悪臭退治の最終兵器『住宅用オゾン脱臭器 オゾンの力 for トイレ』なら科学の力で嫌な便の臭いを強力分解消臭!!

芳香剤や消臭剤を使ってもなかなか効果を出しにくいトイレの匂い。ペットにしても介護現場にしても便臭を除去するのは厄介だ。香りでごまかすのはもちろん、強力除菌トイレ洗剤でも力が及ばずコストも高いと悩んでいるなら、この無臭化のためのリーサルウェポン『住宅用オゾン脱臭器 オゾンの力 for トイレ』が役に立つはず。オゾンを使って分子レベルで匂いを分解してしまう脱臭器。今回は消臭のプロフェッショナルにも意見を聞いてのおためしだ。

トイレ、ペット、介護現場…、コンパクトなのに使い続けると壁などに染み付いた嫌な匂いまで科学の力で分解してしまう分子レベルの解決策!

 

株式会社フォースメディア(東京都品川区)と言えばPC周辺機器で定評のあるITエレクトロニクスメーカー。その中のホームエレクトロニクス・ジャンルを扱うブランドとして知られる「J-Force」から登場したのが、『住宅用オゾン脱臭器 オゾンの力 for トイレ』(JF-EO3T・100 x 56 x 140 mm/245g・想定価格税抜8,980円・2017年4月発売)だ。

流れ的に”おや?”と思うかもしれないが、オゾンを発生させる機器なのだから、科学の力。分子式でいうとO3。大気中にも低い濃度でもともと存在しており、食品添加物としても認められている酸素の同素体。オゾン層として地球表面を覆って宇宙からの有害紫外線を防いでくれたりもするけれど、高濃度で吸い込むと猛毒ではある。

 

“におい刑事(デカ)”の異名を持つ臭気判定士にオゾンの効果と危険性を聞いてみた!

 

なのでオゾン脱臭器なる存在があっても、安全性が不安で手を出していない人も多かったのではないだろうか。記者もその一人。なので今回は消臭の専門家に話を聞いてみた。オフィスや公共施設等の大規模な消臭を業務とする株式会社共生エアテクノの代表取締役を務め、”におい刑事(デカ)”の異名を持つ、松林宏治氏である。松林氏は、取得者わずか三千人の国家資格「臭気判定士」の資格の持ち主だ。

「これなら消臭効果を実感できると思います。オゾン発生器は、我々プロの消臭業者も使うポピュラーで確実な消臭方法。小便から立ちのぼるアンモニアや、大便の硫化水素、スカトールがトイレの悪臭の正体ですが、オゾンはそれらを酸化分解するはたらきがあり、結果、人間にとって匂わないレベルまで悪臭物質を減らせるのです。

 

なのでオゾンを当て続ければ、壁や床にしみ込んだ悪臭でも軽減できるほど。オゾンは本来人体に有害な物質ですが、この製品で病気になるようなことはないでしょう。0.1ppm以上のオゾン濃度に8時間以上晒されると人体に悪影響があるといわれていますが、『住宅用オゾン脱臭器 オゾンの力 for トイレ』は、そもそも0.08ppm以上の濃度にならないよう設計されているようです。よく考えられているようなので、過剰に怖がる必要はありません」

 

なるほど、安全なのだったらもう試してみたくてたまらない。ちなみに濃度として安全なオゾン放出を実現しているというが、他に弱点はあるのだろうか。

「家庭で使用する際は、オゾン臭が気になるのでは? オゾンはレーザープリンターを使った時の、あの妙な臭いですね。おそらく狭いトイレ内にオゾンが溜まって、ドアを開けたときにオゾン臭がするので、24時間換気がおすすめですよ」

 

なるほど、ではその匂いの面も含めておためししてみたいと思う。

 

さながら温水プールにいるような消毒臭が沸き立ったが、時間とともに感じにくくなった

白い嫌味のないデザインの『住宅用オゾン脱臭器 オゾンの力 for トイレ』。”for トイレ”と銘打っているが、普通の部屋でも使用可能。なのでベットの匂いに悩まされている人にも良いだろう。その場合は前面ボタンを長押しして「ルームモード」に変更して使用する。

