『デジタルメモ ポメラDM200』ひたすら文章にこだわりたい人のためのストイックなテキスト入力特化機!

作成した文書を移行しやすくなった『デジタルメモ ポメラDM200』

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今回の『デジタルメモ ポメラDM200』の目玉はやはり無線LAN搭載。Wi-Fi環境に接続することによって、PCなどとのやり取りがやりやすくなったところにある。iPhone、Macintoshパソコン限定だが、「ポメラSync」を使用することにより相互編集が可能になっている。

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そうでなくても、メールやクラウドメモサービスの「Evernote」などのアカウントにテキストを送信することができるので、同期はかなりやりやすくなった。ただワープロ的な使用法をしてきた人にとっては、結局のところSDカードに保存して文書を移す方が安心感があるのかもしれないが。

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まとめ:デジタル断捨離・ミニマリズムを実現して、徹底的に文章にこだわる人のための文字入力特化マシン!

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テキストデータは軽い。書いている内容がいくら重くても、データにすると情けないくらい小さい。ところがこの『デジタルメモ ポメラDM200』は軽いデータを作るためなのに、ずっしり重い。ただそれを自分の作成した文章の重みと考えれば、それなりに納得いくのかも…。

 

様々な通知ノイズを遮断して、一心不乱に原稿を書く人にとって、この『デジタルメモ ポメラDM200』は非常に魅力的。断捨離・ミニマリズム的に無駄なものを省いているストイックなマシンなので、使う人は選ぶかもしれないが、長文をガシガシ入力したい人にとっては最高の選択肢の一つとなるだろう。

 

小説などの創作はもちろん、ブログでも長文を書くタイプの人、また企画書もがっちり濃い内容を書き込みたいという人なら使いではあるはず。ワープロ専用機はほとんど世の中から消えてしまったが、この『デジタルメモ ポメラDM200』こそが、その直系のように思えた。

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【スペック】
本体色:ブラック
約263×120×18mm/約580g
7.0インチTFT液晶、 WSVGA(1024×600ドット)、 バックライト搭載
キーボード:JIS配列キーボード、 キーピッチ17mm
本体メモリ:128MB SD、 SDHCカード対応
バッテリー:リチウムイオンポリマー(充電約5時間で約18時間の使用が可能)
ACアダプタ:入力:AC100-240V(50Hz/ 60Hz)、 出力:DC5V 1.5A(USBポート出力)
インターフェイス:USB2.0(microBタイプ) ※PCリンク、 充電ポートとして使用
無線LAN:IEEE802.11b/g/n (2.4GHz帯)
Bluetooth4.0+EDR/Bluetooth(R)キーボード対応OS:iOS 9.0以降/Android 4.4以降
PCリンク対応OS:Windows7以降(32/64bit版) 各日本語版/Mac OS X 10.9以降
搭載辞書:「角川類語新辞典.S」「明鏡国語辞典 MX」「ジーニアス英和辞典 MX」「ジーニアス和英辞典 MX」
付属品:ACアダプタ、USBケーブル、親指シフト用キートップシール

 

オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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