『日清のどん兵衛 年明けうどん』よろこんぶ! 紅白! 寿かまぼこ! おめでたさてんこ盛りの縁起物うどん!

年越しはそば。近年ではカップ麺タイプのそばで年を越す人も多いが、この『日清のどん兵衛 年明けうどん』は年が明けてから食べるおめでたさ満点の縁起物うどんだ。

新年の浮かれムードでハッピーに味わいたい幸せ感満点の招福うどん

日頃何の信心もない人でも、初詣には行く。そこらへんが通常レベルだと思う。そして神社で縁起物のグッズを購入し、何となくおめでたい雰囲気のものを食べて新年気分を満喫するという。しっかり前年からおせちの仕込みをする人の方が最近は少数派だろう。


そんな時、買ってきてお湯を入れるだけで手軽におめでたい気分を味わえるこの日清食品の『日清のどん兵衛 年明けうどん』(81gうち麺66g・希望小売価格 税抜180円・2016年12月19日発売)も、現代の象徴ともいうべきお手軽縁起物商品。ちなみに世の中には「年明けうどん普及委員会」というものが存在し、元日から1月15日までに食べるうどんを、本当に年明けうどんと呼ぶらしい(とはいえ歴史のある風習ではないのだが)。


どこがどうおめでたいかというと、薄めの白だし風のつゆに、これでもかとおめでた食材がのっている。結婚のための結納でもおなじみの「よろこんぶ (よろこぶ※とろろ昆布」に、「寿」の文字を刻んだスライスかまぼこ、うどんの白と対をなす赤い梅干しで紅白を演出し、黄色い卵が彩りを鮮やかにする。


日本人ならこの麺面を見ただけで、「うん、めでたい」と納得しそうな徹底した浮かれぶりである。もちろん見た目のめでたさはわかったので、食べてみることにしよう。


スープはこんぶだしですっきり。麺はいつものストレートなどん兵衛うどん。ただよろこんぶのおかげもあって、旨みたっぷりのこんぶ感は非常に高くて美味しい。こんぶ由来のグルタミン酸ナトリウムの威力炸裂である。


そして丸くあまりシワのない赤い梅干しとともに食べると、すっきり感はさらにアップ。こってり好きには物足りないかもしれないが、お正月的な美味しさはこっちの方が正解だろう。普通に美味しくて、あっという間に食べきってしまう。かまぼこは寿の文字が書いてあるだけで、これといった味がしないのもご愛嬌。


とりあえず食べると招福パワーを体内に取り込んだような気分になるのがおすすめだ。明記はされていないが、明らかに期間限定商品だと思うので、気になる人はお早めに。生タイプ派は「日清のごんぶと 年明け鶏白湯うどん」も同時発売なので要注目。

 

 

オススメ度:(絶対におすすめ)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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