【海外通販体験記】『Suprella Pro』Facebookで話題のドイツ製”逆転の発想”傘を海外サイトで直接注文!

忘れた頃に届いた『Suprella Pro』。ドイツの会社に注文したのになぜか中国から届いた!


注文したのは10月31日。そして『Suprella Pro』が届いたのは、12月16日。たっぷり6週間+2日かかって到着。何より驚いたのが、中国から発送されてきたこと。てっきりドイツから来るかと思いきや…。


梱包も何やら結構荒っぽい。中を開けてみると一応壊れてはいないようだ。色は思った通りのヨーロピアンブルー。ブラックとの対比が美しい。


ただ思ったよりもひと回りでかい。考えてみたら動画で見たのはドイツの人々の使用光景。日本人的普通サイズと思ったらいけなかったのだ。

実測で親骨の長さは60cmと、さほど大きくないはずなのだが、Rが大きく直径110cmの範囲が深い。

傘布は二重構造。水滴がハンドルに垂れてこないための措置ということは「GAX umbrella」と同じ。ただ二枚重ねの間は結構空間があって、UVプロテクト加工と合わせて、日傘がわりに使えば夏場は断熱効果もありそうな気もする。

重いように感じる約520g。携帯用として降ってもいないのに持って歩くのはかなり憚られる。折りたたみで軽量を売りにする傘は最近は100g台である。ただその分、ガッチリとした造りで、丈夫そう。ただあまりにも丈夫な傘なので台風などの強風時に子供や老人に持たせるのは要注意。壊れないことによって、メリーポピンズのように宙に浮いてしまう危険がある。


一番気に入ったギミックは、自立すること。閉じた状態でサッと立つ。これが楽しいし、地味に便利。ハンドルはユニバーサルデザインで、どう持っても大丈夫なのだが、リング部分を手の甲にかけるように持つと一番安定して重みも感じにくい。

 

土砂降りの雨の中でも歌い出したくなるほど快適。ただ普段持ち歩く傘としては重いし、大げさすぎる…


それでは基本的な傘として使用してみよう。雨を避けるという意味では大きいだけあって、抜群の機能性。人間だけでなく荷物などもしっかり雨から守ってくれるこの安心感は絶大だ。この快適さは土砂降りであればあるほど、ありがたく感じるはず。布地はナノテクによる抜群の撥水効果。表面を雨つぶはコロコロと転がり落ちるだけなので重くなりにくい。また中央に穴が空いているのだが、そこから雨が漏れることはなかった。

 

そして何よりの素晴らしさは、閉じる瞬間。雨の街から建物内に入ってサッと閉じると、濡れた表面が内側に折りたたまれる。したがって、そのまま服を濡らすことなく、携帯が可能なのだ。これは思った以上に快適である。

 

またクルマの乗降に使用するといいのは、大方の傘が全部開くまで雨に濡れてしまう構造なのに対して、内側から開いていくため早めに傘の内側に入り込めてスムーズ。クルマに備え付ける傘としてはかなりおすすめである。


恐らくこれを活用できるか否かは、このデザインをどこまで気に入って、持って歩きたくなるかにかかっているかだと感じた。機能だけなら土砂降りの日はともかく、普段持ち歩くには大きくて重すぎる。

 

もちろん今では海外通販にチャレンジしなくてもAmazon公式ストアで入手可能だ。

 

 

オススメ度:(良い商品です)
公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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