『スーパーカップ大盛り よっちゃん風いか焼そば』ロングセラー駄菓子とコラボした酸っぱい焼そばを実食!

1977年誕生の酢漬けイカ駄菓子「カットよっちゃん」と大盛りシーンの火付け役「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」がコラボして『スーパーカップ大盛り よっちゃん食品工業監修 よっちゃん風いか焼そば』が誕生。エースコックより発売前に特別に提供してもらえたので、食べてみた!

「カットよっちゃん」実物が入っているわけではなく、焼そばで味わいを再現した異色作!

♪スルメじゃないよ、酢漬けイカ という民謡調の印象的なメロディーと独特な歌詞のCMで1977年(昭和52年)の誕生から、駄菓子シーンに君臨し続けている酸っぱいイカのお菓子が「カットよっちゃん」。今ではコンビニでも気軽に手に入ることもあって、知っている人も多いとおもう。ちなみに1977年は王貞治がホームラン世界新記録・756号を達成し、ピンク・レディーが最初のヒット曲「ペッパー警部」を出した年。

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一方「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」は大盛りブームの火付け役と言われるロングセラー商品で、がっつり空腹のお供として大人気。

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その二大人気者のコラボで生まれたのが、エースコック『スーパーカップ大盛り よっちゃん食品工業監修 よっちゃん風いか焼そば』(158gうち麺130g・希望小売価格 税抜220円・2016年10月17日発売)。ちなみに「カットよっちゃん」CMはこんな感じ。

 

ちなみにパッケージの右下に”当商品は「カットよっちゃん」を使用した商品ではありません”と書いてあるので、期待していた人は注意。麺は丸刃仕上げの弾力のある油揚げ麺で、量は「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」と同じ130gの大盛りサイズ。

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今回は検証のために「カットよっちゃん」を買って来た。

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食べてみるとまあ酸っぱいけれど、さほどでもない。イカの風味と旨味とホロホロした食感のチップ。

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湯戻し時間は3分。かやくはイカのみで先入れするのだが、これが非常にイカ臭いイカチップ。この時点では酸味はない。

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調理完了、湯切り。

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今回はソースという扱いではなく、”たれ”で、カツオやサバなどの魚介に昆布を合わせた醤油ベースに醸造酢を加えたもの。そこに別添で「カットよっちゃん」の特徴である三杯酢風味の「めちゃすっぱ! ふりかけ」をかけることによって完成する。

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まずは調味たれを投入。この時点でオレンジになり、漂ってくる酸っぱい香り。十分な気もするが、そこにさらに「めちゃすっぱ! ふりかけ」を。

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目にしみるというか、むせ返るというか、これはかなり強力なオレンジの粉。くれぐれも吸い込まないように。

 

酸っぱい焼そばってアリなのか!? 酸味を強調しすぎて本家「カットよっちゃん」より断然酸っぱい仕上がりに!

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軽くむせながらよくかき混ぜて食べる。これは酸っぱい。酸っぱすぎる。事前に「カットよっちゃん」を食べた上の検証なのでわかったが、本家「カットよっちゃん」はこんなに酸っぱくないし、イカそのものがゆえにイカ味も断然濃い。

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実際に食べ比べなければ、それなりに「よっちゃん」風と納得したかもしれないが、もろに比べたので物足りなく感じてしまった。ただまずいわけではなく、十分美味しいし、酸っぱい焼そばという新ジャンルを体験できて、実に楽しかった。なぜか箸が止まらなくなる。ただよっちゃんレベルを要求しすぎると拍子抜けするだけ。かやくのイカも捜索しないと出てこない分量なのも…。

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実は余った「カットよっちゃん」をふりかけて食べてみたが、これが実に美味しい。なので事前に用意できる人は「カットよっちゃん」をトッピングとして入手しておくと、より楽しめると思う。あとイカ臭さと酸っぱい香りの強烈なハーモニーなので、オフィスなどではかなり食べにくいだろう。

 

 

オススメ度:(良い商品です)
公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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