『ザ・プレミアム・モルツ “初摘みホップ”ヌーヴォー』今年収穫されたばかりのファインアロマホップを贅沢に使った数量限定ビールを味わう!

新鮮な酔い心地!

 

ビールの味を左右するのは大麦(麦芽)とホップと言われている。しかし、この「ビール大国」日本において、ホップはほとんど生産されていないという事実をご存知だろうか。ビール会社はホップのほとんどを輸入に頼っているのだ。米は新米が美味いように、ビールも「新ホップ」が美味いのは当然。そんな今年、初摘みのファインアロマホップのみを贅沢に使った『ザ・プレミアム・モルツ “初摘みホップ”ヌーヴォー』が発売されたと聞いて、ビールをこよなく愛する記者はさっそく飲んでみることにした!

まるで「若いビール」の新鮮な味わいに満足!

サントリー(大阪市北区)から発売された『ザ・プレミアム・モルツ “初摘みホップ”ヌーヴォー』(350ml缶/500ml缶/500ml中瓶・実勢小売価格 税抜260円前後/340円前後/600円前後・2017年11月14日発売)は、昨年11月に数量限定で発売して好評を博し、晴れて今年も帰ってきた限定商品だ。この時期だけ楽しめる“初摘みホップ”の香りを堪能できるとあって、ビール好きにはたまらないと静かに評判となっているのだ。

 

大きな特徴は、今年(2017年)に収穫されたばかりのチェコ・ザーツ産ファインアロマホップを空輸し、仕込んだ点。缶の裏面には、ホップに対するこだわりをビール醸造家・岡賀根雄さんのコメントとして記載している。

 

パッケージには、これでもかというほどホップのイラストがあしらわれており、ダメ押しに「2017」と年号を表記して、「今年のホップなんだぞ!」とアピールしている(笑)。「限定出荷」の文字が、プレモル(プレミアム・モルツ)の中でもプレミア感がある印象を与えてくれる。

 

ここにも「初摘みホップ」の文字が踊る!

アルコール度数は5.5%と、一般的なビールよりほんの少し高めに設定。ただ、これはノーマルのプレモルと同じ。100mlあたりのエネルギー量は47kcalと、これまたノーマルのプレモルと同じ。つまり、醸造方法等はまったく同じで、使われているホップが違うというだけのようだ。

 

それでは、さっそく飲んでみることにしよう。なお、今回は350ml缶だが、ラインナップには中瓶も用意されており、飲食店などでも楽しむことができるそうだ。「ビールは缶よりも瓶」派の記者としては、そちらもぜひ試してみたいものだ。

ひと口含んで衝撃を受けた。ノーマルのプレモルとは比べ物にならないくらいフルーティーな香りがしたのだ。これが新しいホップなのか。ノーマルのプレモルが、すでに定番として完成された味わいなのに対し、なんとなく若々しさを感じさせる飲み口なのだ。

 

爽やかな限定プレモルは、この時期だからこそ!

「ザ・プレミアム・モルツ “初摘みホップ”ヌーヴォー」は、ヌーヴォー(nouveau=フランス語で「新しい」の意)と銘打たれているだけに、時期も相まって“例のアレ”のように「解禁」という表現がなされている。まあ「ここ10年では1番の出来」といった広告代理店のベタな謳い文句は付されていないが(笑)。

 

それはさておき、この「ザ・プレミアム・モルツ “初摘みホップ”ヌーヴォー」は上品で新鮮な香りが味わえる、爽やかさなプレモル。フルーティーで、どんな料理にも合う限定出荷のビールなので、見かけたら即買いをオススメする!

 

なお、「ザ・プレミアム・モルツ 〈香る〉エール“初摘みホップ”ヌーヴォー」も同時発売されているので、よりフルーティーな味わいを求める向きはこちらもチェックだ!

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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photo by 尹 哲郎

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