アスペルガー症候群の15歳が焙煎する『ホライズンコーヒー』が話題

アスペルガー症候群の障害をもつ15歳の少年が生み出すオリジナル焙煎コーヒー『ホライズンコーヒー』が話題。群馬県桐生市の自宅で販売をはじめたコーヒー豆がいま、オンラインショップ「毎日が発見ショッピング」の人気商品となっている。

 

空気が読めない…アスペルガー症候群は天才を秘めている

アスペルガー症候群は発達障害のひとつ。他人の気持ちを想像することが苦手というのが主な症状。ずけずけと物を言ってしまったり、遠回しに指摘されたことに気付けないなど、コミュニケーション上のトラブルに本人と周囲が悩まされるケースも少なくない。アスペルガー症候群は知的発達および言語発達の遅れを伴わないから尚更、本人は悩むことになる。

 

だが一方でアスペルガー症候群の人たちは「天才型」とも言われている。それは、特定の分野に対して強いこだわりを発揮するという、もうひとつの代表的な症状・特徴を示すからだ。アスペルガー症候群であることを公言する一流アーティストやスポーツ選手も多い。いわば天才を生み出す障害ともいえるのだ。

彼はコーヒー豆の焙煎にのめり込んだ

岩野 響(いわの ひびき)は群馬県生まれの15歳。小学3年生の時にアスペルガー症候群と診断された彼がこだわりを向けたのは、焙煎コーヒーの世界だった。アスペルガー症候群を抱える多くの人と同じように、彼もまた集団生活への適応に困難を感じていたという。

 

「どう生きていこうか」

 

当時中学生だった悩める岩野を導いたのは、たまたま知人からもらった手回し焙煎器だった。岩野はすぐにコーヒー豆の焙煎に熱中。思えば幼いころから、人一倍味覚と嗅覚が優れていた。いつしか「ぼくにしかできないことを追求したい」との想いは強くなった。

そのコーヒー豆は即日完売した

大好きなコーヒーの焙煎。2017年春、その研究発表のつもりで岩野はコーヒー豆の販売を始める。群馬県桐生市の自宅に併設した小さなスペース「HORIZON LABO(ホライズン・ラボ)」に、想定をはるかに超える客が詰め掛けた。即日完売による品切れ、そして周辺での駐車場不足。まもなく対面販売を止めて、企業に委託してのインターネット通販にシフト。岩野自身は焙煎の研究に専念することに。

いまでも数量限定・大量製造できない『ホライズンコーヒー』

はじめは障害を抱える人への共感や同情から購入したが、その繊細な味わいに魅了されたというコーヒーファンも多数いるという。

 

岩野が焙煎する『ホライズンコーヒー』(200g・税込1,728円)は、株式会社毎日(東京都千代田区)が発見が運営する通販サイト「毎日が発見ショッピング」でのみ購入可能。月替わりで、様々なコーヒー豆を出荷している。

公式サイトはこちら

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