新開発のスーパースムースインクの驚きの”書きやすさ”!BICボールペン『アトランティス エグザクト』の実力は?

こんなことを言うと世界ブランドのBICに失礼かもしれないが、このボールペンの書きやすさには、いい意味でショックを受けた。今回紹介するBIC『アトランティス エグザクト』は、アメリカで金額ベースでなんと年平均二桁成長をしているという注力商品。ついに今年初めて日本での販売を開始した。新開発のスーパースムースインクを搭載し、針のようなニードルチップで、細かな文字もサラサラと書ける。さっそく実際に使用してみたのでレポートしたい。

滑らかさが別次元に進化した新インク!

ボールペンを買うときに、消費者は何を重視するのか。BICが「筆記の滑らかさ」へのニーズに対して開発したのが、新しいインク「スーパースムースインク」である。

記者はボールペンのヘビーユーザーで、ひと月にボールペンの替芯を最低でも15本は使っている。そんな記者がこれまで「書きやすさ」でたどり着いたのが、日本製の某ボールペンだった。ペン先の太さは0.7mm。ちょうど、今回試した「アトランティス エグザクト」と同じ太さだ。試し書きを始めてすぐに驚いた。素早く書いたときのインクの途切れ、軽く書いたときのインクの濃さなど試せば試すほど、この「アトランティス エグザクト」の書き心地は、驚きのレベルに仕上がっている。

 

ちなみに、同じBICの旧タイプのインクとその書き味を比較してみると、その違いは歴然。以前のインクはペンを走らせるのに力が必要だが、新しい「スーパースムースインク」はペンを紙に置いて軽く横に動かすだけでラインが描けてしまう。全く別世界の進化を遂げている。これまでのインクのイメージとは、全く別だと認識を新たにしないといけない。

「アトランティス エグザクト」のペン先は、ニードルチップといって、その名のとおり針のように細長く伸びている。そしてそのペン先が出るノーズの部分が少し丸みを帯びてペン軸から細くなっていく。このノーズの形状のため、ややペン先の位置が捉えにくい印象を受けたが、これはおそらく慣れの問題だろう。細かい文字を正確に書き込む、そんな用途にも使いたくなるいいペン先である。

シンプルで長持ちはBICの基本

さらに、なめらかな書き味に加えて「アトランティス エグザクト」の大きなセールスポイントは、そのグリップ感だろう。通常、ペンのグリップ部にはラバー等が巻かれていて、指先になじむように設計されている。ところが、「アトランティス エグザクト」は、ペン全体がグリップ部という発想の転換がなされているのだ。そして軸の真ん中近くがやや細い異形の形状をしている。これは人間工学に基づくエルゴノミクス設計によるもので、その形状と軸全体に施されたラバー材質のフィット感で、とてもグリップしやすいボディを形成している。

商品ラインナップは、インク色が黒・赤・青の3色に、ファッションインクとしてピンク・パープル・ターコイズの3色を加え、単色6色の6本から構成される。どれも1本税別150円、替芯は1本税別100円で、2月末から発売が開始された。

フランス生まれのBICというブランドは、日本ではどちらかというと高品質というよりも、コストパフォーマンスに優れた大量生産品といったイメージがあるが、記者は今回の試用でそのブランドイメージを少々軌道修正しようかと考えている。

 

この「アトランティス エグザクト」は、品質的に国産の高品質ボールペンと十分に争える戦闘力を備え、さらに替芯のコスパが良さそう(この点は検証していないが)なのが大きな魅力である。もともと、シンプルな商品性と長持ちする耐久性はBIC商品全般に通じる基本コンセプトでもある。

軸のデザインなどは、国産ボールペンにない個性があり、そこがまたフランス生まれの魅力でもあるが、この点は好みが分かれるかもしれない。また記者の個人的な要望を言うと、単色だけでなく3色や4色といった多色ペン軸の「アトランティス エグザクト」の登場が待たれる。

 

とはいえ、この実力を備えた魅力ある1本を、自称・筆記具オタクの記者はしばらく使ってみようと密かに思っている。それほどのインパクトあるボールペンであることは間違いない。

オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイトはこちら

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記者

渡辺 穣

渡辺 穣

50代男性。月刊誌のデスク・編集長等を経て著作家。主に経済系の著書多数。ファイナンシャルプランナー。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年。趣味で家庭教師も行う。山と海と焚き火を愛する。

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photo by 尹 哲郎

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