『バナペン®(BANAPEN)』バナナに文字が書ける専用ペン!甘さ控えめ『低糖度バナナ』の味わいも同時検証!!

PPAPの流行を横目に、株式会社ドール『バナペン®(BANAPEN)』なるものが注目を集めている。2016年にはサッパリとした『低糖度バナナ』を「公認バナナ」として東京マラソンに提供。そして2017年、新たに登場したのがこの『バナペン®』だという。バナナに文字を書くためのペンらしいが、その使い道と仕組みとは? 『低糖度バナナ』の味わいと共に検証だ!

原料はお酢だけだから、子どもが使っても安心・安全!

『バナペン®』(セット販売商品※入手方法は文末)は、2月26日に開催される「東京マラソン2017」の協賛社であるドールが、バナナにメッセージを書いてランナーを応援する 「ドール バナナメッセージキャンペーン」に伴い開発した日本初のバナナ専用ペン。

インクはなんと食用酢で、皮の酸化作用によって文字が書けるという仕組み。なるほど、バナナに直接色を付けるのではなく、自然の作用を活かして文字を浮かびらせるということだ。

お酢を使っているとはいえ、少しは他の原料も使っているのでは!?と疑ったが、原材料を確認すると「インク:食用酢」の文字。皮とはいえ食べ物に文字を書くことに多少の抵抗があったが、これなら安心!しかもMADE IN JAPAN!疑ってしまい申し訳ない!!

それでは使ってみよう。

一見普通のペンから、お酢の香りがプンプン!

見た目は、一般的な蛍光ペンのような形状。太字と細字があり、書かれている“注意書き”の内容以外は普通のペンと変わらない。

キャップを開けると、ペン先は真っ白。これまた使用前の蛍光ペンのように見えるが、この『バナペン®』のインクはお酢。これで先までインクが満たされている状態なのだ。

原料はお酢ということで鼻を近づけると…こりゃ完全にお酢!!お酢でできているのだから当然なのだが、ペンからお酢が香るというのはやっぱり不思議な感覚である。

オリジナルメッセージをバナナにしたためる新時代到来!?

東京マラソンのランナーへのメッセージということで、まずは“がんばって!”のエールから。

ペンを走らせてみると、光の加減で書いた文字がほんのりと見える。皮の酸化作用によって浮き出る『バナペン®』は、5分程度置くことで文字が綺麗に浮かび上がるようになっているのだ。

 

1分ほど待つと、パッと見ても読める程度には文字が浮かんでいるが、まだまだ薄い。それから徐々に濃くなっていき、5分後にはハッキリとメッセージが浮かび上がった。子どもが喜ぶのはもちろんだが、バナナに文字を書くなんて、大人の記者でも相当おもしろい。

「たべて」とストレートに伝えたり…

「げんきだして」と何気なく労ったり…

「牛乳買ってきて」とケンカ中の旦那さんに頼んだり…

人それぞれ、思い思いにバナナをコミュニケーションツールとして活用できる。

ちなみに文字を書いてから30分ほどでだいぶ濃くなり、半日ほど経つとさらに濃くなるという事実も伝えておく。

続いて『低糖度バナナ』についても検証してみる。

高地栽培より、ちょっぴり甘さ控えめの低地栽培バナナ!

『低糖度バナナ』(1袋550g以上・希望小売価格198円、2本入・希望小売価格128円)はフィリピン・ミンダナオ島の低地で栽培されており、サッパリとした甘みが特長。低地栽培だと水分が多く甘みの元となるでんぷん質が少なくなるため、高地栽培のバナナと比べて約13%程度糖度が低いという。

濃厚な甘みのバナナもおいしいが、たしかに運動中や食欲がない時などは甘すぎないバナナが食べたくなる。実際、ドールが行った調査結果でもアスリートがサッパリとしたバナナの甘みを求めていることがわかったという。

皮も中身も、見た目は普通のバナナと同様。一口食べると、甘さはありつつもスッキリとした後味が感じられる。完熟前の若いバナナの場合は硬すぎたり、甘みに物足りなさがあったりもした。しかし、この『低糖度バナナ』は、ちょうど良い堅さでありながらサッパリとした甘みで、違いは歴然である。

 

ちなみに『低糖度バナナ』は、シュガースポットとよばれる茶色の斑点が出る前に食べるのがオススメだそう。

糖度が13%低いと言われても正直ピンと来なかったが、バナナ特有の甘さをキープしつつ、「甘ったるくない」ほどよい甘さ。これより甘ければいつものバナナと変わらない、これより甘くなければ甘みが足りない…そんなドンピシャの味といえるだろう。

話題沸騰!入手困難な『バナペン®』はどこで手に入る!?

渋谷にある「ドール バナナ自動販売機」では、期間限定で『バナペン®』付きの『低糖度バナナ』(1本150円)を販売中。さらに皇居ランナーを応援するランニングステーション『JOGLIS』では、2017年2月25日まで『低糖度バナナ』をサンプリング中だ。毎日先着60人には『バナペン®』がもらえるキャンペーンも実施している。

「ドール バナナ自動販売機」では売り切れが続出しており、なかなか入手困難な『バナペン®』。バナナに直接メッセージを書くという大胆な発想で生まれた型破りのペンは、まだまだ人気が持続しそうだ。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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