アイリスオーヤマ『ヨーグルトメーカー』は牛乳パックそのまま、自力でヨーグルトが作れる!
カスピ海ヨーグルトを作ってみよう!
続いてカスピ海ヨーグルト。スーパーで一般的に販売されているフジッコ「手づくりカスピ海ヨーグルト種菌セット」を使用。
こちらは500mlの牛乳パックにそのまま種菌1包を加えるだけ。
本体の温度は約27℃に設定されているので、カスピ海ヨーグルトのボタンを選択して発酵させる。12時間で自動的に切れてしまうが、こちらの種菌は24時間が完成目安。12時間後にもう一度スタートボタンを押し、発酵を続けた。固まっているのを確認して、冷蔵庫へ。
カスピ海ヨーグルトはとろりとした独特の粘りがあり、マイルドな味わい。
どちらのモードも、安定した温度で作ることが出来るので美味しさは申し分ない。
牛乳パックで作れるが、ちょっと気になる点が…
牛乳パックで作る為、口の部分が開いてしまったり、取り分けにくかったりする。付属の牛乳パック用ふたは、ただかぶせるだけの仕様でホールド力はない。こういう点はやはり専用の容器の方が扱いやすいかなと感じた。
また1リットルの牛乳パックで作った場合は、かなりの量となるため、すぐに食べきらない場合は何か別の清潔な容器に移し替えた方が良いと思う。付属の計量スプーンでは、長さが足りず取り出しにくさもあった。また取り出す時に牛乳パックの口にヨーグルトがつきやすく、そうすると雑菌も繁殖しやすくなってしまう。
作りやすいのは500mlサイズ!
またタイマー機能はないので、時間の設定は出来ない。プレーンの場合は8時間程度で発酵、今回のカスピ海ヨーグルトの種菌は24時間発酵にかかる。手動でスイッチの入/切をしなければいけないので、簡単なタイマーはあっても良いのかなと感じた。
ヨーグルトをお気に入りの牛乳をベースに、日常的に気軽に作ってみたい人に!
とてもシンプルなヨーグルトメーカーなので、気軽に毎日作ってみたい人向け。フレッシュな美味しさは間違いないので、日常的にヨーグルトを摂取したい人や、家族の人数が多く、ヨーグルトの消費が多い人にはおススメだ。
今回紹介した商品には「ヨーグルトメーカープレミアム(IYM-012)」(税別6,980円)もある。こちらは温度を1℃刻みで25~65℃、時間は1時間刻みで1~48時間まで設定可能。プレーン、カスピ海、ケフィアなど様々な種類のヨーグルトを最適な時間、温度の組合せで作ることができる。またヨーグルト以外にも甘酒や納豆、塩麹なども調理可能。