ソーダ味のチョコってなんだ!? カバヤ『禁断のショコラ ソーダ』を食べてみたら、まさに禁断な味わいだった!

怪しげな感じがするこの色

 

約2年ぶりの復活を遂げた、知る人ぞ知るカバヤ食品の「禁断」シリーズ。チョコなのにソーダ、ラムネなのにチョコ…、謎すぎる味わい『禁断のショコラ ソーダ』を実際に食べてみた! もうやめられない未知の味!

 

禁断シリーズが復活!決して相いれないイメージのソーダとチョコがひとつに!

チョコレートのお菓子にとって、夏は不遇の季節。とはいえ近年は冷やして食べるチョコなるものも多数登場し、一年中チョコがおいしく食べられるようメーカー各社の努力は続く。

そんな8月に突如彗星のごとく現れたのが、カバヤ食品株式会社(岡山県岡山市)のラムネチョコ『禁断のショコラ ソーダ』(30g・希望小売価格 税込149円・2018年8月7日発売)。すべての味わいを覆いつくして自分色に染め上げるチョコレートという素材に対し、爽やかなラムネ(ソーダ)をぶつけてしまった画期的なお菓子なのだ。

まるで宇宙や生命の神秘を思わせる怪しげなパッケージ

チョコなのにソーダ、ラムネなのにチョコ? 味がいまいち想像できないのだが、この「禁断」シリーズは2013年から4年間販売されていた商品。今年、約2年ぶりに復活を遂げた。(ソーダ味とマスカット味の2種類あり!)

カバヤ食品といえば、チョコ×クッキーの「さくさくぱんだ」や二層触感グミ「ピュアラルグミ」など、複数の味や触感をうまくミックスさせるのが得意技。

それぞれの良さを生かしつつ新しい味に仕上げるという点では、ソーダ×チョコもオールオッケーということなのだろう。開発段階をのぞいてみたいくらい意外な組み合わせだが、過去に販売されていた時代を知っている人からは「おいしかったよ」とだけコメントが返ってきた。

パッケージは真っ黒で光沢あるチャック式の袋。怪しげにきらめくデザインで、「チョコレートなのにラムネ?」という文字が躍る。パッケージの写真を見てみると、水色の真ん丸な飴玉っぽいその見た目はチョコっぽくない。考えるよりまず食べよ、ということだろうか? これはもう食べるしかない!

見た目もにおいも完全にソーダ。『禁断のショコラ ソーダ』は、パチパチはじけるソーダとチョコの甘さが絶妙!


袋を開けると、ビー玉や昔ながらの飴玉くらいのサイズのころんとかわいいお菓子が10個登場。表面はさらさらのソーダパウダーがついている。水色の見た目、甘いにおいは完全にソーダ。チョコレート感はまったくなし。28度以下で保存、ということは要冷蔵ではなく常温。溶けても手につかなさそうな印象。

この中には、ソーダ味のチョコとさくさくのラムネ(キャンディチップ)が入っているらしい! ラムネなのか、チョコなのか、飴なのか、成分を見るとなんだか色々ブレンドされている。謎が深まる!

それはひとつ、いただきます! 『禁断のショコラ ソーダ』を噛んでみると、ソーダパウダーの甘みの上に、ふわっと柔らかいチョコレートの食感と甘さがマイルド! 食べてみると、しっかりチョコレートだ。それなのに、ソーダとチョコの甘さが見事に同化していて相性がいい! ここまでどっちの味もする、というのはびっくりだ。

噛んでいると、ソーダ味のキャンディチップが口の中でぱちぱち弾ける音がする。柔らかな触感にひんやり冷たい感覚もして、どことなくアイスっぽい。意外にも優しくまろやかな味わいだった。後味はすっきりだし、おでかけのお供にもおすすめ。

チョコレートはすべてを覆いつくす味、と思っていたが、『禁断のショコラ ソーダ』は「ソーダなのにチョコ」だった。ソーダを忘れず、チョコの魅力もうまく合わせてくるなんて…すごい。おいしすぎて10個なんてペロリ。食べすぎ注意な、まさに「禁断」な味だった!

カバヤ食品『禁断のショコラ ソーダ』は、全国のスーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどで幅広く発売中。マスカット味もあるので、食べ比べてみたい。


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記者

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椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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photo by 尹 哲郎

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