『カップヌードルライトプラス トマトそうめん』少々面倒な夏の風物詩、今年も食べてみた!

お湯を入れた後に氷を入れてアイス調理する昨年夏発売の「カップヌードルライトプラス 旨だしそうめん」の好評を受けて今年の夏は新味追加。流行りのトマト味で、その名も『カップヌードルライトプラス トマトそうめん』。それでは食べてみよう。

がっちり冷やすにはそれなりに工夫が必要なのか…

そのまま従来のホットタイプのそうめんとしても食べることはできるのだが、やはり気になるのはアイス調理。そう、氷をぶち込んで無理やり冷やすアレである。去年やって、結構面倒だった気もするが…。それでもトマト味というのに惹かれて、今一度今年もやってみた。

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日清食品『カップヌードルライトプラス トマトそうめん』(64gうち麺50g・希望小売価格 税抜180円・2016年6月27日発売)は「カップヌードルライトプラス」シリーズで、低カロリーが売りの商品ライン。彩り鮮やかな野菜もたっぷりと入り、スープまで飲んでも198kcalというのは今回もそう。

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さあ問題の調理である。アイス調理の方法はフタの裏に書いてあるという。ということはめくってしまっていいのだろうか? 湯入れ後の蒸らし時間はどうするのか。フタの裏にはそこら辺のことは一切書かれていないし、全部作り方を読むためにほとんどフタはめくってしまった。

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釈然としないまま湯入れをするために湯沸し。ところがここでも問題。アイス調理の湯量はカップに刻まれている線よりも3cm下でと書いてありながら、麺と具材がギリギリ浸るまでとも書いてある。ところが測ってみると線の部分から2cmあたりに麺がある。その上に具材…。一体どうすれば…。トントンして中の麺を下にずらすことができるかやってみたが、できない。

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またもや釈然としないまま湯入れ。ギリギリ麺が湯に触れるように3cmより少し上の地点まで入れる。めくってしまったフタを往生際悪く乗せて30秒。フタを開けてかき混ぜて、再びフタを乗せて今度は2分30秒。ああ、忙しい。

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しかもその後に氷も入れなくてはならない。なので何となく蒸らし終わった麺の上に氷を投入。これも量が書いていないので、あふれないように気をつけないと。記者が入れた氷量は多かったようなので、途中で溶けきらないうちに一個取り出してスープ量を調整した。

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氷で冷やすというが、氷が溶け切っても”冷たい”まではいかなかった。何か間違っていたのだろうか。いや、これ以上氷を入れると確実にカップからスープがあふれてしまうし…。とにかく釈然としないまま、味わう。

面倒だけど、確かにトマト風味のそうめんは美味しかった!

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具材はトマト、黄パプリカ、白ネギ、タマネギ、キャベツと賑やかな色合いが楽しい。麺はレタス約2個分相当の食物繊維を練り込んだそうめんとのことだが、果てしなくカップヌードルのおなじみの麺をベースにしたつるつるのストレート麺。そこにかつおだしとトマトの酸味と旨味を合わせた特製スープが絡む。

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一口食べて、美味しいと感じた。もっと冷たいともっと美味しいと思うが、アイス調理の限界で常温的な感覚。それでも美味しいのだから、もともと相当美味しいのだろう。第一にトマトスープは冷たいトマトパスタがイタリアンで定番なくらい味は保証つき。そこに日本ならではのかつおだしが投入されて、和風なさっぱりそうめんとくれば、夏場のむしむし環境にピッタリな冷たい麺の出来上がりだ。正直食べる前から美味しいと信じていた。

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結果的にアイス調理にはすっかり手こずらされてしまったが、トマトの酸味と冷たい(常温?)そうめんの組み合わせはとてもうまい。ただ香りが不思議なことに味噌汁なのだが、それはなぜか。キャベツやパプリカなどの具材がほんのり甘くなっているのもそうめんに入っているフルーツのようで楽しい。

 

夏場に汗だくにならずにカップヌードルを楽しみたい、しかもできれば低カロリーで、という人にはオススメ。ただ調理は結構大変なので、オフィスなどではなく自宅のキッチンでしっかりと油断せずにアイス調理に挑んだ方が良いだろう。また昨年好評を呼んだ「カップヌードルライトプラス 旨だしそうめん」も同時再発売。

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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