『物流くんロング』手は切れないのにダンボールやガムテープはズバズバ切れるダンボールカッター最新版!

ネット通販全盛時代の今、ダンボールを自在にカットできるダンボールカッターは、一度使うと手離せない代物だ。そんな中、長谷川刃物株式会社(岐阜県関市)が展開する定番ダンボール専用カッター”ダンちゃん“シリーズからニューフェイス『物流くんロング』が登場。刃が収納できるのが新しい!

ストラップでいつも身につけて、ダンボールを見つけたらズバッ!

ダンボールカッターといえば刃がギザギザしているものの手を切るほどには鋭くなく、気軽に使えるのが良いところ。ただ長く使っているとガムテープの粘着剤がくっついてしまって美しくない。ところがこの『物流くんロング』(DC-25・刃渡り75mm・希望小売価格 税抜750円・2016年4月発売)はフッ素コーティングした刃を使用しており、ベタベタがくっつかずキレイなままいつでもダンボール開封が可能だ。

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記者も普段からネット通販や引越しの局面で、ダンボールカッターは愛用しているが、刃の部分がいかにもな感じでベタベタと汚れるのが嫌だった。それが無いというだけでも大いに魅力的。

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もちろんこの『物流くんロング』はそれだけでは終わらない。手を切りにくいとは言っても刃は刃。子どもなどがいる場合はそれなりに気を使うものである。ところがこの『物流くんロング』は刃が収納式になっているのが新しい。

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使い終わったら刃をしまっておくと安全性は抜群。さらに底部にストラップホールが付いているというのがくすぐる。つまりいつでもベルトなどに装着しておいて、サッと取り出して扱えるのだ。普通の暮らしをしているとそんな局面はそう簡単に訪れないのはわかっているが、ちょっとうれしい機能である。

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こんな機能が付いているのは、”物流くん”というだけあって、もともとは配送センターなどの物流の現場で使われているプロフェッショナル・ツールだったから。その本格的な機能を誰でも扱えるようにアレンジしたのがこの『物流くんロング』なのだ。

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刃はステンレス刃物鋼、柄の部分はABS樹脂製。51gの軽量なので、女性でも簡単に扱える。ちなみに『物流くんロング』が威力を発揮するのはダンボールやガムテープだけではない。箱は手だけで開けやすくなったのに厄介なストレッチフィルム貼りは健在のAmazon通販、そのビニールもズバッと切れる。丈夫なPPバンドも軽くカット。これがどうにも気持ち良い。

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記者は今回引っ越しタイミングでおためししたのだが、切れ味は非常に気持ちが良かった。ただ正直な所、18段階ロックは使わなかった。基本的に限界まで刃を出しておいた方が力を使わずに滑らせるだけで切りやすいからだ。あと引っ越しのダンボール開けは非常に心持ちとしてワイルドな気分で、こうしたツールもワイルドに使いたくなる。普通のカッターだとワイルドにざっくり行くと中身までカットしてしまいがちだが、『物流くんロング』はは先が丸いので中身を傷つけにくいのも助かるところ。

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そうしてベルトに取り付けてサッと取り出せるのは非常に楽しかったが、刃をしまう時に馬鹿力でググッと刃を収納したら、後ろの方のストッパーを飛び越えて刃がロック解除されてしまった。物流くんという名前からハードな使い方に応えてくれると思ったが、これはちょっと意外。ただ妻に使わせるとストッパー以上には引っ張れなかったので、普通に使う分には問題のない仕様なのだろう。

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また『物流くんロング』は、通常のカッターだと順番に折っていく替刃式だが、それだと近年話題の”異物混入”の可能性も免れないということでの一本刃とアピールしているのが、業務用テイストでテンションが上がる。

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またネットオークションに出したものを送付するとき、ぴったりサイズのダンボールがないときに加工した経験がある人なら、『物流くんロング』は大いに役にたつ。刃の幅も狭いので、細かなカットも自由自在。ゴールデンボンバーの喜矢武豊のようなダンボール・アーティスト(!?)になりたい人もこれを使うと表現の幅がぐっと広がるはず。

購入は公式オンラインショップ「刃物市場」などで可能だ。

 

 

オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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