『カレ・ド・ショコラ カカオ88』健康意識の高い大人が愛する美味なるハイカカオ、ついに88%まで到達!

かつて肥満や虫歯の元とされていたのは今は昔、今では健康意識の高い人が積極的にチョコレートを食べるのが現代流。そのブームを牽引しているのはカカオ分70%以上のハイカカオ製品なのだが、中でも人気の高いのが森永製菓の「カレ・ド・ショコラ」シリーズ。そこから何とカカオ分88%という『カレ・ド・ショコラ カカオ88』が登場。これはもう味わってみるしかない。

 

カカオ・ポリフェノールが最高レベルの88%! それでも美味しくなければ意味はないが…

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そもそも健康意識の高まりとともにハイカカオ・チョコレート人気が高まったのは、そこにカカオ・ポリフェノールがふんだんに含まれているから。ポリフェノールといえば”錆びないカラダ”を目指すために必要な抗酸化物質として健康維持や美容に感度の高い人には注目度上昇中だ。

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なので現在のハイカカオ・チョコレート・ブームを牽引しているのは、健康意識の高い大人が中心なのだとか。そうした人の間では、健康維持のために毎日チョコレートを…というのが新常識になりつつある。

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ただ、カカオ分が高いチョコレートは他の原料が少ない分、美味しく仕上げるのがとても難しいのだとか。カカオ特有の苦味やエグみ・雑味が強調されてしまい、毎日食べるのはちょっと…という商品も少なくない。そんな中、味にもこだわりを見せて人気を博したのが森永製菓の「カカオ70」。1997年の発売から、ハイカカオチョコレートの先陣を切ってきたロングセラーだ。カカオ分70%で美味しく食べられるのに驚いた人も多いだろう。「カカオ70」も十分ハイカカオだが、カカオの健康を望む“カカオマニア”のリクエストはさらに上昇。

 

「美味しくてさらにハイカカオな商品があったら!」そんな要望に応えてついに登場したのが、カカオ分88%という高配合を実現した『カレ・ド・ショコラ カカオ88』(18枚入/86g・希望小売価格 税抜330円・2016年8月30日発売)。残すところ12%で、あとは全部カカオ分だというから驚く。これはさすがに…、と正直記者も思った。美味しいはずはないと。

 

もはやカカオの塊、恐る恐る口に入れてみると……、おや、美味しい!?

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パッケージは高級感みなぎり、この価格で個別包装もしっかりとしていて森永製菓の本気ぶりがみなぎるもの。たっぷり18枚並んだうちの一つを取って、丁寧に包装を剥がしてみる。カカオの香ばしさの中にほのかな酸味がある良い匂いが漂ってきた。この時点では実に美味しそう。いや、まだまだ油断は禁物だが。

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そしてついに一口。苦くてエグくて酸っぱいのかと思いきや、コクのある薄手の板状チョコはパリンと割れて、ほんのりとした甘さとともに心地よい苦味が広がる。これは…、もう一口食べてみるしかない。半分かじったその残りを口の中へ。確かにハイカカオ特有の濃い味わいはありつつも、余計な渋みなどの雑味がなく、食べやすい。というより、美味しい。それでいてカカオポリフェノールは1枚で160mg、1箱で2880mgという高配合だ。カロリーは1枚27kcal。

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今までカラダに良いからと少なからずハイカカオ・チョコレートに挑戦してはくじけてきた記者だが、これは素直に美味しいと感じた。そして確かにこれは甘さを楽しむというよりも、カカオの濃厚な風味を嗜むタイプの大人のチョコレートだと。

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普通のチョコならミルクだったりライトなコーヒーを飲みたくなるものだが、これはもうコーヒーでも深煎りの本格派のコーヒーが飲みたくなるし、紅茶も濃く煮出したダージリンなどの個性の強いものを合わせたくなる。

 

さらに言えば、ずばりウィスキーが飲みたくなる。ブランデーでもいいが、長期熟成でとろりとした琥珀色の液体が無性に飲みたくなるのだ。こんなことを言っては何なのだけれど、子供に与えるのは少々もったいないような…、そんな気もしてならない。

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大人でなおかつ健康意識が高く、味わいもまた捨てがたいというこだわりの年代の男女こそ、この『カレ・ド・ショコラ カカオ88』を味わってほしいと思った。

公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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