カカオ70%の本格チョコと米菓が魅せた奇跡のマッチング!『カカオ×玄米』は大人女子が絶対好きなヤツ

ギルトフリーなおせんべいのようなチョコ

玄米を配合した生地をカカオ70%のチョコレートでコーティングした『30g カカオ×玄米』(以下:カカオ×玄米)が新発売。亀田製菓が作っているだけあり、目指したのは「お茶に合う体に優しいチョコレート」だ。

ポリフェノール、食物繊維、乳酸菌配合の健康チョコ菓子

昨年、亀田製菓が「菓子に求められる素材」について調査をしたところ、「カカオ」と「玄米」が上位にランクイン。さらに、2017年11月3日~4日に行われたインターネット調査では、約8割が「週に1回以上日本茶を飲む人で、お茶に合うチョコの購入意向・喫食意向したい」と回答。『カカオ×玄米』(30g・参考小売価格税込190円前後・2018年3月5日発売)は、そんな顧客のニーズに沿って作られた商品だ。

 

玄米を練り込んだサクサクとした生地に、カカオ分70%という苦味のあるチョコレートをコーティング。チョコはスプレー掛けして少しずつ重ね、生地とチョコレートの比率を1:1に。これによって、食感と玄米のほろ苦さも残したという。

さらに、玄米とハイカカオに加え、1袋当たりポリフェノール250㎎食物繊維1,980㎎乳酸菌10億個を配合。おいしさだけでなく“身体への優しさ”にもこだわったというから感心あるのみだ。

カカオ×玄米を模した、なんとなくシリアルっぽい印象のあるパッケージ。ジャジャーンと打ち出された「お米由来の乳酸菌K-1」10 億個との表記に、「10億個ってすごい数だな」と、改めて心を掴まれる。まあ乳酸菌の個数は桁が違うことが多いけれど、それでも多い。

1袋あたり144kcal脂質は6.4g。原材料は、米粉、精米粉などせんべいの原料となるものばかり。植物性乳酸菌末の記載もバッチリだ。

 

限りなくおせんべいに近く、甘さ控えめの大人仕様!薄くて軽いチョコに一気にテンアゲ

開封すると、六角形の薄いチョコレート。目をそらせば手に持っていることを忘れてしまいそうなほど軽い。それゆえ、内容量は30gだが、思った以上にたくさんのチョコ菓子が入っていることにいきなりテンションが上がる。

名前とパッケージからチョコ味のするシリアルのようなものを想像していたが、かなりしっかりとチョコレートをまとっている。ゴツゴツとした見た目にココアパウダーがかかっており、“シリアル”どころか“米菓”っぽさすら見当たらない。

さっそく食べてみると、サックサクのおせんべい食感。ふわっと米の甘味が広がるが、ほろ苦いチョコレートがシュッと味を引き締めてくれる。

生地にもココアパウダーが練り込まれているので、最後の最後までしっかりとカカオが感じられる。さすがはカカオ分70%というだけあり、甘さ控えめな健康的な大人のチョコレートという感覚。周囲にまぶされたココアパウダーにも甘くないので、まるで高級なチョコレートを味わっているかのようだ。

 

そこにパリパリという新しい食感。最初は玄米とチョコのコラボに混乱気味だったが、3枚も食べれば脳が慣れ、5枚も食べればクセになる。あぁ、これは大人女子が好きなやつだ。

緑茶との相性もバツグンで、あっという間に完食

せっかくなので緑茶を飲みながら食べてみると、苦味のバランスはもちろん、チョコレートがしっとりと溶けていく感じもおいしい。ちなみに日本茶専門店「おちゃらか」 オーナーで茶ムリエ(お茶ソムリエ)のステファン・ダントン氏も「ハイカカオのチョコレートの苦味と玄米の香ばしさが、日本茶のうまみとコクを引き立てます。『カカオ×玄米』と日本茶は最高のペアリングだと思います」と絶賛。そりゃ、おいしいはずだわ。

 

1枚1枚が軽いので、記者はあっという間に1袋完食。“チョコレート1袋一気食べ!”というのはかなり気が引けるが、これは“健康的なチョコレート”ということで罪悪感は半減。ありがたし!

『カカオ×玄米』、個人的にはかなり気に入ってしまった。全国のスーパーなどで手に入るというから、買いだめして、子どもたちの手が届くお菓子置き場とは別場所で保管しておこう。

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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photo by 尹 哲郎

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