【花粉対策2019〜鼻ムズ編】今年の花粉におすすめな鼻の対策、ミントな二段構え『ハナノア専用洗浄液 爽快クール』と『ノーズミント(NOSEMINT)』で立ち向かおう

クスリに頼りたくない人はミントに頼ろう

 

2月14日から都内で飛散開始したスギ花粉。あちらでクシャン、こちらでヘクショイとにぎやかしくなった日本社会。今回は鼻のムズムズに焦点を当てた、薬品じゃない今年の花粉対策2トップを紹介する。ピックアップしたのは『ハナノア専用洗浄液 爽快クール』『ノーズミント(NOSEMINT)』、どちらもミントのパワーで憂鬱な季節に対抗する!

 

鼻がムズムズ、ツーン、タラーッとする前の対策はやっぱりミントでクールな刺激が王道です!

世の中には点鼻薬や飲み薬などの花粉症対策薬品もあふれているが、薬剤の使い過ぎも問題になっていることは確か。そして、たかが花粉にクスリなんて……、という強気な人も多い。そんなときに自然界に存在しつつ、鼻のムズムズをやっつけてくれる成分といえばミントが代表的だ。シソ科ハッカ属由来の自然成分でなんとかなれば、それはもう勝ち名乗りをあげていいと思う。

 

 

そこでミント(メンソール)の刺激で今年の花粉に対抗したい人のために、おすすめ2製品をピックアップした。

 

 

ツーンとせずに洗い流せる鼻うがいツールにクールな新顔
小林製薬『ハナノア専用洗浄液 爽快クール』

500ml・希望小売価格 税抜800円・発売中/成分:精製水、塩化Na、グリセリン、香料、ポリソルベート80、ベンザルコニウム塩化物(0.0035%)、エデト酸Na

 

たとえばプールで鼻に水が入ったら、たちまちツーンとして不快だ。それは人間の体液とプールの水では成分が違うから。体液と成分が似ているのは生理食塩水といい、医療の現場でも使われている。それは0.9%の塩分を含んでいる水のことで、これならツーンとすることはない。

『ハナノア専用洗浄液 爽快クール』は洗浄器具は入っていないので、初めて使用する場合は洗浄器具付きの製品を入手する必要がある。左が初心者用のシャワータイプ、右が中上級者用のストレートタイプ。箱のイラストでもわかる通り、使用時の角度も違う

 

では生理食塩水を持ち歩いて鼻にスプレーすればいいのでは? と思うかもしれないが、そもそもその程度ではムズムズを抑えるためには刺激が弱すぎるし、生理食塩水の特性として、雑菌が入ると腐りやすいので、そのまま持ち歩くのはあまりよろしくない。それに塩と水だからといって、自力でちょうどいい濃度を作り上げるのはかなり難しい。記者もやったことがあるが、かなり面倒くさい。

 

 

そこでツーンとした刺激を与えずに成分調整され、さらに程よいミントの香りで爽快な使用感で鼻から、この季節特有の不快な花粉やホコリを追い出してくれるのが「ハナノア」シリーズだ。

左がストレートタイプ「ハナノアa」で、右がシャワータイプ「ハナノアb」

「ハナノア」はどちらも刺激を与えず、鼻の中の花粉やホコリをツーンとした刺激なしに洗い流す製品だが、その噴射スタイルによって、ストレート水流(中上級者用?)の「ハナノアa」とシャワータイプ(初心者用)「ハナノアb」に分かれる。液自体に変化はなく、付属している洗浄器具の形状が違い、使い方も少しだけ違う。

「ハナノアa」鼻から入れて、口から出す中上級者タイプ

「ハナノアa」はストレートな液体を噴射して、鼻の奥までしっかり洗えるタイプだが、その液体を口から出す必要がある。慣れるまではちょっと難しいので、そんな人は、やさしいシャワータイプ噴射で鼻から入れた液体を鼻からそのまま出して洗う「ハナノアb」がおすすめだ。

「ハナノアb」初心者向けの鼻から入れて、鼻から出す優しい刺激のシャワータイプ

 

そして今回紹介する『ハナノア専用洗浄液 爽快クール』は、ミントの香りにメントールを加えて、爽快感をアップした製品。ただしこれは「専用洗浄液」のみの販売で、洗浄器具をすでに持っている人のための製品となっている。なのでこの『ハナノア専用洗浄液 爽快クール』のみを購入しても鼻うがいはできないので注意したい。

 

 

やはり刺激が強い分、ハナノア慣れしているユーザーを念頭に置いているのだろうか。確かにそこそこ使い慣れてからの方が効果的に鼻うがいができるので、初心者はまず「ハナノアa/b」で使用法を学んでほしいとの配慮かもしれない。

 

 

実際に使ってみると、確かにこの花粉シーズンにこのクール感は非常に気持ちがいい。記者は普段から日課にしているヘヴィーハナノアユーザーなので、使い方はお手のもの。普段はシャワータイプでは物足らず、しっかり洗える「ハナノアa」を鼻奥に噴射して、さらっと口から出す自在な使いこなしをしているくらいだ。この口出し方式で使用すると、鼻から喉の奥まで全部爽快になるのでたまらなくスッキリ。

 

 

メントールの刺激は花粉を洗い流すだけでなく、呼吸も楽にしてくれる気がするし、しばらくそのスースー感が持続するので快適。今までは夜のみ使用していたが、これは一日の始まりに洗いたくなるタイプ。その後に出かけた方が、外気の刺激がずいぶんと楽になる。

 

いつでもどこでもマスクにも、衝撃ミントの刺激で対抗する!
素数『ノーズミント(NOSEMINT)』

『ノーズミント(NOSEMINT)3色カラーセット ドンキホーテ限定』3色3本入・希望小売価格 税抜980円・発売中/主成分:メンソール、ペパーミントオイル、ユーカリオイル、ラベンダーオイル

 

 

以前紹介したこともある『ノーズミント(NOSEMINT)』は、その強力な衝撃ミントで花粉の刺激を忘れさせてくれる、持ち歩きに便利なスティックタイプの吸引アイテム。しかも本体下部の液体ミントを直接マスクにつけて、マスクスプレー代わりにもなる1本2役製品。

 

 

成分はメンソールのほかに、ペパーミントオイル、ユーカリオイル、ラベンダーオイルも混ざっているので、アロマ的な癒し感もある。思い切り鼻に当てて吸い込めば衝撃的な刺激で、深呼吸したくなる快適な鼻奥感覚を実現してくれる。

 

2つを組み合わせれば今年の花粉もこわくない!?

以上2製品を組み合わせて使うことで、最大限にミント&メントールの刺激で、今年の花粉に太刀打ちできるという寸法だ。出かける前と帰宅時は『ハナノア専用洗浄液 爽快クール』で鼻の奥に潜んでいる花粉までしっかり鼻うがいで洗い流す。

 

 

帰宅時に服についた花粉を玄関ではたく人は多いが、鼻の穴の中にしっかり花粉が入ってきていることをお忘れなく。そして出かけた後は、要所要所で『ノーズミント(NOSEMINT)』を活用、それでもダメならマスクをして、そこに『ノーズミント(NOSEMINT)』の液体を塗って、やり過ごす。これでダメなら……、やっぱり耳鼻科に行った方がいいかも!?

 

 

入手は全国のドラッグストアや量販店などで可能だ。

 

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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