滑りにくさに長けた『しっかりもてるかきかたえんぴつ』なら、正しい位置をキープして文字を書き続けることができる。えんぴつをきちんと持てるだけでなく、疲れにくくもなるなど画期的だ。

箱の裏面にえんぴつの使い方が!ふむふむ・・・

大人になってからえんぴつの持ち方を変えるのは至難の業なので、できる限り子どものうちに正しいえんぴつの持ち方を身につけさせてあげたい。そんな保護者の願いをサポートしてくれる『しっかりもてるかきかたえんぴつ』。購入は、全国の文具店などで。

 

なお「ippo!」シリーズは、他にも色えんぴつや赤えんぴつ、削り器などがラインナップ。詳しくは、公式サイトをチェック!

 

公式サイトはこちら

記者

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中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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photo by 尹 哲郎、中村あさか

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