『ダイドーブレンド うまみブレンド』珈琲豆の果肉の味わいを盛り込む新手法で缶コーヒーを進化させた!

「世界一のバリスタ監修」シリーズでエスプレッソをブレンドして新しい美味しさを生み出すなど、頭打ちと言われていた缶コーヒーシーンに風穴を開け続けているダイドードリンコからまた画期的新味『ダイドーブレンド うまみブレンド』が登場。何とコーヒー豆の果肉の味わいを盛り込んだ!

果肉の味わいが缶コーヒーの味の新しい扉を開ける!

缶コーヒーの工夫というと、豆のセレクト、焙煎の具合など、ほとんどその手法は出尽くした感があった。だが『ダイドーブレンド うまみブレンド』(185g・希望小売価格 税抜115円・2016年2月29日発売)は珈琲豆の果肉を使うという新手法を採択。これはなかなかに死角だったのではないか。

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さすがダイドー、やることが違う。まだまだ缶コーヒーを面白くしてくれるその姿勢に缶コーヒーファンとしては頭の下がる思いだ。ちなみに珈琲豆というと真っ黒な印象があるかもしれないが、それは乾燥して焙煎して焦がしたから。

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もともとは赤い実で豆である種を内蔵した果実である。その珈琲豆を取り巻く果肉を味わいに入れ込むのはまさに新発想。

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ちなみに果肉の味わいはコーヒーチェリーとも言われるように甘酸っぱくほのかな甘みのある味。コーヒーもフルーツの一種ということを改めて再認識させてくれる。実際に飲んでみるとダイドーならではのコクと旨味のあるブレンド味にふんわりした甘みが追加されていることがわかる。コーヒーの瑞々しさがこれによって一気に高まっている。

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これは美味しい缶コーヒー。自販機などで気軽に買えるとは実にうれしい。コーヒーと言えばぎりっとした苦味で渋い顔をしながら飲むものというイメージを中高年だと持っていると思うが、これはもっと華やかで、若い世代が喉を鳴らしてゴクゴクと飲めるタイプのすっきりブレンド味。

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もちろんこのままでも十分美味しいのだが、一つだけ気になったのは、レギュラーの甘さなので、少し甘すぎるところ。ほのかな珈琲果実を味わうためにも、是非ともここは微糖バージョンを出して欲しいと感じてしまった。絶対美味しいと思うので。

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自販機やコンビニで見かけたら、この価格でこの味わいは貴重なので是非とも新しい缶コーヒーの世界を体験してみて欲しい。缶の色もきれいなので、冷蔵庫にずらりと並べても目にうれしいはず!

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オススメ度:(絶対におすすめ)
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記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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