イケメン大集合のCMで話題だけどプッシュ式で「バイオ IOS」実用化第1弾の実力派洗濯洗剤『アタック ZERO(ゼロ)ワンハンドプッシュ』!

イケメンでかすみがちだが化学繊維対応は画期的!

 

松坂桃李/菅田将暉/賀来賢人/間宮祥太朗/杉野遥亮という豪華すぎるイケメン大集合による「#洗濯愛してる会」CMが大きな話題の『アタック ZERO(ゼロ)ワンハンドプッシュ』だが、その実力も忘れてはならない。今まで除去するのが難しかったポリエステルなどの化学繊維の汚れ・ニオイを撃退する新機軸でプッシュ式、機能てんこ盛りの新世代洗剤を試してみた。

 

花王史上最高の洗浄基剤「バイオ IOS」がポリエステルなどの化学繊維特有の皮脂汚れ・ニオイへのアタックを可能にした!

節水・大容量タイプの洗濯機が主流となる現代、少ない水で大量の洗濯物を洗う機会が爆発的に増えている。そして衣類自体も化学繊維製品が4割以上を占めるように。だというのに洗濯洗剤が今までのままでいいのか? という命題にチャレンジしたのが、花王『アタック ZERO(ゼロ)ワンハンドプッシュ』(400g・実勢価格 税抜498円・2019年4月1日発売)だ。

イケメン大集合のCMのおかげで、どうもその実力の方がかすみがちだけれど、実は今回の『アタック ZERO(ゼロ)ワンハンドプッシュ』は、かなり画期的な製品だ。

花王が独自研究開発した史上最高の洗浄基剤「バイオ IOS」を主成分とする商品の第一弾であり、単なる洗浄力アップというよりも、今まで落とすことのできにくかったポリエステルなどの化学繊維に付着した皮脂などの油性汚れやニオイを狙い撃ちできる製品なのである。

結果として、落ちにくい汚れが落ち、生乾き臭も落とすという高機能を得た。記者もポリエステルのTシャツの皮脂のニオイってどうしてこんなに落ちないんだろうと日頃から首をひねっていて、もう化学繊維の入った肌着は買わないと心に決めるくらいだったので、これはすごいと思った。

しかもアレルギー全盛期の現代で、洗剤残りもゼロというのを打ち出しているのも非常に頼もしい。強力にニオイや汚れを取る洗剤はどうしても洗剤が残りやすく、結果痒くなるので使いにくいという声にも対応したものとなる。

洗剤本体・洗濯機周りも汚れにくいスマートなプッシュ式がとても快適な使用感

とは言え使い方はすごく簡単。いちいちフタに注いでこぼしてしまい、本体がヌルヌル、洗濯機の洗剤投入口あたりもヌルヌルになってホコリがついて汚れるということもないプッシュ式は画期的だ。

ただワンプッシュとはいうが、4kgの洗濯物を45リットルの水で洗う場合は3プッシュすることとなる。最低は2kgで30リットルで、それでも2プッシュ。つまり小刻みに出ることで調整をたやすくしているという仕組み。5プッシュでキャップ1杯が目安だ。

これは手も汚れずに周りも汚れない、非常にスマートな注入方式。でも柔軟剤を入れるときに従来のやり方でこぼれがちなので、ぜひとも早い段階で柔軟剤もプッシュ式になることを切望する。

分厚いタオルも見事にニオイゼロ化できたが、完全無臭化できないものも

実際に洗って、干してみた後、ニオイを嗅いでみた。乾いた衣類の生地がキュッとなっている清潔な洗い上がりはかなり好印象。分厚いタオルもきちんと無臭化。今回は検証のためにあえて柔軟剤を使わずに洗ってみたが、意外と柔らかいし、鼻が麻痺したかのような無臭化には驚いた。確かに洗剤残りも少ない気がする。

ただ化学繊維の男脂臭はよくよく嗅ぐと、少しだけ繊維の奥の方に残っている気がした。ニオイというほどのものではないが、無臭にはならなかった印象。ただこの感じだと、数回洗えば完全に除去できそうだ。今までの洗濯用洗剤ではほぼ無理だったので、ここまで除去できたことに素直に拍手を送りたい。香り付きの柔軟剤を使用すれば、解決するレベルだろう。

ただせっかくの洗剤残りゼロ化を考えると、柔軟剤選びが難しいのも事実。洗剤残らず柔軟剤が残るという事態は避けたいので、シリーズで柔軟剤を出して欲しいと切望する。

 

 

ちなみにこの「アタック ZERO(ゼロ)」シリーズは花王では初となるドラム式用も誕生。プッシュ式だけでなく、数多くの形態が揃っているので、使用方法に合わせてじっくり選びたい。

『アタック ZERO』左から:本体ボトル400g、ワンハンドプッシュ、つめかえ用360g、900g

『アタック ZERO ドラム式専用』左から:本体ボトル380g、ワンハンドプッシュ、つめかえ用340g、860g

 

入手は全国のドラッグストア、スーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。

 

公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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