どちらがよりポップコーンなのか『マルちゃん マイク・ポップコーン 焼そば バターしょうゆ味』『同 バターしょうゆ味ワンタン』を食べ比べ!

バター醤油味ファンの皆さん、お待たせ!

日本では定着しにくいポップコーンブランドの中でほぼ唯一の存在である「マイク・ポップコーン」。バター感を豊かに感じるアメリカンな味わいに、ファンも多い。だがその味わいを焼きそばで、さらにワンタンで再現しようというのは大冒険。なので話題沸騰の『マルちゃん マイク・ポップコーン 焼そば バターしょうゆ味』『マルちゃん マイク・ポップコーン バターしょうゆ味ワンタン』、そのどちらがポップコーン味を再現しているのか検証してみた。

ポップコーンの味わいというよりも、バターしょうゆ味の焼きそばという新たなる可能性を大きく広げるチャレンジングな2品!

「マイク・ポップコーン」は、他に「ドリトス」「チートス」「元祖たこ焼き亭」などのブランドを抱えるカルビー傘下のジャパンフリトレーによる今年60周年を迎えるポップコーンスナック。カルビーがポテトスナック・メーカー(※「かっぱえびせん」を除く)なので、そのコーンスナック部門ともいうべき存在感のメーカーだ。そして「マイク・ポップコーン」はアメリカンなパッケージと裏腹に、なぜか定着したのは塩味を差し置いてバターしょうゆ味。コンビニで見かけるのも、ほぼこれだ。

実はノンフライ仕上げ

 

そんなジャパンフリトレーと今回コラボレーションしたのは、東洋水産(マルちゃん)。焼きそばとワンタンを「マイク・ポップコーン」味に仕上げるという暴挙に出た。ワンタンに関しては、即席カップ「ミニワンタン」を中心にしたマルちゃんの主力商品。ただ焼きそばに関しては、チルド商品の「マルちゃん焼そば 3人前」は有名だが、カップ焼きそばはピンと来ない人もいると思う。

ワンタンはともかく、『マルちゃん マイク・ポップコーン 焼そば バターしょうゆ味』は焼きそばだという旨はメインロゴ右下に小さくしか入っていないので、一瞬焼きそばかどうか迷う

 

「焼そばバゴォーン」は東北・信越地方、「やきそば弁当」は湯切りの湯をスープにして飲むという構成は画期的だが北海道地方限定と、西日本に行けば行くほど馴染みがないから。ただ今回はソース味ではなくバターしょうゆ味の焼きそばなので、ソース焼きそばノウハウはあまり通用しない気もする。

 

 

それではポップコーン味を再現した2品を食べてみよう。

 

東洋水産『マルちゃん マイク・ポップコーン バターしょうゆ味ワンタン』

35gうちワンタン26g・希望小売価格 税抜108円・2018年3月19日発売

 

まずはお手軽なワンタン製品から。マルちゃんの「ワンタン」は昔から根強い人気。近年では「ミニワンタン」がお弁当のお供のスープ的立ち位置で再認知されたことで、その存在感は強い。

フタをパカっと開けると、おなじみの乾燥ワンタンとかやく袋(コーン、ねぎ、挽肉)とスープ袋。投入するお湯は熱湯で。湯戻りしにくいワンタンは、沸騰したお湯で全体的にワンタンを濡らしながら入れることで、より美味しく完成しやすい。

ただこのスープ、いきなりバターの強烈な香り。バターしょうゆ味はポップコーンでは定番だが、ラーメン系では珍しい。札幌ラーメンのメニューでも、味噌バターや塩バターは定番でも、しょうゆバターを展開している店は少数派。カップ麺系でも定番化した存在はまだないくらいレアな味わい。

3分後、まずはスープを飲んでみた。バターの香り。浮かぶコーンを一緒に飲むと、なるほどポップコーン、それもバター感の強いしょうゆ風味の、「マイクポップコーン バターしょうゆ味」の味わい。飲んでいるのにポップコーンという不思議な感覚を味わえる。ただ肝心のワンタンを食べると、通常「ワンタン」と同じ味わいで、いきなり我にかえるところが微妙。

 

■東洋水産『マルちゃん マイク・ポップコーン 焼そば バターしょうゆ味』

153gうち麺130g・希望小売価格 税抜205円・2018年3月19日発売

 

焼きそばと言っても、ソース味ではなくバターしょうゆ味という変則焼きそば。コシの強い太め角形の油揚げ麺を使い、湯入れ時間は4分と眺め。かやくはコーンとキャベツ。スープは後入れ粉末スープが2種類に特製油付き。

4袋はちょっと面倒くさい

 

しっかり湯切りしたら、そこにまず特製油をふりかけてかき混ぜる。これはもうバターオイルそのもの。まんべんなく混ぜておかないと、この後に来る2種類の粉末ソースが混ざりにくくなるので注意。最初に入れた粉末ソースは鰹節系の和風な香りのもので、その後に白くさらっとした後入れ粉末ソースで仕上げる。

湯気とともにモワッと来るバター臭。バターが苦手な人はこの時点で脱落だろう。ただそこに香ばしいしょうゆの香りも加わるので、ほぼ縁日の屋台の焼きトウモロコシの香り。くせは強いが食べてみると、結構美味しい。コーンと一緒に麺を食べると何となく「マイクポップコーン バターしょうゆ味」を飲み込んだ時と同じ感覚だ。

ただこの『マルちゃん マイク・ポップコーン 焼そば バターしょうゆ味』はポップコーンどうこうよりもバターしょうゆ味の焼きそばという新境地が面白かった。マルちゃん自体もこの路線を生み出すまでにはチルド製品の「マルちゃん焼そば 3人前」で醤油バター味を複数回チャレンジ済みなので、自信があったのではないか。

焼きそばといいながら、カップ焼きそばは揚げてはいるが焼いてはいない(ゆで蒸し)という特殊な存在。それが通常の鉄板で焼いている焼きそばよりもバター醤油に合うということの証明を成し遂げたような気もする。そんな未来への希望も含めて、軍配は『マルちゃん マイク・ポップコーン 焼そば バターしょうゆ味』にあげたい。

こちらの白い粉の増減で、風味を調整する

 

もちろんバターのクセはかなりきついので、食べる人を選ぶと思うが、新機軸という点では大いに評価したい。

入手は全国のコンビニ、量販店、一般小売店で可能だ。

 

 

 

オススメ度:(良い商品です)
公式サイトはこちら

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記者

清水 りょういち

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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