『J-FORCE ブルートゥース対応FMトランスミッター』カーオーディオでスマホの音楽が聴ける!

面倒なスマホとの「ペアリング」も、ほぼ1ステップで簡単に!

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と、機能面の説明は前ページのような感じだが、ブルートゥース機能を使うためには「ペアリング」という作業が必要となる。こういう言葉だけでもう難しそうと思ってしまう人もいると思うが、これが非常に簡単。シガーソケットに本体を挿し込み、スマホの設定で「ブルートゥース接続」をオンにすればいいだけ。スマホが勝手に「JF-BTFM23」を認識するので、接続可の状態にすれば使えるようになる。

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ちなみにiOSでも接続方法は同じ。なお、これらの設定は初回のみで、2回目以降は自動的に接続されるので、いちいち設定する必要がないのも便利だ。

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どうやってFMで送受信すればいいのかというと、本体の+/-ボタンで飛ばす周波数を設定し、カーステレオ側のチューニングをそのバンドに合わせればOKだ。ちなみに76.0MHz~108.0MHzのワイドチャンネルに対応しているのも特徴で、任意の周波数を選べる。ただし、注意したいのはFM放送局で使用中の周波数は使用できないので、いわゆる”空いている”周波数に設定しよう。これは豆知識だが、FM局の周波数の±0.1(例えば80.0MHzの前後、79.9MHzと80.1MHz)はうっすら電波が入ってしまうので避けたほうがいい。

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さてさて、これはすべてに当てはまることではないが、記者のクルマではシガーソケットが灰皿と一体型なため、この製品を正対で差し込もうとすると灰皿の枠が当たってしまい、90度回転させなければ挿入できなかった。これだと運転席からLED液晶が見えない。でも、このLED液晶には周波数が表示されるだけなので、一度設定してしまえば必要はない。むしろ、USBポートが上側に来るため、挿し込みやすくなってメリットのほうが大きいという、災い転じて福となった典型である(笑)。

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ほらね(笑)。

まとめ:音質もGOOD! 充電も早い! 冗談抜きで「これは欲しい」と思える商品だ

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実際に『ブルートゥース対応FMトランスミッター』を使ってみたが、音質はまったく問題ないレベル。もちろん、カーステレオのスピーカー性能によるところも大きいのだが、いわゆる「ラジオを聴いている感じ」ではまったくない。しかも、スマホ側でボリュームを調整できるのがいい。つまり、後部座席からでも操作が可能となっているのだ。

 

気になるBluetooth接続だが、これも驚くほど問題なかった。ズボンのポケットにスマホを入れていても電波が途切れることはないし、後部座席でスマホを本体に向けるといった意識をしないでも途切れなかった。これなら実用にはまったく問題ないと言っていいだろう。また、充電も記者が今まで使っていた充電器より早い印象。あれこれ機能が搭載されているが、あれこれが全部高レベルというのも珍しい。実売で3,500円前後。久しぶりに「あ、これは欲しい!」と思わせてくれる商品だった。

 

オススメ度:(絶対におすすめ)
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タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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