『ミニッツ メイド スムージー アサイーバナナMIX/マンゴーキャロットMIX』健康意識が問われる問題作!

クラッシュアイスや凍らせた果実や野菜をミキサーで作り、主にファッショニスタやセレブなど健康意識の高い人に愛されているのがスムージー。正直ちょっと手間。そんな人に役立つのがこのパウチタイプでいつでも飲める『ミニッツ メイド スムージー アサイーバナナMIX/マンゴーキャロットMIX』だ。

凍ってないけどスムージー、確かにドローリ感はそれっぽいが…

「ミニッツ メイド」は日本コカコーラが展開する果実飲料ブランド(一部チルド商品は明治から発売)。今回の『ミニッツ メイド スムージー アサイーバナナMIX/マンゴーキャロットMIX』(160g・希望小売価格 税抜各210円・2016年8月22日発売)はコカコーラ初となるスムージー製品だ。パウチスタイルでいつでもどこでも気軽に楽しめるというのが特徴。

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ただちょっと待って。通常スムージーって氷を混ぜてミキサーにかけるか、さもなくば野菜や果実を凍らせたものをミキサーにかけて作るものではなかったか。まあジューススタンドでもクラッシュアイスと豪快に混ぜてほとんど氷が溶けてしまっている場合もあるので、結果的には通常のジュースに比べてどろっとした感覚があればスムージーと呼んでもいいのかもしれないが。

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釈然としない気持ちを抱えたまま、とりあえず飲んでみることにする。高い品質の野菜汁や果汁を使用した上、甘味料や着色料、保存料を一切使用せずに、果実のピューレをたっぷり使っているということで、健康には良いはずだし。

■『ミニッツ メイド スムージー アサイーバナナMIX』

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スーパーフードの呼び声も高い酸っぱさが特徴で抗酸化物質のポリフェノール含有で知られるアサイーにりんご、バナナ、ぶどう、レモン、ももなどを投入したフルーツの恵みてんこ盛りの構成。

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キャップを開けると健康に良いミックスジュース特有の、健康になるためには少々我慢しないと的なフレーバーが漂う。恐る恐る一口。濃い口のバナナジュースに酸味が突き抜けるこの味わいは、やはり健康系の素直に美味しいとはなかなかに言いにくい味わい。

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果汁100%だが、濃厚とろり感はさらに130%くらいの感覚。ポリフェノールで錆びつかない体を目指す人なら我慢できるのかもしれないが、記者には少々難易度が高かった。

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■『ミニッツ メイド スムージー マンゴーキャロットMIX』

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気を取り直して、にんじん入りということでさらに難易度アップが予想されるこちらにも挑戦。ただ開けた瞬間のフレーバーはこちらの方がクセが少ない。もちろん体に良いです的な風味はその奥底にしっかり感じるので、警戒は解かない。

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バナナ、マンゴー、りんご、レモンににんじんというラインナップで、果汁と野菜汁を合わせて100%。これもどろりとした中に微妙な野菜風味が加わっているので、健康意識が高くないとかなりの難物。

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ビタミンAとCが入っていて、体に良いことはわかっているのだが、正直日常的にスムージーを飲んでいるわけではない記者には美味しいと感じることはできなかった。

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まとめ:普段からスムージー慣れしていて、作る時間がもったいない人にならおすすめ

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くれぐれもジュース的な美味しさを求めたらいけないと痛切に感じた。いわゆるこれは体に美味しいものであって、舌で美味しいものではない。美しく健康に輝く体を手に入れるためには必要なのかもしれないが、記者はなかなかそうした境地にはたどり着けないのだなと意識の低さを痛感。

もちろんこうした飲みにくさなども、普段からスムージーや青汁などに慣れている人にとっては何てことないのだということもわかる。なので時短スムージーとしての意味合いはしっかりあるのではないだろうか。

オススメ度:(ピンときたら、どうぞ)
公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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