スズラン『フリスクマスク』突き抜ける清涼感が特徴のミントタブとの世界初コラボマスクで身を守り、目を覚ます

マスクは風邪の予防に必需品。しかし、近年では花粉や汚染された空気のシャットアウトにも欠かせないツール。そんなマスクが、ミントタブレットの「FRISK(フリスク)」と世界初コラボしたというから、これは話題にならないわけがない。ふだんはマスクをめったにつけない記者だが、使って試してレポートしよう!

驚くほどの爽快感でマスクなのに眠気覚ましにもなる!?

昭和十年創業以来医療衛生用品を製造・販売するスズラン株式会社(本社・名古屋市)は、マスク・メーカーの老舗としてもおなじみ。そんな機能性マスクとしても安心の技術をベースに、今回息を強力にリフレッシュすることで定評のあるベルギー生まれミントタブレットの定番「フリスク」とのコラボマスク『エアスペース フリスクマスク ペパーミント/ブラックミント 2枚入り』(9cm×17cm・希望小売価格 税抜200円・発売中)を生み出した。

さて閑話休題。近年、マスクというものは女子高生などに季節を問わず大ヒットしている。「マスク依存症」なる言葉も生まれるほど。いったい、どういう事情かというと、まず「外見に自信が持てずにマスクで口元を隠す」目的が挙がるという。次に「人の吐いた息が蔓延する電車などで、その空気をダイレクトに吸いたくない」という理由。まあ、なんというか、わからなくもないが殺伐とした世の中になったものである。おっと、また余談を。では『エアスペース フリスクマスク ペパーミント/ブラックミント 2枚入り』の概要をチェックしていこう。

パッケージに記されている注意書きを見てみると、まず目に入るのが「メントールが目にしみることがありますのでマスクを装着しての運転はおやめください」の表記。そして「メントールの清涼感に弱い方・アルコールに敏感な方・肌の弱い方は使用しないでください」という。これは、どのくらいのミント感なのか、期待と不安でいっぱいだ。ちなみに、この注意書きは「ペパーミント」「ブラックミント」とも共通であった。

 

では、さっそくマスクをつけてみる。

まずは「ペパーミント」から。

 

うおっ! パッケージを開けただけで、もうミントの匂いが漂う。さて、ではマスク装着!

鼻から目に抜けるようなミントの刺激がすごい。注意書きの通り、確かにミントが目にしみるので、運転中などにつけるのは少々危険かもしれない。現在、スギ花粉のシーズンではないので、記者は鼻づまりをしていないが、シーズン中はこのマスクなら鼻の通りも良くなるはず。

ミントの効果は、体感でだいたい1時間弱といったところ。意外と長持ちするなという印象を受けた。ミント効果が抜けた後は、普通のマスクとして使えばいい。これが一昼夜も持つような商品だったら、使い捨てがもったいなく感じてしまうので、このぐらいでいいのかもしれない。

次に「ブラックミント」を試してみる。

 

これはさらに強力に刺激してくる。ミントタブレット同様に、清涼感のあるミントとストロングミントの違いと捉えるのがよさそう。ここまで来ると、もう目覚ましマスクと言っても過言ではない。ただ外気乾燥やウィルスから身を守るだけでなく、目も覚ましたい時に最高に役立つのではないか。

もちろん肝心のマスクとしての出来だが、立体構造の使い捨てマスク商品を数多く市場に投入してきた実績のある会社なので、品質は間違いない。

ちなみに耳ひもは標準的なゴム紐タイプを採用している。

 

もはやマスクは風邪の予防だけに留まらない用途がある!

記者の世代では、マスクは風邪の予防としてつけるものであり、布製のガーゼでできていて、洗って何度も使うものだった。記憶が確かなら、医師や看護師などが使うマスクが使い捨てであり、それが一般にも普及していったという経緯があったように思う。

 

ただ、当初の目的である風邪の予防や、ウィルスをむやみに周囲へ撒き散らさないようにという配慮のためのモノから、ファッションや他者との“ATフィールド”を築くためのモノへと進化? したのがマスクであり、その意味では清涼感のあるミントタブレット「フリスク」とのコラボも、もはや風邪の予防というよりは嗜好性の強い商品であると感じた。パッケージに書いてあるが、眠気を覚ましたり、気分をリフレッシュしたいときに使うのがいいだろう。

 

 

オススメ度:(面白い)
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タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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