【比較】手を汚さず細かいところまで届くと評判のスプレー式キッチン洗剤『キュキュットCLEAR泡スプレー』vs『ジョイ ミラクル・クリーン泡スプレー』使い比べ!

なるべく洗剤に触れたくないなら、スプレー式!

 

スポンジでは難しい細かくいりくんだ水筒の飲み口などにシュッと隅々まで届き、油まみれのフライパンもまんべんなく泡をふりかけやすい、手に触れるタイミングが少なくて荒れにくいなどの特長から、人気を高めているスプレー式の台所洗剤。その二大ブランド『キュキュットCLEAR泡スプレー』『ジョイ ミラクル・クリーン泡スプレー』を使い比べてみた。

 

そもそもキッチン洗剤/中性洗剤で汚れが落ちるのはなぜ?

ありそうでなかったスプレー式台所洗剤として2016年に登場、キッチンシンクに革命を起こした『キュキュットCLEAR泡スプレー』。遅れること3年、油汚れ落としに定評のある「JOY」ブランドからもスプレー式がついに登場。これで選択肢は2つになった。

 

 

従来は容器に入れてつけおきしたり、スポンジで泡だてて、それを汚れた皿などでこすりながら流水で洗い流すことがキッチン洗剤の使い方の王道だった。油汚れということに限定して考えるとわかりやすいが、実はこの方法はそんなに賢い手ではない。

というのもキッチン洗剤/中性洗剤というのは、汚れを浮かせるのが基本。除菌機能なども最近は増えているが、洗剤自体が殺菌するわけではなく、汚れや菌を浮かせて洗い流すことで菌を除く事になるのが基本だ。

 

 

しかも除菌に関しては確たる定義はなく、メーカーによってバラバラ。またできる菌とできない菌があるということも覚えておきたい。

基本的には油汚れを中性洗剤に含まれる界面活性剤が、皿から浮かせることで、流水で流しやすくなるのが機能だ。この機能は泡立っていた方がより効果を発揮するものなので、泡のスプレーというのは、画期的。しかもスポンジでは隅々まで行き渡らせるのは神経を使うが、シュバッと飛ぶスプレータイプなら楽である。

だったら今あるキッチン洗剤をスプレーボトルに入れ替えて、と考える人もいるかもしれないが、そのまま入れると粘度が高すぎて泡にはならないので、念のため。やるなら薄めて泡立ちやすい濃度にする必要があるが、これがけっこう難しい。濃過ぎれば泡は出ないし、薄すぎると洗剤としての機能が落ちることを覚えておきたい。

 

 

そうした前提を考えつつ、実際に2製品をためしてみたい。

 

 

ストローの奥まで届かせる鋭角スプレーが得意
花王『キュキュットCLEAR泡スプレー』

300ml/約375プッシュ分・実勢価格 税込282円・2018年9月リニューアル発売 オレンジの香り/微香性(グレープフルーツの香り)/無香性

 

先行商品ということで、記者もずいぶん長いこと愛用してきた。手の荒れやすい人間としてはゴム手袋をするべきなのだろうが、面倒。スポンジを使わずにシュッシュとして、1分間待ち、洗い流すという手順できれいになるのは、手肌にも手間にも優しい。

遠くまで届くダイナミックな鋭角スプレー

保温・保冷機能のある水筒やタンブラーの飲み口、コーヒーメーカーのパーツなど、入り組んでいる構造の品々にスプレーで対処できるというのは、たいへん感動したものである。洗い上がりは商品名通り、ぬるつきがなくなってキュキュッという音が出るというのも気持ちいい。

狙い撃ち!

中でもタッパ類の隅はこれでシュッとすることで確実に仕留めることができる。ただ時間が経って冷えて固まってしまっている場合は、お湯で少し緩めてからの方がより短い時間で効果を発揮しやすいので、念のため。

狭く入り組んだものは鋭角に噴射できるスプレーで攻めやすいし、最近の新スプレー採用モデルではより遠くまで飛ぶようになった印象。広がり方も少し大きくなった。洗剤としても優秀だが、この圧で汚れが吹き飛びやすい気もする。

またスプレー調整が独特で、ゆっくり引くと「細かい泡」、すばやく引くと「広がる泡」に変化するのが面白い。

○公式サイト

 

大きな表面に効果を発揮しやすい広がるタイプ
プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン『ジョイ ミラクル・クリーン泡スプレー』

300ml・実勢価格 税込323円・2019年3月27日発売 微香タイプ/フレッシュシトラスの香り

 

スプレー式キッチン洗剤としては後発となる『ジョイ ミラクル・クリーン泡スプレー』。果たしてこの3年の間に何をしていたのか。もともと油汚れ落としに定評のあるブランドだが、どうしても手肌の脂も落としてしまうことから、記者は主につけおき用途に使用しているブランドでもある。

泡噴射に特化した広がりやすいスプレー

最初に感じた違いは、スプレーを広がるモードにした時の大きなスプレー範囲。しかも泡が多い。油まみれのフライパンにスプレーする回数が少なくて済む印象だ。『キュキュットCLEAR泡スプレー』もスプレー改良で範囲は広くなったが、泡はこちらの方が勝る印象。

時短!

確かにそれで1分間放置して油汚れはスーッと落ちたから気持ちよかった。ただ強力な分、泡切れが少し悪いかもしれない。すすぎの時間が少しだけ多くなった印象。それでもスポンジで泡だてて、まずスポンジに汚れが移りすぎないように熱めのお湯でさっと流して、スポンジ洗いで手を荒れさせて、すすぐという手順が一気にコンパクトになるのはうれしい。

さらにコーヒーメーカーのパーツの入り組んだ部分にも強力な泡が入り込んで、コーヒー特有の油汚れも落としてくれたのには感動した。これはいい。泡スプレーという点では、泡が豊潤な分、こちらの方が優れている印象だ。

スプレー調整は、ノズル先端の開閉で切り替える方式。『ジョイ ミラクル・クリーン泡スプレー』

 

○公式サイト

 

 

細かい/細い部分の洗浄に適した『キュキュットCLEAR泡スプレー』、広い部分の油汚れが得意な『ジョイ ミラクル・クリーン泡スプレー』

結論としては、どちらも洗剤としては優秀だと思った。ただよりストローの奥まで届く鋭角スプレー力の『キュキュットCLEAR泡スプレー』、ブワッと広がりやすく油汚れ退治に強い『ジョイ ミラクル・クリーン泡スプレー』というキャラクターの違いは感じた。油汚れに関しては冷えてしまうと固形化して落ちにくいので、まだ鍋などが温かいうちにスプレーするのが効果的だ。

各人の洗い物が細かいものが多いのか、それとも大きなものが多いのか、比率によって、選ぶのが良いと思う。どちらにしても手肌の弱い人は活用した方がハンドクリームの使用量は減ると思う。気をつけたいのは何もかもスプレーで済まそうとしないこと。通常キッチン洗剤のつけおきの方が使用量は少なくなるのでコストは下がる。細かいスプーンや箸などはひどい油汚れが付着していない限り、そちらで十分だろう。

 

 

入手は全国のスーパー、ドラッグストアなどで可能だ。

 

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記者

清水 りょういち

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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