すぐにできないから逆にイイ!?実際に作ってみた!『kazokutte(カゾクッテ)』第2弾・親子で楽しめる工作キット!

学研ステイフルの『kazokutte』は、今年の春に誕生した家族のコミュニケーションを深める新ブランド。 『kazokutte』第2弾、ダンボール工作キットは、簡単すぎず、ちょっとむずかしいから親子で共に協力するのにちょうどいいって本当? ママライターが子どもたちと実際につくって遊んでみた!

 

ダンボール工作キットは、学びも成長も愛情も育める!

夏休みや連休といえば「ちょっと特別な遊び」をしたくなる時期! でも屋外に出かけるのは酷暑が・・・頭を悩ませる保護者は多い。そんなときに室内でもばっちり楽しめるのが今話題の「工作キット」! おうちの中で、親子で一緒におもしろ体験をしてみるのはどうだろうか。

 

文具やおもちゃなど子どもたちの心と体を育むアイテムを幅広く手がけている株式会社学研ステイフル(東京都品川区)の『kazokutte』は、“家族のコミュニケーションを深める”ことをテーマにしたオリジナルブランド。今年5月に第1弾の『おうちポストシリーズ』などが発売されて以降、幼児~小学生の子どもを持つ家庭から人気を集めているシリーズだ。

みんな知ってる「学研」ブランドの新シリーズ誕生!

今回注目したのは、『kazokutte』第2弾、ダンボール工作キット(希望小売価格 税抜1500円・2018年7月12日発売)。カメラ、フライパン、ハンドル、宝箱の4種類があり、家族で一緒に考え、一緒に作り、一緒に遊べる夏休みの今欲しいスペシャルなアイテムなのだ。

2018年5月からスタートした「kazokutte」第2弾はダンボール工作キット!

一般的な工作キットといえば、組み立てて、絵つけなどをして飾るというものが多いが、『kazokutte』のダンボール工作キットの場合は作って遊べるからさらにおもしろそう。

家族で協力して作ったもので一緒に遊べるのは楽しい時間を共有できるし、思い出にもなるし、ちょっと特別な工作キットだと思う。さっそく実際にやってみよう!

簡単じゃない!ちょっと難しいからおもしろい!

幼児対象の工作キットは、大人が作ると数分で出来てしまうものが多いが、『kazokutte』のダンボール工作キットはそうはいかないらしい。子どもがひとりでは作れない、家族と一緒にちょっと考えながら作れることで想像力やチャレンジ精神、手先の器用さにつながるという。

今回は、2歳の娘と小学校4年生の従兄と一緒に『kazokutte』のダンボール工作キットのうち、カメラを手に取って作ってみよう。正直言って、おもちゃや組み立ての家具などを作るのが苦手な記者には「ちゃんとできるんだろうか」と不安があるが・・・。


まずは工作前に、必要なものを確認! ダンボールカメラを作るには、この工作キットのほかに「両面テープ(10ミリ幅推奨)」「ペットボトル(280mlサイズ)」「紐(100センチほど)」が必要になる。紐は完成したカメラを首から下げるためのものなので、巾着や体操着袋などの紐といった素材がおすすめ。後は、お絵かきに必要なペンやクレヨンなどをお好みで用意する。

パーツをバラしたものがこちら。

工作キットの中には、ダンボールのカメラの元となるパーツ、そしてお絵かき用紙(10枚)、説明書が入っていた。切り取り線が入っているので指で押すだけでパーツを抜くことができ、ハサミはなくても大丈夫。きれいに作りたいならピンセットや割りばしなどがあってもいいかも。

糊だとダンボールに染み込んだり粘着力が足りないので、やはり両面テープは必須。

最初は「ちょっと難しいかも…?」と思ってしまうが、説明書に沿って作っていくと手順が細かく書かれていて、”文字が書かれている方が表です”など初心者がひっかかりやすいポイントがちゃんと指摘されているから安心!

普段はあまり工作が得意ではない小学校4年生の従兄は、勢いあまってダンボールを破りかけるというアクシデントはあったものの、終始楽しそうに取り組んでいた。


最後に紐をつければできあがり!組み立てるだけなら30分ほどで完成したので、器用な親子であればもっと早くできそうだ。

シールを貼ったり、絵を描いたり、アレンジは無限!


それぞれのパーツはけっこう細かいが、パーツを失くしたりするほど小さくもないので大人の指でも十分作業できた。また、ダンボールという身近な素材は手触りがよくて、丈夫で扱いやすいのも良かった。

完成したカメラは娘が嬉しそうに首に下げて、従兄と仲良く遊んでいた。「ハイ、ポーズ」とおしゃべりしたり、付属のL版サイズ用紙に絵を描いたり、遊びの中にコミュニケーションが生まれるのがいい。

2歳の娘は簡単な組み立て作業とデコレーションを、小学4年生の従兄は大人と一緒に組み立ての全般を担当し、一緒に楽しく遊ぶことができた。年の差があって一緒にはなかなか遊べない兄弟姉妹や親戚、友人とも楽しく遊べるアイテムだと思った。

『kazokutte』のダンボール工作キットは子どもも大人も楽しめる!

簡単すぎてもつまらない、ちょっと難しいからやる気になるし、手がかかっただけ遊ぶときはなおおもしろい。『kazokutte』のダンボール工作キットは、子どもはもちろん大人も楽しい工作キットだった!

 

カメラ以外にも、ハンドル、フライパン、宝箱というシリーズがあるので、全4種類をつくってみたくなった。また、夏の帰省に持っていく工作キットとしてもおすすめ。おじいちゃん・おばあちゃんとの触れ合いツールとしても活躍しそう。

 

『kazokutte』のダンボール工作キットは全4種類で、1アイテムにつき参考価格は1,500円(税抜)。全国の文具・雑貨専門店、書店、量販店や学研ステイフルの通販サイトなどで発売中。

公式サイトはこちら

記者

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椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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photo by 尹 哲郎

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