謎肉がリッチになって帰ってきた!「カップラーメンリッチ」シリーズ第6弾『カップヌードル 肉食リッチ 贅沢肉盛り担々麺』新登場!

神々しいパッケージデザイン

 

カップヌードル45周年を記念して2016年に登場した「カップヌードル リッチ」シリーズから今年も新味が発売される。『カップヌードル 肉食リッチ 贅沢肉盛り担々麺』はお馴染みの謎肉に調味料を加え、大盛にすることでリッチな味わいにした商品。謎肉大盛りは以前にもあったが、味自体は担々麺なだけにどんなリッチ感を味わえるのだろうか。検証してみよう。

 

花椒と唐辛子がしっかりと効いた本格坦々麺。リッチなのは謎肉の量

日清食品から「カップラーメン リッチ」シリーズの第6弾として『カップヌードル 肉食リッチ 贅沢肉盛り担々麺』(78gうち麺50g・希望小売価格 税抜230円・2018年5月28日発売)が新発売。

 

これまでは「カップヌードル リッチ 贅沢とろみフカヒレスープ味」や「カップヌードル リッチ 贅沢だしスッポンスープ味」といった高級食品との組み合わせだったが、今回は担々麺をリッチな食べ物に引き上げるという少し違うアプローチ。

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というのも、これには2つの大ヒットが背景にあるようだ。1点目は、元々60代以上のアクティブシニア向けに発売した「カップヌードル リッチ」シリーズだが、予想を超える幅広い層に支持を受けたこと。2点目は、2016年9月に謎肉を通常の10倍使用した「カップヌードルビッグ “謎肉祭” 肉盛りペッパーしょうゆ」を発売したところ若者の間で大きな話題を生んだことだ。

 

謎肉は味付豚ミンチと書かれている

 

つまり、この2つを掛けあわせたのが今回の『カップヌードル 肉食リッチ 贅沢肉盛り担々麺』の位置づけとなる。謎肉に味付けを加え、ふんだんに使うことでリッチな1品へと昇華し、これまで以上の売上を狙っているのだろう。

 

フタを開けると名前の通り謎肉が多く入っている。チンゲン菜と赤ピーマンで彩りも考慮したまさに高級志向。芸が細かい。

 

お湯を注いでフタ止めシールを密閉して3分。蓋の上で温めて置いた特製ラー油を入れて完成。粉末スープの量もかなり多いのでそこからしっかりと混ぜておこう。

 

まずは一口。これは想像以上に本格的なスープだ。特製ラー油の辛味が舌と喉を刺激する。ラー油には花椒と唐辛子を効かせているようだがこれが強烈。坦々麺を称するカップ麵はあれど、万人受けのため辛さまで再現しているものはそう多くはないがこれは違う。ちゃんと辛い。

 

坦々麺=ごまのコクを楽しみたい人にとっては、少し物足りないのも事実。近年の激辛ブームの影響で辛い坦々麺がクローズアップされているので仕方ないが残念だ。

 

次に気になる謎肉へ。1cm程度と大きい。同社によれば赤味噌、豆板醤、花椒を加えた特別なもので「特製肉味噌担々謎肉」と呼ぶらしい。謎肉へのこだわりが伺えるがネーミングセンスはいかほどか。

とはいえ「肉食リッチ」と掲げているだけあって謎肉1つでかなりの満足感を味わえる。濃い味なので何度噛んでも美味しいし食べごたえもある。

 

麵はいつもと同じ油揚げめん。記者としては太麺やつるつるとした麵であればもっと美味しく味わえた点が残念。カロリーは391kcal、糖質は約42.1g。

 

リッチ感は肉の量と坦々麺の完成度

カップ麵の具は大体残るが、坦々麺の濃厚スープを熱々の白ご飯と混ぜて食べれば最後まで綺麗に食べられる満足の一品に。このためにあえて具を残すのもありかも?

リッチさを1番感じたのはやはり肉の量。適度に食べても最後まで残っていたのでそれだけで満足感が得られた。さらにもう1点リッチ感があったのは坦々麺としての完成度。程よいゴマのコクと辛味がしっかりとしている満足の一品。ただし、辛いのが苦手な人は慎重に。

 

全国のスーパー、コンビニで発売中。

 

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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