普通にトイレに使用する場合は、何もする必要がない。背面コンセントを壁面コンセントに差せば自動的に「トイレモード」となる。このトイレモードは人感センサーで人の動きを感知すると自動的にオフとなる安心機能。濃度的に毒性の心配はないと言っても不安は不安。トイレに入っている時に元気よくオゾン放出されてもなあと思う人には安心な機能だ。

電源は通常のコンセント仕様(AC100V 50/60Hz)。一つのコンセント口ですでにウォッシュレットなどに繋がれている場合も、前面のコンセント口(1000Wまで)が使えるのが便利。

据え付けると約2分放出、約8分スタンバイを繰り返す仕様。ファンが回るので、フォォーンという音がする。ただ人が近づくと放出ストップ。強制的にオゾン放出させたい時は、スタンバイ時に前面ボタンを押せば4分駆動してくれる。トイレモードは約2.2平方メートル程度の使用が前提。

ルームモードに切り替えると、約8分放出、約2分スタンバイという動作に。広い部屋を存分に消臭したい時はこちらを使う。約6畳が守備範囲。

トイレに設置して使ってみた。確かに最初は強力なオゾン臭が広がって驚く。スイミングスクールのプールサイドにいるような香り。記者はそんなに嫌な匂いとは思わなかったが、気になる人は気になるそう。生臭い匂いという表現をする人もいるくらい。記者は消毒されている感じがする程度なので、そこは店頭で確認してから入手した方がいいかもしれない。悪臭退治のために悪臭を生んでしまっては本末転倒であるし。

ただ3週間ほど使用しているうちにほとんど気にならなくなってきたのは事実。おそらくタイミングの問題だと思うが、約2分放出した直後に入れば匂いを感じるが、直後でないと気にならない。また放出時でも人に反応してオフになるので、存分に2分放出した後ならともかく、これまた匂いが気になるほどにならないということもある。

 

 

記者が住んでいるのは古いマンションなので、トイレの換気が今ひとつ。匂いにもともと敏感な自分は気になって仕方なかった。これまでそれこそドラッグストアに売っているトイレ洗剤は全て試したし、試した芳香剤も消臭タイプから強力な香りタイプまで使った。さらに流れる水で除菌するタイプのものも使用したし、便器内部にスタンプするタイプも活用。さらにはミントが最強ではないかと、試してみたこともあるが、持続的に決定打となってくれるものには巡り合わなかった。そう、この『住宅用オゾン脱臭器 オゾンの力 for トイレ』に出会うまでは。

 

フィルター・パーツ交換など必要なしのメンテナンスフリーがうれしい!

 

空気清浄機などはフィルター交換などのメンテナンスはコストもかかるし、面倒。その点では電気の力でオゾン放出するだけのこの『住宅用オゾン脱臭器 オゾンの力 for トイレ』はランニングコストが電気代のみとなるのがうれしい。

ファンが内蔵されているので、部屋の隅々までオゾンが届く。多少の音はするが、トイレだと8割方眠っている状態なので気にならない。

何よりも感動したのはその消臭パワー。悪臭という悪臭が吹き飛ぶ。オゾン臭をこもらせないため、常に換気はオンにしておいた方がいいが、ほぼ無臭の領域にたどり着くので「科学ってすごい!」と叫びたくなる。ただ良い香りの芳香剤なども分解してしまうので、トイレはあくまで無臭環境一択にはなってしまうのだが。

生ゴミのあたりに据え付ければトイレモードでも十分脱臭してくれる。記者は部屋のそこら中に付けたくなってしまった。小さい割に高価だと感じる人もいるかもしれないが、まさに使用感は小さな巨人。匂いに悩まされている人全てにおすすめしたい脱臭のための最終兵器である。特になかなか除去できない便臭対策としては最強の部類に入るのではないだろうか。

 

 

オススメ度:(絶対におすすめ)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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