『ベビースターラーメンの具 おやつメンマ ピリ辛仕立て』あの“おやつメンマ”が細切りピリ辛になって帰ってきた!

おつまみにもぴったり!

「ベビースターラーメン」のスピンオフである『ベビースターラーメンの具 おやつメンマ』がリニューアルし、細切りピリ辛になった。味付けメンマを加工したスナックで、ビールのつまみとして根強い人気のセブン&アイ限定商品だが、このたびのリニューアルで何が改良されたのだろうか。実際に食べてチェックしてみよう!

さらに食べやすくなった細切りサイズがGOOD!

株式会社おやつカンパニー(三重県津市)の「ベビースターラーメン」は1959年に発売され、今年で59年目を迎える超ロングセラー商品だ。発売当時は10円という価格だったが、現在の貨幣価値で考えるとだいたい51円ぐらいだと予想される。なお、発売当初は「ベビーラーメン」という商品名だった。

 

近年は定番の「ベビースターラーメン」(チキン味)以外にも、ソース味やうましお味、ほたてバター味などのバリエーションのほか、「ドデカイ」シリーズや「ご当地」シリーズ、山田うどんや蒙古タンメン中本、丸亀製麺など他社とのコラボ商品など、多角的な商品開発も行っている。

そんな「ベビースターラーメン」シリーズのスピンオフとも言うべき商品『ベビースターラーメンの具 おやつメンマ ピリ辛仕立て』(10g・希望小売価格 税込160円・2018年2月27日発売)が発売中だ。なお、セブン&アイ限定(セブン-イレブン先行販売)で数量限定での発売となっている。

ちなみにパッケージ右上に見慣れないキャラが描かれていることにお気づきだろうか。実は、すでに2017年から前キャラ「ベイちゃん」「ビーちゃん」に代わって「ベビースター」商品のイメージキャラクターとなっているのだ。その名を「ホシオくん」という。公募によってネーミングが決定したのだが、なんと応募総数は47,000通を超えたそうだ。

 

さて、余談はさておき「ベビースターラーメンの具 おやつメンマ ピリ辛仕立て」の試食に移ろう。この「おやつメンマ」は昨年7月に同じくセブン&アイ限定で全国発売されていた。

あわせて読みたい:『ベビースターラーメンの具 おやつメンマ』ビールのつまみにピッタリの旨味が凝縮したメンマ。

 今回のリニューアルではメンマを食べやすく細切りにして、さらに噛みごたえのある食感、ピリ辛風味に味付けを変更したという。

気になる成分だが、リニューアル前と同様に中国から輸入されたメンマを醤油などで煮込んでいるようだ。変更点はポークパウダーがメインだったのがチキンパウダーがメインになったこと。さらにチキンエキスも加え、よりベビースターラーメンの味付けに近づいたということのようだ。そして内容量はリニューアル前の14gから10gへと減量されている。より“おやつ”というより“おつまみ”方向へシフトされている印象を受ける。

リニューアル前。かなりメンマ原型をとどめている感じ

リニューアル後。ギュッと凝縮され、より燻製のような雰囲気が強くなった

リニューアル前の「おやつメンマ」と比較して、かなりギュッと凝縮されて細くなった。一見すると、イカを干した加工食品のような印象を受ける。実際の食べごたえはどうなのだろうか。

実際に口に入れてみると、けっこうな辛味が先にくる。味付けはだいぶ変化しているようだ。そして…

 

歯ごたえのクセがすごい!

 

噛み切れないほどではないが、けっこう硬めに仕上がっている。ただ細切りになっているためか、食べにくいといったことはない。噛めば噛むほど味が出る感じ。少し味付けが濃いめなので、やはりビールのおつまみにうってつけだろう。

まとめ:ターゲットは酒飲みのおつまみだ!

メンマはラーメンの具などに使われるのがメインなので、これをそのまま食べるのは塩分過多なのは間違いない。要は“しょっぱい”ので、内容量を減らしたのも納得だ。これをチビチビかじりながら、ビールを飲むという「酒飲みに向けたおつまみ」という性格がより強くなった。おとうさんが帰りがけにビールと「ベビースターラーメンの具 おやつメンマ ピリ辛仕立て」を買って、晩酌を楽しむにはもってこいの最強おつまみかもしれない。ライバルは「さきイカ」だ!

 

オススメ度:(面白い)
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記者

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タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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photo by 尹 哲郎

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