『ビールアワースタジアム』球場で飲むビール気分を自宅で手軽に味わえるガン型が楽しい!

夏だ! ビールだ! ナイターだ! ということで、これからの季節は野球場で飲むビールが格別。そんなスタジアム気分が味わえる『ビールアワースタジアム』タカラトミーアーツより発売された。ガン型のビールサーバーで、この夏は自宅でスタジアム気分を味わいたい。

電池レス駆動で国内メーカーのビール缶に対応、今夜は大騒ぎだ!

実際に球場に足を運んだことがある人なら分かると思うが、プロ野球を観戦中には可愛らしい“売り子”さんが、生ビールの入ったサーバーを背負って売り回る。その時に飲むビールは、本当に美味しいのだ。そういったビールをお手軽に缶ビールで実現できるのが、タカラトミーアーツから発売された『ビールアワースタジアム』(155×275×71mm・希望小売価格 税抜2,300円・発売中)だ。

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タカラトミーから発売されている「ビールアワーシリーズ」は2011年から展開されていて、その累計売り上げは約80万個にも及ぶ人気シリーズ。これまではビアホールのサーバーみたいな、いわゆる実用的な商品が多かったが、ここへきて斜め上の商品を出してきた。野球場の売り子気分が味わえるガン型ビールサーバーという、ビールを楽しむという娯楽的が強い玩具チックな商品だった。

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同梱品を見てみると、ビールアワースタジアム本体とノズルなど。そう。電池などは一切使用しないのだ。圧力のみでビールを噴射させる機構は、同社がこのシリーズで培ってきた技術の賜物。缶ビールをセットするだけで、簡単にガン型ビールサーバーの出来上がりというわけだ。

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説明書を見ながら組み立て開始。組み立てと言っても、ノズルをはめたりするだけの簡単な作業で、ものの5分とかからない。プラスティック製なので、非常に軽く、持ち手もしっくりとくる。まさにモデルガン(銃)のようなスタイルなのだ。

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では、さっそくビールを注いでみよう。350mlの缶ビールが1本セット可能で、缶の上部の直径が56~57mmのものに対応しているというから、国内ビールメーカーの缶ビールや発泡酒、新ジャンル、ノンアルコールビールテイスト飲料すべてがフォローされている。

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前面のビアトリガーでビールをグラスに注ぎ、その後に2、3回軽くシェイクして背面の泡トリガーで泡を注ぐと、美味しく飲めるビールの出来上がり。なお、使い終わったら丸洗いが可能で清潔的だ。これでスタジアムのビール気分になった……のか?

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まとめ:バーベキューなど屋外のパーティグッズとして活躍しそう

そりゃ、スタジアムの売り子のお姉さんみたいな人からビールを注いでもらえれば、確かに球場観戦の気分が味わえるかもしれない。ただ、記者は今回、ぼっちでビールを注ぎ、静かに飲んだ。こういう浮かれたグッズは、ぼっち飲みには向かない。もし、パリピ(パーティー好きな人達)にバーベキューなど屋外でのレジャーに誘われるようなことがあれば、こっそりバッグに『ビールアワースタジアム』を忍ばせ、サプライズで盛り上がるのもいいだろう。なお、ボディカラーはマグナムブラックとモルトイエローの2種類で展開されている。

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とにかく、これは実用性を求めるグッズではない。仲間と盛り上がれるパーティーグッズのひとつとして考えれば、税抜き2,300円というのは許せる金額だろう。ぼっちにはハードルが高いかもしれないが……。ただ、気をつけてほしいのは盛り上がったからといって、人に向けてビールを噴射するのはダメ、絶対! メーカーもビールかけには使わないように注意書きをしている。

 

オススメ度:(ピンときたら、どうぞ)
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タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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