人間の治癒力を引き出す絆創膏!『matsukiyo ハイドロコロイドパッド厚型』新登場!

 

膝を擦りむいたり包丁で指を切ったりと日常生活で小さなけがをするのは生きている以上仕方のないこと。そんなときは速やかに対処をし治療することが大切だ。放っておくと傷口が膿んだり跡が残ったりと今後の生活に支障をきたす恐れもある。そんな時に活躍するのが早く綺麗に治療ができる『matsukiyo ハイドロコロイドパッド厚型』だ。

 

粘着力と伸びがすごい!関節部にも貼れるし剥がれにくい。

そもそも傷口はどのように治るのかご存知だろうか。

けがをして出血すると血小板が集まり止血、体液(繊維芽細胞など)が傷口を覆い治療が開始される。この体液が乾燥するとかさぶたとなり内側から修復されていくというメカニズムだ。かさぶたはしばらくすると剥がれ、さらに綺麗に再生される。

モイストヒーリング、あるいは湿潤療法と呼ばれる新しい医療アプローチ。

実によくできた仕組みだが残念なことに1つ欠点がある。それはかさぶたの存在。すばやく表面を密閉することで細菌の侵入を防ぐ役割を持っているのだが、治療という観点では邪魔なもの。

1枚ずつ個包装されており密封性が高い。

これはかさぶたが乾燥してしまうと細胞は死滅してしまうので、完全にはがれ落ちるまで表面の治療を行うことができないため。しかも跡が残りやすいという欠点もあり完全に元通りになるまで数か月かかることもある。

これを人の知恵で改善したのがモイストヒーリングと呼ばれる方法だ。この手法は傷口から分泌される体液を乾燥しないよう保湿することでかさぶたを作らないようにするもの。

体液が死滅することなく傷の治療に専念できるため治療速度が速くなるというわけだ。かさぶたもできないので跡も残りにくいメリットがある。

肌色に見えるのがハイドロコロイド部分。縁ギリギリまである。

従来の絆創膏もガーゼが傷口を覆いかさぶたを作らない点では同じだが、ガーゼが傷口に張り付いて剥がした時に悪化させたり保湿できなかったりと悪影響も少なからず存在している。

厚型だが光は若干通す。ぱっと見貼っているか分かりにくいメリットも。

株式会社マツモトキヨシホールディングス(千葉県松戸市)の販売するmatsukiyo ハイドロコロイドパッド厚型はこのモイストヒーリングを採用した高機能絆創膏というわけ。

伸縮性抜群!

取扱サイズはふつう(21mm×42mm16枚入り・希望小売価格 税抜800円)、大きめ(229mm×59mm・10枚入り・希望小売価格 税抜800円)、ジャンボ(59mm×78mm・5枚入り・希望小売価格 税抜903円)の3種類。

厚みがあってやわらかい

全面に吸水性の高いハイドロコロイド素材が使用されており、体液をしっかりと保持し湿潤環境を構築できる。防菌性も備えているので菌のリスクも少ない。

 

ハイドロコロイドはそれ自体が粘着性を持っているので傷口にフィットしやすいのも一般的な絆創膏との大きな違い。空気を含みにくく剥がれにくいので長時間つけ続けられるというわけだ。乾燥しないため傷口に引っ付く心配もない。

透明のフィルムを剥がして貼り付ける。粘着面は触らないように注意。

ただし、フチが剥がれたら基本的には張りなおす必要がある。ハイドロコロイドが体液以外の水分を吸収すると治療の邪魔となり最悪菌の繁殖もするためだ。

 

なお、同社ではすでに同製品の薄型タイプを発売しているのだがこちらは厚型。ハイドロコロイドの粘着力、吸水性が高くなっているようだ。

記者は指の関節に貼ってみたが粘着力が普通の絆創膏とは大違い。1日たっても剥がれる気配がない。伸縮性も高く、指を曲げ伸ばししても違和感がないので日常生活で気にならないのがうれしい。普通の絆創膏だと指を曲げると浮いて剥がれてしまうことがあるのでこれは大きなメリットだろう。

 

気を付けるべきはカットができないこと。全面がハイドロコロイド素材となっているので、カットすると外部の水分を吸収し体液を保持することができなくなる。指先のような小さな部位にはつけにくいので注意が必要だ。そのため適切なサイズを選ぶのが重要となる。

もちろん防水性もあるので日常生活に支障はない。

傷を残したくない、早めの治療をしたい、関節部の傷などにおすすめ。

全国のマツモトキヨシ、オンラインショップほかで発売中。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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