キムチマヨネーズどばどばで食べる『日清焼そばU.F.O.ビッグ極太 油そばマシ×2キムチマヨ』のやりすぎ感!

人気の高い「日清焼そばU.F.O. 明太子マヨ焼そば」のマヨネーズ量を3倍量に増やしたというマヨラー狂喜の『日清焼そばU.F.O.ビッグ極太 油そばマシ×2キムチマヨ』。どれくらいやり過ぎなのか食べてみよう。

マヨネーズをボトル直飲みするほどのマヨラーでなくとも意外と美味しく楽しめる新ジャンル”マヨそば”!

 

これはU.F.O.ではあるけれど、焼そばではなく油そば。別名「汁なしラーメン」「まぜそば」とも呼ばれるが、ラーメンスープの代わりに濃厚な醤油ベースのタレをかけて食べるタイプの麺メニュー。とにかく満腹派の人中心に愛される麺量の多さが決め手となるタイプだ。

だがこの日清食品『日清焼そばU.F.O.ビッグ極太 油そばマシ×2キムチマヨ』(168gうち麺130g・希望小売価格 税抜205円・2017年7月24日発売)を食べてみると、油そばというよりも、”マヨそば”とでもいうべき新ジャンルなのではないかと実感した。

作り方は通常のカップ焼そばと同じ。極太の油揚げ麺を使用しているので、蒸らし時間は5分と長め。かやくのキャベツは麺と同梱。添付されているのはポークベースの濃厚醤油だれ、ふりかけ用の刻み海苔、そして問題のキムチマヨネーズ。確かに通常よりも分厚いボリューム感。

濃厚なタレはごま油とお酢で仕上げたもの。油感はすでに十分な気も大いにするが、さらにキムチマヨネーズを大量に投入するという油×油の暴挙。空腹を満たすならカップ麺よりカップ焼そばとはよく言うが、麺量130gはかなり多い(「日清カップヌードル」なら70gなのでほぼダブルスコア)。しかもぶっとい麺なので、手強さはひときわである。

ではおののきながら食べてみよう。

しっかり湯切りをして、まずは醤油だれを投入。

この段階では普通の油そば。

世間では豚骨臭のきつい油そばも多く、ケモノ臭で食べにくいことも少なくないが、これはごま油とラー油の香りでスッキリした香り。しっかり混ぜておこう。

そして添付のほんのりピンクのキムチマヨネーズをたっぷりとほとばしらせていく。次第にドロドロとした様相に変化。最後に刻み海苔をパッパと振りかければ完成だ。

キムチと酢のハーモニーが食欲をそそる。ドロドロの外見の極太麺をガシッと掴み、口の中へ。旨味の洪水が襲いかかる。濃厚至極。単なるマヨネーズではなくキムチマヨというところがミソか。醤油だれの酸味とキムチマヨの辛さと濃厚さが合わさると、たまらなく旨い。やり過ぎかと思っていたが、そんなことはない。

ただひたすら麺を食べ続けている感じ。刻み海苔もキャベツも濃厚ドロドロに吸い込まれてしまって、存在感は薄い。もはや我は麺食べマシーン状態。美味しいんだけどね。

何より食べやすいというのが一番の不思議だった。油そば自体はしばらくすると油感が鼻につき、飽きることも多いのだが、キムチでマヨネーズというこの仕上げ方だと、いくらでも入る。そんなにマヨラーではない記者でも非常に美味しく食べきることができた。

ただ量が量なので、そこそこ空腹でないときついかも。また油っこいのが苦手な人はもちろん手を出してはならない。カロリーも790kcal、糖質量も91.7gなのでダイエッターは注意。ただ焼そばにマヨネーズはトレンドだが、まだまだ添付量が物足りないと嘆いていたマヨラー軍団にはうってつけの製品だと思う。

 

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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