指一本で簡単に!面倒くさいから開放してくれる『タブも作れるテープカッター 大』で作業を効率化!

カラーはそれぞれ4種類。

 

貼ったテープが剥がせないというストレスを感じたことはあるだろうか。レジの袋止めやメモの仮止め、マーキング代わりなど日常生活に密かに潜んでいるこのストレス。これを解消するのが『タブも作れるテープカッター 大』だ。

 

貼ったテープを剥がしたい時のためのタブ作りの味方。特許取得!シンプルな構造に隠れた様々な工夫。無意味にタブを作ってしまいそう!?

メモを貼り付けたり袋を閉じたり、いろんな場面で活躍するセロハンテープ。普段は貼りっぱなしで使用するのだが、一時的な掲示物など後で剥がすものは意外と多く存在する。

 

しかしセロハンテープははっきり言って剥がしにくい。硬いものに貼り付けられていれば爪でガリガリと引っかければ何とか取っ掛かりを作ることができるが、ビニールのような柔らかい素材に貼りついているともなれば発狂ものだ。

 

スーパーや雑貨店ではこの作業を簡潔にできるように、タブと呼ばれる折り返しを作っている。粘着面同士を貼り合わせてテープの一部が貼りつかないようにしている部分の事だ。

 

ただ、この作業が意外とめんどくさい。実際にやってみると分かるのだがまずベタベタとテープが手にくっついて作業がしづらい。折り返したテープが斜めにくっついて不格好になる(問題にはならないが)。極めつけは、指紋だらけで見た目が悪いと言うことだ。

 

そんなに面倒なことなら貼らなければいいのでは? と思うかもしれないが、袋の口をテープで留めるのは万引き防止という狙いがあると言われている。中身が落ちるのを防止するという目的もあるが、実のところは袋が開封済みかを確認するためのようだ。必要な作業と割り切るほかない。

 

こんなややこしい作業を簡単に出来るようにしたのが、横田文具(株式会社エイジ化成・大阪府八尾市)が発売する『タブも作れるテープカッター 大』(サイズ:幅172mm×高さ100mm×奥行45mm・重量:1kg・税込 3,200円・2018年6月発売)だ。

 

使い方はとても簡単。可動式のカッター部を指で押すだけ。すると上手い具合にテープが貼りつくので、いつものようにテープを手に取って好きな長さに切るだけ。もちろん繰り返し何度でも使うことができる。

押すだけなので親指だけでOK

 

タネが分かればなんてことないが、色々と工夫が凝らされているからこそのシンプルさ。テープと刃の間にある少し高くなった台がタブの丸みを作る役割を果たしていたり、可動式の刃にくっついた針のような部品がテープのたわみを抑制していたりと目を凝らせば技術の塊のような製品であることがよくわかる。

 

同じタブを作る製品は他にも存在しているが、シンプルさも含めればこの商品が一歩抜きんでているのは間違いない。機械的なシンプルさはもちろんタブを作る作業も指で押すだけ、という単純さだ。

 

不満点をあげるとすれば、まれにタブ作りに失敗することがある。先ほど紹介した少し高くなった部分の手前側にテープが貼りつくとタブが上手く作られない。

これを回避するにはテープを切る時にたわまないように切ってあげればOK。長すぎたから、と少し戻すとテープが緩んで貼りついてしまう。

 

持ち運びのできる小サイズも発売中!

とはいえ、お店でもない限りタブを作る機会はそんなに多くはないはず。そんな時はいつものように使えば普通のテープカッターとして使うことができるので安心してほしい。

 

また、持ち運び用に『タブも作れるテープカッター 小』(サイズ:幅26mm×外径74mm×内径25mm・重量:33g・税込 580円・2018年6月発売)も発売されている。

 

使い方は『タブも作れるテープカッター 大』とほぼ一緒。

中に入れるテープのサイズ(幅20mmまで×外径58mmまで×内径25mm以上)に注意しておこう。

 

公式サイトで発売中。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 髙水弐徳

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