【ゼリー・ダイエット】糖質・カロリーほぼゼロゼリー味くらべ『寒天デザート0kcal』『糖質&カロリー0』『TOPVALU 寒天ゼリー』!

どれだけ飽きずにいけるかが成功のポイント

 

ダイエットの大敵といえば、デザート。スイーツは基本的に糖分・カロリーが高いので、食事の努力を木っ端みじんに打ち砕くパワーがある。そんな時に活用したいのが、糖質・カロリーオフのスイーツ。中でもゼリーは有名だ。そこで今回は簡単に入手できる糖質・カロリーほぼゼロゼリー『寒天デザート0kcal』『糖質&カロリー0』『TOPVALU 寒天ゼリー』を味くらべしてみた。

 

美味しければ美味しいほどダイエットの成功に一歩近づくもの。ではどのゼリーなら美味しく続けやすい!?

ゼリーとは、いわゆるゲル状のもののことで、肉や骨から抽出したゼラチンや、果物由来のペクチン、海藻由来の寒天などを表すのが一般的だ。ゲル化剤、カラギーナンなどの添加物を用いて作られることもある。基本的に素材そのものは糖質ゼロでカロリーゼロである。

ところが通常はそこに砂糖や果糖ぶどう糖液糖などで味付けをして、スイーツとして完成するわけだが、そうなるとダイエットに何の助けにもならない、糖分・カロリーたっぷりのパワフルデザートになってしまう。

しかし近年ではゼロ甘味料などを用いて、糖質やカロリーをゼロ、もしくは低くした製品が世に出ている。こうした低糖質、低カロリーのゼリーはダイエットの大いなる味方である。ところが味の面ではイマイチというものも多かった。

ただ最近はメーカーの工夫でだいぶ味も変わってきたことは確か。そこで店頭入手のしやすい3種類の糖質・カロリーほぼゼロゼリーの味くらべをしてみたい。

 

 

関越物産『寒天デザート0kcal りんご味』
糖質0.6g/0kcal

250g・実勢価格 税抜128円・発売中

 

国内製造の寒天を使用した安心感の高い寒天ゼリー。寒天特有の水分を豊富に含んだ柔らかさが、フルーツ果肉感を彷彿とさせて、美味しい。甘味料はアスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、アセスルファムKの4種類。強すぎず嫌味のない甘さが食べやすい。果汁感は一番。

ただずっと同じ味なので、飽きそうになるので、毎日続けるのは厳しいかもしれない。工夫としては、途中からスプーンで形を崩して食べ、すりおろしリンゴのような味わいを楽しむという味変テクニックがある。

公式サイト

 

 

たらみ『糖質&カロリー0 グレープフルーツ味』
糖質0g/0kcal

280g・実勢価格 税込210円・発売中

 

飽きを防ぐために、1990年代に一斉を風靡したナタデココを投入、ベースの寒天ゼリーと食感を変えることに成功した『糖質&カロリー0 グレープフルーツ味』。ちなみにナタデココとはココナッツ汁を発酵させて固めたものだ。食物繊維が豊富で、独特のコリコリ感があるのが特徴である。

白っぽくて半透明なのがナタデココ

やはり食べ応えとしては群を抜く、そのクオリティー。コリコリっとしたナタデココと、その隙間を埋めるじゅわじゅわっと柔らかい寒天のハーモニーは、この大容量でも飽きが来にくい。甘味料はアスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロースの3種類。ポイントはグレープフルーツ味が好きかどうか。

ドライトマトエキス?

ゼロ系甘味料は砂糖と違いクセがあるのだが、それを一番風味的にごまかしやすいのがグレープフルーツ味だからだ。果皮のほろ苦さと甘酸っぱさを併せ持つグレープフルーツ味は、甘味料の不自然さをほぼ完璧に隠し通している。

公式サイト

 

 

イオン『TOPVALU 寒天ゼリー ぶどう味』
糖質1.5g/8kcal

250g・実勢価格 税抜98円・発売中

 

そのコスパの良さはひときわ。イオンのミニスーパー「まいばすけっと」などで手に入るプライベートブランド「トップバリュ」製品の『TOPVALU 寒天ゼリー ぶどう味』。ちなみにぶどう味もこうしたゼロ系製品では、甘味料の不自然さをマスクしやすくて定番である。

主成分は寒天。そこに濃縮ぶどう果汁を加え、甘味料のアスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、アセスルファムKで甘み付けをしている。食べてみると、シンプルながら美味しい柔らかめゼリー。みずみずしいので食べやすい。

ちなみに公式サイトにも意見が寄せられているが、スプーンで形を崩してグラスに注ぎ、炭酸水を少し加えるととても美味しいゼリードリンクが出来上がる。そのまま食べると単調で飽きやすいが、こうした工夫があれば続けやすいはず。もちろんこの手法は他の製品でも試すことができる。

公式サイト

 

 

入手はそれぞれ、スーパーやコンビニエンスストアなどで可能だ。

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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