人工甘味料ゼロ!『ノンシュガー茶館』シリーズがリニューアル!その美味しさの秘密とは?

糖類・人工甘味料ゼロ!

 

カンロのロングセラー商品である糖類ゼロでお馴染みの『ノンシュガー茶館(さかん)シリーズが、人工甘味料不使用となってリニューアル! 人工甘味料の独特の甘さが苦手な人でも食べやすくなった。でも、糖類も人工甘味料も使わずにどうやって甘くおいしい味わいを表現しているのだろうか。本当に美味しいかどうか、確かめてみた。

 

でんぷんから作った還元水飴がキーアイテム!優しい味わいが口中に広がる

創業から100年以上の老舗企業カンロは、時代のニーズにより密着した会社へと生まれ変わるべく、40年ぶりとなる2017年に新CI(コーポレート・アイデンティティ)を導入。「糖から未来をつくり、世界中の人を笑顔にするキャンディNo.1企業になる」という長期ビジョンを掲げた。

その流れを受けて、同社のロングセラー商品である『ノンシュガー茶館』シリーズ(72g・2019年9月17日発売)をリニューアル。ノンシュガー=人工甘味料という従来のイメージを払拭すべく、糖類だけでなく人工甘味料もゼロにした新生キャンディだ。

リニューアルされたのは次の4種類。

  • 『ノンシュガー珈琲茶館』
  • 『ノンシュガー紅茶茶館』
  • 『ノンシュガー抹茶茶館』※パッケージのみリニューアル
  • 『ノンシュガーミルク茶館※』※「ノンシュガーミルク酪園」から名称変更

しかし、人工甘味料をゼロにして、どうやって甘い味わいを表現しているのだろうか。

その秘密は、原材料の中で最も重量比が多い還元水飴にある。でんぷんから作られたこの原料は、砂糖と比べると約60%ほどの甘さ。これをベースに周辺素材の良さを調整し、自然な美味しさを表現しているのだ。

抹茶ミルクの1個あたりのエネルギーは12.4kcal、宇治抹茶の1個あたりのエネルギーは9.4kcal

例えば『ノンシュガー珈琲茶館』を旧シリーズと比較すると、パッケージには「珈琲の香りアップ」と書いてある。しかし、美味しいかどうか、甘いかどうかは食べてみなければ分からない。今回は4種類の中から、人工甘味料がゼロとなった『ノンシュガー珈琲茶館』と『ノンシュガー紅茶茶館』を食べて味のレポートをしてみよう。

ミルク味の1個あたりのエネルギーは10.3kcal、キャラメルミルク味の1個あたりのエネルギーは10.2kcal

 

エスプレッソとカプチーノの入った『ノンシュガー珈琲茶館』

まずは『ノンシュガー珈琲茶館』から。本シリーズの面白いポイントは、1袋に2種類の味が入っていること。こちらには、エスプレッソとカプチーノの2種が入っている。

エスプレッソの1個あたりのエネルギーは12.1kcal、カプチーノの1個あたりのエネルギーは12kcal

パッケージは以前よりもリッチで明るいデザインに変更。人工甘味料不使用の文字が分かりやすく表示されている。商品名のフォントもがらりと変わり、高級感が増した。これだけでも思わず手に取りたくなるグッドなリニューアルだ。

まずは緑色の包装がされたエスプレッソから。エスプレッソはイタリア生まれのコーヒー。ドリップコーヒーと違い圧力をかけて短時間で抽出しており濃厚な味わいとなる。

コーヒーの香りアップ!

口に入れて分かるのが、やはりその濃厚さ。溶けるたびにエスプレッソを飲んでいるような深みのある味が舌を刺激する。なにより驚いたのは、香りの強さ。小袋を開けた時からふわりと広がり、舐めはじめるとさらに加速して一気に爆発し、風味となって鼻に抜ける。

気になる甘みはかなり控えめ。食べている最中にはほんのりと甘い、という印象だった。どちらかといえばエスプレッソの味をしっかりと味わえる仕上がりとなっており、普段飴を舐めない人にこそ食べてほしい味わい。

左:エスプレッソ、右:カプチーノ

続いては赤い包装のカプチーノ。実はカプチーノはエスプレッソの1種で、ミルクで割ったコーヒーのこと。濃厚なエスプレッソとの相性がよく、ミルクを入れることで苦みが抑えられ、まろやかな味わいになる。

舐めてみると、コーヒーの香りと同時に口当たりの良いミルクの味わいが広がる。それもそのはず、今回使用されているのは乳成分を含む生クリームだそうだ。

エスプレッソがキリっとしたい時に舐める飴だとすれば、カプチーノはまったりとくつろぎたい時に舐めたい飴。舐め終わった後の余韻もとても心地いい味わいだった。

 

『ノンシュガー紅茶茶館』

続いてはこちらも2種類の紅茶が楽しめる『ノンシュガー紅茶茶館』。入っているのは、ダージリンストレートとロイヤルミルクティの2つ。同じくパッケージがリニューアルされており、高級感がアップしたデザインとなっている。

ダージリンストレートの1個あたりのエネルギーは9.2kcal、ロイヤルミルクティの1個あたりのエネルギーは10.5kcal

まずはダージリンストレートからいただこう。ダージリンといえば紅茶のシャンパンともいわれる紅茶界でも有名な茶葉のひとつ。爽やかな香りとそれによる風味が特徴的で、上品な気分を楽しむことができる。舐めてみると期待通りの爽やかな香り!紅茶らしい香りと風味が楽しめるのは嬉しい。

 

『ノンシュガー珈琲茶館』との大きな違いは、本当に砂糖を入れていないのかと驚く。しっかりとした甘さがあるが上品さを感じる。ダージリンの味や香りもしっかりと抽出されていて、優雅な時間を過ごしている気分だ。人工甘味料ではなく還元水飴の甘さなので独特の後味も残らない。紅茶特有の少しキリっとした大人な味わいを感じた。休憩中はもちろん、仕事中でも舐めていたい飴だ。

青色の袋に入ったロイヤルミルクティは、まろやかなミルクの味わいだ。茶葉の味と風味を若干感じにくくなっているのが惜しいが、その分甘さが際立っている。

ロイヤルミルクティと書かれていると、ダージリンストレートより濃厚だという印象を持っていたのだが、実際にはこちらの方がすっきりとした感想を持った。渋みがないため口の中でなじみやすいのだろう。ミルク好きの記者にとってはこちらの方が好みだった。

 

『ノンシュガー珈琲茶館』配布キャンペーン実施決定!

リニューアルした『ノンシュガー珈琲茶館』を楽しんでもらうために、カンロは10月より計3万袋の『ノンシュガー珈琲茶館』配布キャンペーンを実施。人工甘味料&糖類ゼロの新しい味を体験できる。また、9月26日から「ノンシュガー茶館」シリーズ4種のモニターを募集開始。キャンペーン特設サイトより申し込めるので、気になった人は応募してみてはいかがだろうか。

リニューアルして、より香りや味わいが楽しめる『ノンシュガー珈琲茶館』、『ノンシュガー紅茶茶館』、『ノンシュガー抹茶茶館』、『ノンシュガーミルク茶館』の魅力を確かめてみてほしい。

おひとついかが?

全国のスーパーほかで発売中。

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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