ひっくり返っても元通り!15m/sの強風に耐える折りたたみ傘『タフネスミニ』の数々の新設計とは?

折りたたみ傘は作りが複雑なので、どうしても壊れやすい。少し壊れては新しいものを買って、しかも捨てられず、家に何本も折りたたみ傘が溜まってしまう。そういう折りたたみ傘に対するネガティブなイメージは、これでもう“さよなら”できるだろう。折りたたみ傘『タフネスミニ』は、傘の骨格から徹底的に見直して作り上げた「タフ」な折りたたみ傘。その結果、不要な傘のゴミを減らす環境にも意識した新しい傘なのである。

まさに「柔よく剛を制す」の傘である

折りたたみ傘は、重量を軽くするために、多くはその骨に軽量のアルミニウムなどの金属が使用される。しかしアルミニウムは強度が弱いため、強風にさらされたら骨が曲がったり折れたりする上、傘自体の構造が複雑なため、何度も使用するうちに継ぎ目が破損することもしばしば。

そこで『タフネスミニ』の発想は、「風に負けない」のではなく「風をいなす」ところから生まれた。傘の骨を竹のように柔軟でしなやかにするために、従来のアルミニウム素材を見直し強化プラスチックを傘骨素材に採用。強風に対し柔軟なフレームで対処したのである。

『タフネスミニ』の骨は、手で曲げるとご覧の通り。しなやかに曲がり、そして元の形に戻るのである。傘が強風であおられ裏返しになる、いわゆる“おちょこ”状態になっても大丈夫。すぐに元の傘に戻るのだ。しかも、このおちょこ状態から通常の状態に戻すテストを、100回繰り返しても、破損や変形なしという耐久性を持つ、その名の通り「タフ」な傘なのである。

しかも『タフネスミニ』には、この強化プラスチック素材以外にも、多くの工夫が施されている。

骨の設計を徹底的に見直す!

 

せっかく強化プラスチックで丈夫な骨を作っても、その継ぎ目に従来の金属製リベットを使っていたのでは、そこからどうしても曲がったり折れたりする。そこで『タフネスミニ』の骨の継ぎ目にはリベットを使用せず、強化プラスチックの骨をはめ込んでつなげる「リベットレス・ジョイントシステム」を採用。

また傘のシャフトにはドデカゴン形状(12角形)を採用し、通常、折りたたみ傘には実施しない強度実験を行い、シャフトの湾曲、折れ、割れがないことを確認。加えて、傘の上部に行くほどシャフトを太くする、普通の折りたたみ傘とは逆のシャフト形状にすることで、強風に対してグラつきが生じにくい構造になっている。

さらに、通常6本の折りたたみ傘の親骨の数を8本に増やし、それにより強風に耐えられる強さと安定性を実現。このような様々な工夫により、『タフネスミニ』は、何と風速15m/sにも耐えられる折りたたみ傘になったのだ。

傘のゴミを減らしたい!

もちろん強風に対する性能だけでなく、『タフネスミニ』は傘としての基本設計も優れている。ドデカゴン形状のシャフトで上部が太くなると、そのシャフトの上を滑らせるランナー(傘の開閉時に手でスライドさせる部分)が、傘の上部にいくほど、ピッタリとシャフトにフィットする。そのため傘にありがちなグラつきが少ないのである。

また『タフネスミニ』の生地には、強力撥水が長もちするコーティング「Easy-Dry加工」が施されている。撥水剤をナノクラスの細かい微粒子に改良することで、繊維の奥深くまで撥水コーティングが浸透し、それが剥離しにくいため、いつまでも新品のような撥水力が持続するのだ。

以上、強風に強い丈夫な折りたたみ傘『タフネスミニ』をご紹介したが、これら幾多の設計の工夫よりも記者が驚いたのは、実は「傘のゴミを減らしたい」というメーカーの姿勢だった。

『タフネスミニ』のメーカー、アンベル株式会社(名古屋市中区)は、OEM専門で傘を製造する、いわば傘作りのプロ集団。それについてはすでに当サイトの他の記事でも触れているが、物を製造する会社の社会的責任として、生産物がゴミとなって破棄されるところまで目を向けているところが素晴らしい。「傘のゴミを減らす」ためにも、丈夫な傘を作って、長く使ってもらう。こうした姿勢が同社のサイトにも表明されている。

『タフネスミニ』は、上の写真の4色がラインナップされており、価格は税抜4000円。OEM専門の高品質傘が、この価格で買える。壊れた折りたたみ傘をたくさん抱え込むより、1本のいい折りたたみ傘を大切に長く使う。ちょっと発想を変えてみてはいかがだろうか。

公式サイトはこちら

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記者

渡辺 穣

渡辺 穣

50代男性。月刊誌のデスク・編集長等を経て著作家。主に経済系の著書多数。ファイナンシャルプランナー。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年。趣味で家庭教師も行う。山と海と焚き火を愛する。

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photo by 尹 哲郎

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