2020年に創業100周年を迎えるキーコーヒーから新シリーズのレギュラーコーヒー『SINCE1920 BLEND No.100』登場!

やさしい味のコーヒーならホッとできる!

 

古くからのコーヒーラヴァーにとって、特別な想いのある鍵のマーク。常においしいコーヒーのシンボルとして君臨し続けているキーコーヒーのマークだ。そんなキーコーヒーは来年2020年で創業100周年を迎える。『SINCE1920 BLEND No.100』はそんな1世紀の長さの歴史を背景に生まれた新シリーズだ。

 

100年前に愛された味、100年間愛され続けてきた味を家庭でおいしく味わえる贅沢!

1920年に横浜の地で創業されたキーコーヒー株式会社(東京都港区)。まだコーヒーが高級品で憧れの存在だった100年前から、ホテル、喫茶店などの飲食店でおいしいコーヒーを提供し続けてきた。その年が米国では禁酒法が施行された年と考えれば、どれだけ以前のことかわかるだろう。

そして今回創業100周年記念として誕生したのが、「SINCE1920」シリーズで、その第1弾となるレギュラーコーヒーが『SINCE1920 BLEND No.100』である。

復刻パッケージにプラスアルファして、レトロ感もある新しいルックス

目指したのは、創業当時の味わいをもとに、受け継がれてきたブレンド技術と焙煎技術を駆使して仕上げること。苦みを抑えて飲みやすくやさしく仕上げた古き良き時代の喫茶店のコーヒーの味だ。創業時に多く流通していたブラジル、コロンビアをベースに配合、シリンダー式焙煎機で丁寧にじっくりとローストすることによって、苦みと酸味を抑えて口当りの良さを実現したという。

これはもう、テンションが上がる。とにかく飲んでみたくてたまらなくなる。湯を沸かし、ドリップの準備だ。まずは缶の『SINCE1920 BLEND No.100』(粉:200g/袋・参考店頭価格 税込808円・2019年9月1日発売)を開けてみる。ふわりとやってくる香りは、決して苦みが強すぎない(焙煎しすぎていない)高品質なコーヒー豆の香り。中挽き程度だろうか、しっかりと大きさの整った粉末になっていて、ドリップもしやすそうだ。

ペーパーフィルターをドリッパーに注いで、1杯抽出してみよう。まずは蒸らし工程でさらに香りが立ってくるのを感じる。たまらない。

20秒ほど蒸らしたら断続的に湯を注いで、一杯のコーヒーを抽出する。コーヒーの色は艶のある黒褐色。ではひと口。ふんわりとしたコーヒーアロマはまさに職人技だ。苦みを立てずに酸味を悪目立ちさせない焙煎とブレンドの技術がすごい。サードウェーブ以降の近年は浅煎りがブームで、ともすると豆の実力を引き出せていないものも多いが、これは絶妙な浅煎りで見事にコーヒーの旨味を引き出している。

そしてシルキーに広がるのはコーヒー豆が本来持っている果実としての甘み。カフェイン摂取源としての攻撃的な味わいではなく、ほっと一息つくリラックスタイムに合いそうな丸みのあるコーヒーの味。苦みと酸味が調和して、甘さを感じるふくよかなボディー感が広がる。

100年品質、まさにその言葉がふさわしい、伝統の味わい。これを家庭で日常的に飲めるというのは、果てしない贅沢なのではないだろうか。

『SINCE1920 BLEND No.100』は他に、袋タイプで「VP」(粉:200g/袋・参考店頭価格 税込754円・2019年9月1日発売)「LP」(豆:200g/袋・参考店頭価格 税込808円・2019年9月1日発売)がラインナップされている。

 

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記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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