『福ヱビス』飲み頃に冷えると宝船と富士山の色が変わるお正月仕様のおめでたいビールで上機嫌に酔う!

本格ビールとして長きにわたって愛され続けているヱビスビールブランドから年末年始限定で登場したのが『福ヱビス』。2015年12月に発売して好評を得た色の変わる「ヱビス めでたい缶」のイラスト変更バージョンだ。

本格ビールならではの苦みばしった味わいと缶の華麗な色変化を楽しもう!

ヱビスビールは120年前の明治23年に「恵比寿ビール」として誕生した古き良き時代の日本のビールブランド。何しろこの恵比寿ビールを由来に、地名の恵比寿となったほど。


そんな正統派日本ビールの味わいは、苦味がしっかりある本来の良質なビールらしい味わいが特徴。近年はドライで苦味を抑えたタイプが主流だが、たまにヱビスの苦味が恋しくなるビールファンも多いのではないか。


今回紹介するサッポロビールによる『福ヱビス』(350ml・実勢価格 税込261円・2016年11月10日発売)は、キリッとした苦味の立ったヱビスの味わいをそのままに、温度によって色が変わる缶を採用した年末年始のお祝いシーズンにぴったりのおめでたさ満点デザインの缶に入ったビール。


2015年末にヒットした時の色が変わるデザインは鯛だったが、今回は宝船と富士山というおめでたさをさらにパワーアップさせた一品。普段は白っぽい部分が、冷蔵庫で飲み頃まで冷やされるとピンク色に変化し、宝船の帆には”福ヱビス”の文字が浮かび上がる。


厳密に言えば味に変化はないのだが、このギミックこそおめでたい雰囲気のアップに一役買う。縁起物というものはそういうもの。


実際に飲んでみると、キリッとして爽快な苦みが突き抜けるヱビスならではの大人のビール味。アルコール分は5%と、通常のビールと変わらないのだが、何となく酔いやすい味わいだ。これを美味しいと思えるかどうかが、本格ビールファンかどうかの踏み絵となるような味わい。

 

ドライなビールにうんざりしていたり、味が薄いと感じるようなら、ぜひこの『福ヱビス』を缶の色変化とともに寿感たっぷりに味わいたい。他に500mlサイズも有。

 

オススメ度:(絶対におすすめ)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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