『THINKING NEND Puttys』ガラスのように透明な新感覚粘土、見た目も感触もすべてが初体験!

どうやら巷には、伸ばしたり、ねじったり、ちぎったりできる、記者が今までに見たことのない透明な粘土があるらしい。触ると色が曇るが、しばらくすると元の透明に戻る……とか!? 気になる粘土の正体は、株式会社イーストパール『THINKING NEND Puttys』。これは試してみるしかない!

子供が遊べるだけでなく、大人のリラックス効果にも期待

『THINKING NEND Puttys』(50g・税別980円は、アメリカ生まれの不思議な粘土。シリコン製で、空気に触れても乾かないのが特徴だ。子供の玩具としてはもちろん、粘土を握ることで指先の運動になり、脳が刺激されてストレス解消やリラックス効果が得られるとして、大人からも人気を集めているという。

 

もともとは工業用のシリコンパテで、粘土自体は1945年に初登場。しかし当時は粘土の特性をうまくアピールすることができず、ヒットすることはなかったのだとか。そんな中、イーストパールはシリコンパテの成分を独自に調整し、玩具の安全基準を表す「STマーク」を取得。アメリカにも「THINKING PUTTY」という似たような性質を持った製品があるが、実は全くの別商品なのだ。

それではいよいよ検証スタート!パッケージの箱を確認すると、裏には「誤飲・窒息の危険がありますので3歳未満のお子様には絶対に与えないでください」との注意書き。対象年齢が3歳以上であることは、あらかじめしっかりと把握しておきたい。

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さっそく開封……おっと、思ってたのと違うぞ!?

丸形の缶を開けると、あれれ?ビニール袋に包まれたスライムのようなものが入っている。動画を観て、てっきりクリアな粘土が直接入っていると思っていたので、少し拍子抜け。

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気を取り直して袋から『THINKING NEND Puttys』を取り出してみると、思っていたよりかなり堅い。スライムのような触り心地を想像していたので、この堅さには驚いた。だが、油粘土も新品の時はかなり堅いので、同じようなものかと納得する。

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匂いはそれほど感じられず、あえて鼻に近づければ、ゴムのような香りがほんのりする程度である。

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6歳の子供と一緒にしばらくコネコネしてみると「なんだか飴細工みたいだね!」と息子。まさにそれだ!なにかに似ていると思いながら遊んでいたが、これでスッキリした。見た目は完全に飴細工である。息子よ、母に気付きをありがとう!!

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形は作れるが、そのままの姿を保つのは短時間!

少量をちぎってボールのように丸め、思い切りテーブルに投げつけてみると20cmほど跳ね上がった。スーパーボールと違い形がいびつなため、どこに飛ぶかわからないというおもしろさがある。

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続いてゆっくり両手で引っ張ってみると50cm程度は軽く伸ばすことができた。そして、伸びた部分の真ん中から力を失ったようにダラーンと垂れていく……。次に雪だるまのようなものを作って置いておくと、ゆっくりと丸い一つの塊へと変化。なんとも不思議な感覚だ。

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『THINKING NEND Puttys』は触れると色が曇ってしまうが、事前情報の通り、5秒もすれば透明に戻り始める。すっかりクリアになった状態は、ガラスのように無色透明。光を当てたり、中にLEDを入れ込めば、クリスタルのように輝き、なんとも幻想的だ。

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何より良かったのは、手が全く汚れないこと。粘土や室内用の砂遊びは、どうしても手や部屋が汚れてしまうのがネックだった。しかしこの『THINKING NEND Puttys』は、最後まで綺麗な状態で遊ぶことができた。これは親にとって、かなりの高ポイント。手に匂いが付かないのもありがたい。

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一点、動画を観ると堅い粘土がトロトロに変化するように思いがちだが、それは勘違いであることは伝えておきたい。確かに動画にも「100倍速」の文字があり、実際にはトロトロではなく、本当にじ~っくりと時間をかけてダラーンと広がっていく感じである。

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その後も、なんだかんだでテレビを観ながら『THINKING NEND Puttys』を触り続けていた記者。いつのまにかクセになっているではないか……。『THINKING NEND Puttys』は主にヴィレッジヴァンガードで発売中。今までにない新感覚の粘土、しばらくマイブームが続きそうだ。

 

オススメ度:(良い商品です)
公式サイトはこちら

記者

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中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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