シリーズ初のDIY商品が新発売!壁に貼るだけでジメジメすっきり『エコカラットDIY』機能説明&体験会に潜入!!

部屋をちょうどいい湿度に保ち、不快なにおいを軽減するなど、快適な空間作りをサポートするLIXIL「エコカラット」。ジメジメとした梅雨の季節にも大活躍してくれる同シリーズから、初のDIY商品『エコカラットDIY』が新登場。そこで「エコカラット」の機能説明&体験会に潜入し、改めてその実力を確かめてきた!

調湿機能&ニオイ低減!「エコカラット」をDIYで

LIXIL「エコカラット」は、土壁をルーツとした多孔質セラミックで作られたタイル。湿度が高いときには湿気を吸い、乾燥しているときには湿気を放出する調湿機能が特長で、においや有害物質を吸着する効果もある。

「エコカラット」と「エコカラットプラス」合せて60シリーズ全200色を展開。石柄、木柄、ファブリック調など、触らなければ“焼き物”とは気づかないクオリティ!

多くのメリットがある「エコカラット」だが、これまで設置には専門業者の手が必要で、住宅購入やリフォームの際に導入するケースが大半だった。そんな中、新発売されたのが『エコカラットDIY』。「エコカラット」が工具とセットになって自宅に届き、DIYを楽しむことができるようになったのだ。

 

まずは「エコカラット」のメリットを徹底解説!

説明会では、はじめに開発担当者が「エコカラット」のメリットについて解説。説明が進むに連れ「エコカラット」の虜となってしまった記者が、その魅力について紹介したい。

 

<ちょうどいい湿度>

まずは、ちょうどいい湿度に保てること。呼吸するように湿気を吸ったり吐いたりすることで、人が快適と感じる湿度40~70%以内に湿度を安定させることが可能なのだ。

その秘密は、湿気をコントロールする1ナノメートルという目には見えない孔。「エコカラット」1㎡には東京ドーム約11.5個分の孔面積があり、400g分の湿気を吸放湿できるという。その効果は、なんと珪藻土の5~6倍。これはすごい!

 

説明会では、お湯を入れたクリアボックスに「エコカラット」を入れたものと、入れていないものを用意。

少し時間が経つと、「エコカラット」が入っていないほうが明らかに曇ってきた。「エコカラット」が湿気を吸い、部屋の結露対策となることは一目瞭然。ひいては、カビやダニの繁殖抑制にも効果が期待できるという。

 

<においスッキリ>

続いての魅力は、においスッキリ。トイレ、生ゴミのにおい残存率は約0%という衝撃の数字。さらに、たばこやペット臭、介護臭とも呼ばれる体臭などにも大きな効果があるそうだ。

 

ここでは、コーヒー豆に「エコカラット」を入れたものと、入れていないもので香り比べ。

すると、あまりの香りの違いにビックリ! 「エコカラット」を入れてあるほうは、うっすらとコーヒーを感じる程度ににおいが低減していた。

 

<「エコカラットプラス」なら手入れもラクラク>

トイレなどに使用することでにおいを吸収してくれるのは嬉しいが、汚れやすいと困ってしまう。だが、「エコカラット」には「エコカラットプラス」という商品があり、こちらは従来品とまったく同じ効果を保ちつつ、防水力はビニールクロスと同等以下!

左半分が「エコカラット」、右半分が「エコカラットプラス」

霧吹きで水を吹き付けるデモンストレーションでは、「エコカラット」は水を瞬時に吸収していく一方で、「エコカラットプラス」はサラリと水が垂れていく。水を吸わなくても大丈夫なの?と疑問が浮かぶが、霧吹き以上に粒子の細かい湿気は「エコカラット」と同量を吸湿できるため問題なし。

 

従来品より若干値段は張るが、水や汚れは通さないため手入れがしやすく、水回りなどに使用する家庭が多いという。

 

<有害物質フリー>

さらに、「エコカラット」には、ホルムアルデヒドなどの有害物質そのものを吸着する役割も。実は20年前の「エコカラット」開発当初は、湿気ではなくシックハウス対策として登場した商品だったそう。今では有害物質をそれほど心配する必要はなくなったが、それでも安心材料のひとつになることは間違いないだろう。

 

ちなみに「エコカラット」は、経年劣化しないのも特長。一度貼ってしまえば半永久的に部屋を快適に保ってくれるなんて、すごすぎる…!

 

新発売『エコカラットDIY』の中身とは?

そんな魅力あふれる「エコカラット」シリーズから新たに登場したのが、『エコカラットDIY』『エコカラット ウォールキャンバス』。シリーズ初のDIY商品だ。

 

■『エコカラットDIY』

『エコカラットDIY』(1㎡分・税別 10,500円~13,800円・2018年5月23日発売)は、約1㎡分のエコカラット本体と、施工に必要な接着剤ヘラマスキングテープピンのセット。

ダンボールの中には、厳重に保護された「エコカラット」が11枚(10枚+予備1枚)入っている。

マスキングテープでエコカラットを貼りたい位置をマークし、その部分の壁紙を剥離。接着剤を塗り、「エコカラット」をのせるだけだから、もちろん女性ひとりでも作業できる。

「エコカラット」は、一般的なタイルにある“ゆがみ”がないため、目地を取らずに貼っていくことができるからとっても簡単! 1㎡分を貼るのにかかる所要時間は約1時間程度だそう。

さらに「エコカラット」は、カッターなどでカットすることも可能。あまり小さなサイズに切ることは難しいが、ちょっとしたサイズ調整なら対応できる。となると、「エコカラット」のもろさが気になってくるが、壁に貼り付けてしまえば強度が増し、割れるといった心配はないのでご安心を。

 

『エコカラットDIY』は、全4シリーズ・13色展開。湿度調節やニオイ対策はもちろん、壁の一部が「エコカラット」になるだけで、部屋の印象はガラッと変わるもの。インテリア性のアップにも繋がり、まさに一石二鳥だ。

 

■『エコカラット ウォールキャンパス』

 

同時発売となった『エコカラット ウォールキャンパス』(625×625mm・税別 16,000円~22,000円・2018年5月23日発売)は、パネル感覚で飾れる「エコカラット」。すでにタイルが組まれて1枚のパネルになっているので、より気軽に設置することができる。

 

ラインナップは、デザインにこだわった全4シリーズ・8色。部屋をおしゃれに演出するインテリアとしても活躍してくれるはず!

 

■エコカラット フォーシューズ

『エコカラット フォーシューズ』(税別3,100円/パッケージ仕様 税別3,500円・2018年5月23日発売)も新登場。

「エコカラット」を小さく砕いたものが通気性の良い袋に入っており、靴の中に入れておくだけでにおいが低減。これまた、梅雨時期には大助かりのアイテムだ。

 

今回紹介した『エコカラットDIY』『エコカラット ウォールキャンパス』『エコカラット フォーシューズ』は、Amazonで発売中。「エコカラット」が気になっていた人は、気軽に「エコカラット」を取り入れるチャンス!

またLIXILのショールーム東京(東京都新宿区)には、「エコカラット」の見本展示や体験コーナーもあるので、気になる人は実際に足を運んでみるのもおすすめだ(要来館予約)。

ジメジメとした湿気や部屋干しのニオイに悩まされるこの季節、「エコカラット」でスッキリ快適空間を手に入れてみては? 詳細は、公式サイトまで。

公式サイトはこちら

記者

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中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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