古くて新しい味!東京近郊エリア限定『東京浪漫 電気ブランハイボール ドライコーラ』。昨年発売125周年を迎えた「電気ブラン」シリーズのニューフェイスをおためし!

 

明治時代に東京・浅草で生まれた「電気ブラン」シリーズに、キャップを開けるだけで気軽に楽しめる「東京浪漫(とうきょうろまん) 電気ブランハイボール」が発売されたのが今から2年前。今回、その「電気ブランハイボール」の新商品となる『東京浪漫 電気ブランハイボール ドライコーラ』がオエノングループの合同酒精株式会社(東京都中央区)から発売された。知る人ぞ知る明治時代から連綿と続く東京・下町の味『電気ブラン』と昨今人気の「コーラフレーバー」のコラボ。酒好きならずとも、ちょっと好奇心をかき立てられる組み合わせだ。まず、ボトルに書かれた商品名のロゴ「浪漫」「電氣」の文字からも、明治時代の”ハイカラ”なレトロ感を濃密に感じる。そんな古くて新しいお酒である。

 

お酒なのに「電気」ってどういう意味?

まず、ネーミングが印象的である。『電気ブラン』。電気って何?ブランって?少しお酒に詳しい人なら、「ブラン」と聞くとフランスワインの白(フランス語でブラン)を想像するかも知れない。しかしそれはblanc。『電気ブラン』の方のスペルはbranであり、「ブランデー(brandy)」が省略されて「bran(ブラン)」となったものである。つまりブランデーをベースにしたリキュールであるということ。それでは「電気」とは一体何なのか?

そのことについては、オエノングループの「電気ブランその歴史」というサイトの中に以下のように記載されている。

「電気」は当時、文明開化の先端で、モダンで珍しいものでした。その頃、目新しいものを「電気○○」と呼ぶ風潮があり、ビリリとしびれる飲み口もあいまって「電気ブランデー」と名付けられたと言われています。

つまり、「電気・・・」というネーミングは、今でいえば「超・・・」とかといった意味合いの接頭語だったのである。しかも当時アルコール分45%と高めだった『電気ブラン』は、きっと舌をビリリとさせたはず。まさにイメージぴったりのネーミングのお酒だったに違いないのだ。

 

『電気ブラン』の新商品はアルコール分9%。でも飲みやすい!

今回ご紹介する新商品『東京浪漫 電気ブランハイボール ドライコーラ』(275ml・参考小売価格 税抜198円)は、そんな『電気ブラン』のコーラフレーバー版ハイボールである。いわゆる“電気ブランコーラハイ”だ。

275mlの飲みきりサイズの瓶に入っていて、キャップを開ければ、そのまま楽しめる手軽さがいい。とはいえ、アルコール分は9%。近年、人気を博しているストロング系チューハイに分類される。

さっそく口に含むと、「ドライ」というだけあって、甘さは幾分控えめ。コーラフレーバー独特の香りと控えめな甘さが口の中に広がる。ブランデーをベースにワイン、ジン、ベルモット、キュラソーなどをブレンドした秘伝のレシピで、アルコール分が高くビリリとした飲み口の『電気ブラン』を、コーラの香りと優しい甘さが包み込んでくれる。9%のお酒なのに、とても口当たりが良く飲みやすいのだ。

同じラインアップの『東京浪漫 電気ブランハイボール』は、電気ブラン独特の深く華やかな香りと爽快感が楽しめる。一方の『東京浪漫 電気ブランハイボール ドライコーラ』は、コーラの香りと控えめな甘さがやさしく包み込み、『電気ブラン』初心者におすすめだ。それぞれ個性が際立っており、どちらが好みか、飲み比べてみるのも面白いだろう。

 

歴史を肴に!

お酒の楽しみは飲むことだけではない。その酒が持つ歴史や物語も、隠し味として飲む人を楽しませてくれるのである。

記者が初めて『電気ブラン』なる飲み物を知ったのは、中学生のときに読んだ太宰治の『人間失格』だった。確か、早く酔いが回る酒として描写されていて、記者の好奇心をあおった。

実際に初めて味わったのは、それから10年近く経った頃、浅草の神谷バーだった。「これが、あの電気ブランか!」と感無量であったとともに、常連客に人気の飲み方を真似し、小さめのショットグラスに入ったストレートの「電気ブラン」とビールをセットで注文した。ビールをチェイサー代わりに「電気ブラン」と交互に飲んだのだが、すぐに酔いが回ったように記憶している。

東京・浅草の神谷バーを創業した神谷傳兵衛(かみやでんべえ)。

東京・浅草にある1880(明治13)年開業の「神谷バー」。その創業者・神谷傳兵衛が開発した看板商品が『電気ブラン』である。ブランデーをベースに、ワイン、ジン、ベルモットなどをブレンドし、当時から人気を博した。まさに東京浪漫の味。それが『電気ブラン』なのだ。

アルコール分40%の電気ブランオールド。

太宰治「人間失格」、芥川龍之介「十円札」、三浦哲郎「忍ぶ川」、林芙美子「新版 放浪記」、萩原朔太郎「ソライロノハナ」など、数多くの文学作品の中にも登場するこの伝説のお酒は、その後、1958(昭和33)年頃にはアルコール分30%の『デンキブラン』に生まれ変わり、さらに1983(昭和58)年には発売当時のラベルデザインを踏襲したアルコール分40%の『電気ブラン(オールド)』がラインアップに加わり、アルコール分は変わっても、そのベルモット風味の独特の味わいは現在も受け継がれている。

さて、この古くて新しい味の『東京浪漫 電気ブランハイボール ドライコーラ』を、老いも若きもぜひお試しあれ。古き良き時代の味と香りがきっと楽しめるはずである。

 

『東京浪漫 電気ブランハイボール』『東京浪漫 電気ブランハイボール ドライコーラ』の購入は、東京近郊エリア(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県)のスーパーや酒販店などで。

『40%の電気ブランオールド』は全国のスーパーや酒販店などで購入が可能。

 

公式サイトはこちら

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記者

渡辺 穣

渡辺 穣

50代男性。月刊誌のデスク・編集長等を経て著作家。主に経済系の著書多数。ファイナンシャルプランナー。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年。趣味で家庭教師も行う。山と海と焚き火を愛する。

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