野球盤のハイテク進化に驚き!『野球盤モンスターコントロール』で遊んでみたら、何から何までスゴかった!

あの野球盤がなんと生誕60周年。「日本おもちゃ大賞2018 ボーイズ・トイ部門」で大賞を受賞した『野球盤モンスターコントロール』で遊んでみると、3D投球&打球、スピードガン電光掲示板など、かつての野球盤から驚くほどハイテクに進化していることが発覚! 実際に遊んでみて、感動したポイントを紹介しよう。

投手も打者も3D! 投球コース計測&スピードガン機能も!?

エポック社『野球盤モンスターコントロール』(希望小売価格 税別12,000円・2018年6月9日発売)は、数ある野球盤における最上位機種。「日本おもちゃ大賞2018 ボーイズ・トイ部門 大賞」を受賞した話題の玩具だ。

注目は「3Dコントロールピッチング機能」。野球盤を知っている人ほど「どういうこと?」と疑問が浮かぶはずだが、この『野球盤モンスターコントロール』は高・中・低、左・右・中央の9方向のストライクゾーンを投げ分けることが可能。

 

さらに「3Dスラッガー機能」で、バッターも上下に動くことができるという本格派。バットの先はゴム素材で覆われていて、スタンドへホームランを打つこともできるという。

打撃パターンを予測し、外野守備シフトの変更も自在。

そして、投球結果はスピードガン電光掲示板で速度と投球コースを瞬時に計測&グリッド表示。もはや、私の知っている野球盤とかけ離れすぎていて、頭が追いつかない。百聞は一見にしかずということで、実際に遊んでみよう。

リアルな実況&湧き上がる歓声に、気分は最高潮!

箱の中には、野球盤本体やボールのほかに、キレイに色づけされた選手人形や、スタンド席、そして電光掲示板などが入っている。

まずはシールを所定の位置に貼り、子どもと一緒にパーツを取付けていく。バッターも右打者と左打者があり、とにかくよく出来ている…。

準備ができたら、さっそくゲーム開始。電光掲示板に電池を入れ、スイッチオン。5回、7回、9回からイニングを選んだら、ボタン(「Replay」以外)をプッシュ。すると「プレイボール!」の掛け声と歓声が響く。うぉ~! すごい! これは気分が盛り上がる。

ピッチャーは、レバーを左右に動かすことで内角外角を狙うことが可能。さらに、上部のレバーでは投球の高さも調整できる。これぞ3D投球。

勝負は真剣にやったほうがおもしろいということで、6歳の息子を相手に本気で挑む記者。レバーを離してボールを投げると、ボールが浮いているっ! 私の知っている野球盤は、投げたボールはコロコロと転がるものだったはずだが…。

しかも、掲示板にはボールの速度と配球が表示されている。なにこれ、本格的すぎる。

そして、驚く母を横目に、冷静に球を打ち返す息子。お主、なかなかやりおる…。

アーチを描いてホームラン!? あまりの進化に「すごい!」の連続

盤面には「1BH」「2BH」「3BH」のほか、ホームランや「!?」マークのポケットも。息子の打球は「2BH」ポケットに入ったので、電光掲示板にある「2BH」ボタンをを押してみる。

すると、カラーのアニメーションが映り、興奮気味の実況アナウンスが鳴り響く。気分は最高潮で、まるで球場にいるような臨場感が味わえる。

ストライクなどのボールカウントも、ボタンを押すことで電光掲示板の表示が変化。3アウトとなれば「3アウトチェンジ」とコールしてくれる。

おなじみの「消える魔球」もあれば、なんと変化球まで投げられ自由自在。子どもと遊ぶのももちろん楽しいが、大人同士で本気で遊ぶのもかなり盛り上がりそう!

ちなみに息子は私よりもはるかにセンスがあり、ホームランを打つこともしばしば。

 

宙に浮きながら飛んできた玉が、アーチを描いて飛んでいく…野球盤がここまで進化していることに驚きが止まらない。1ゲームの間に、記者は一体何回「すご~い」と呟いただろう…。

「?!」ポケットに入った場合は、フライ判定。ルーレットを回して(もしくは電光掲示板の「?!」ボタンを押す)アウトかヒットかを決めるといったエンターテインメント性もあり、展開が読めないのもおもしろい。

結果として、息子の圧勝でゲームセット。味をしめた息子は「野球盤しよう」と兄と父を誘い、夜まで男3人で盛り上がっていた。

アナログ×ハイテクの融合で、老若男女が楽しめる!

「野球盤3Dエース」シリーズからは、電光掲示板がない『ドラえもん野球盤』(希望小売価格 税別6,500円・2018年6月9日発売)『スーパーマリオ野球盤』(希望小売価格 税別6,500円・2018年6月9日発売)も同時発売。

おなじみのキャラクターが人形になっているので、野球にはじめて触れる子どもでも親しみやすい。『ドラえもん野球盤』はひみつ道具を使ったオリジナルルールで遊ぶこともできる。

 

進化しているとはいえ、ボールを投げて打つという「野球盤」らしいアナログな部分は変わっていないため、子どもから初代野球盤世代まで夢中になれること間違いなし! 猛暑となる夏休みにも大活躍してくれる『野球盤モンスターコントロール』は、全国の玩具店や家電量販店、インターネット通販などで発売中。

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記者

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中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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photo by 尹 哲郎/中村あさか

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